アパートの外壁塗装はいつ行うべき?タイミングや費用相場、起こり得るクレーム問題を解説

アパートの外壁塗装は定期的に行わなければなりません。
その理由は、外観の美しさを保つだけでなく、アパート自体の価値を持続させる意味でも必要だからです。
また、手入れの行き届いたアパートは入居者からも魅力的に見えるので、空室対策としても効果的でしょう。
しかし、悩んでしまうのが外壁塗装を行うタイミングについてです。
外壁塗装の必要性は理解していても、どのような時期にすべきか、どれくらいの周期で塗装が必要なのか、費用はいくらかなど、わからないことが多ければ簡単に判断できません。
そこで今回は、アパートの外壁塗装のタイミングに悩む大家さんに向けて、塗装費用や相場、時期などについて解説していきます。
外壁塗装時の注意点についても紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

Contents

アパートに外壁塗装が必要な理由

外壁塗装

そもそも、アパートの外壁塗装の必要性に疑問を持っている大家さんもいるかもしれません。
しかし、住宅である以上外壁塗装は必要です。
ここでは、なぜ定期的な外壁塗装が必要なのかを解説します。

建物の劣化スピードを遅らせる

外壁塗装が必要な理由の一つとして、建物の劣化を遅らせる意味があります。
建物の外壁は常に雨や風、砂や紫外線などに晒されている状態です。
特に、紫外線や雨などは絶対に避けることができず、これらによりダメージを受けてしまいます。

ダメージを受けたまま修復しないでいると、建物の内部にある断熱材や柱、梁の部分にも劣化が伝わる可能性があります。
建物の内部の状態は外観から判断できないことも多く、気が付いた時には外壁塗装では修復不可能になってしまうケースもあるのです。

少しでも建物の劣化を抑えながら、美しい外観を維持するためにも外壁塗装は必要です。
美しい外観を維持することは、建物保護の他に資産価値の維持も期待できます。

内見に来た時の印象をアップさせる

アパート選びの際に、入居者は何を重視して決めるのでしょうか?
立地や間取り、機能性などを鑑みて、総合的に判断する方が多いでしょう。
さらに見た目の印象も重要になり、きれいであればあるほど住みたいと考える方が増えていきます。
同じ家賃で外観がボロボロのアパートときれいなアパートであれば、きれいな方を選ぶでしょう。
また、見た目が良い物件の方が、若干家賃が高くても選ばれやすい傾向です。
外観がきれいなアパートは、内見に来た時の印象が良くなるだけでなく、手入れが行き届いていると感じます。
そのため、ここで生活したい、ここなら快適な暮らしができると感じるため、入居者アップも期待できるのです。

多額の修繕費を払わないようにする

アパートの外壁塗装は、必要なメンテナンスの一つです。
外壁の塗料によって、多くのことから建物を守ってくれているため、定期的に塗り直さなければ保護する力も弱くなってしまいます。
一般的な外壁塗装の場合、約10年を目安に徐々に保護力が弱くなっていきます。

見た目で塗り直しの判断を誤ってしまうと、建物時自体にダメージが伝わってしまうので注意しましょう。
外壁塗装の劣化によって、塗装が剥がれてくるとカビやコケが生えてきます。
直接壁にダメージが伝わるので、耐久性がもろくなるとひび割れを起こしてしまい、そこから雨漏りが発生します。
コンクリートなら、爆裂が原因で剥がれ落ちてしまうケースも少なくありません。
外壁塗装をしないまま放置しておいたことで、入居者からクレームが来るケースもありますが、不衛生を理由にそのまま退去する方もいるでしょう。

雨漏りが起こったことで入居者から損害賠償を求められる可能性も考えられます。
このような状態になると、建物自体の修繕が必要になるだけでなく、最悪の場合は建て直しが必要になってしまうでしょう。

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INA&Associates Inc.は、不動産、IT、投資などにおける専門性と技術を活かし、「不動産」×「IT」を実現するために発生する、複雑な事柄に真摯に向き合い、”不動産をもっと分かりやすく。住まいを探されている方にとってもっと使いやすく。取引をもっとスムーズに。” 不動産×ITで独自の価値をお客様に提供することを目指しています。

アパートで外壁塗装を行うタイミング

外壁塗装

アパートの外壁塗装を定期的に行わなければ、アパートの経営の存続も危うい状態になりかねません。
大切な資産であるアパートを少しでもきれいにしたいなら、アパートの外壁塗装を行うタイミングを知っておき、早めに計画を立てておきましょう。

10~15年のペースが目安

アパートの外壁塗装は、どれくらいを目安に行うべきでしょうか?
上記でも説明したように、約10年を目安に塗り替えが必要になります。
これは、使用されている塗料の種類によっても異なりますが、多くの塗料で耐用年数10年とされています。
また、国土交通省の「第3編 長期修繕計画作成ガイドライン」でも、分譲マンションの外壁塗装や屋上防水などの大規模修繕工事の周期も12年程度です。
そのため、アパートでも10~15年ペースを目安に塗り直すのが良いタイミングでしょう。

入れ替わりの少ない時期を選ぶ

外壁塗装の周期を知ったら、次に塗り替えに適した時期を把握しておきましょう。
具体的な時期としては、入居者の入れ替えが少ない時期がおすすめです。
一般的に入居者の入れ替えが盛んなのは、入学や入社、転勤などの多い春や秋です。
そのため、この時期は物件の周辺にも大きなトラックや車両の出入りが激しくなります。
入れ替えが激しい時期に外壁塗装をしていると、近隣住民や引っ越し業者などにも迷惑がかかってしまいます。

部屋を探す時に完成したイメージがあると入居者も選びやすいので、できるだけ入居や転居の多い時期に完成しているようにしましょう。

塗装を行う季節にも注目 

外壁塗装に適したシーズンはいつでしょうか?
費用だけで考えれば、梅雨(6月)や冬(12~2月)の閑散期が工事の日程に空きがあり、比較的安くなる傾向です。
塗装の条件に適した季節で言えば、空気が乾燥していて天気も安定している春(4~5月)と秋(9~10月)が良いとされています。

ここでは、塗装する季節によってどんなメリット・デメリットがあるのか詳しく説明していきます。

春に塗装する場合

春に外壁塗装をするメリットは、気温・湿度がともに安定しており、雨も比較的少ないため、スムーズな施工になる点です。
雨や雪など気候による影響が少ないので、塗料が乾燥しやすく、仕上がりも良くなりやすいです。
デメリットとしては、繁忙期なので業者の確保が難しく、価格が上がってしまう可能性があります。

梅雨に入る前までに施工を終わらせたい場合は、2~3ヶ月前には予約をしておきましょう。

夏に塗装する場合

夏は湿度が上がり、晴れた日が多くなります。
塗料の乾燥が早いので、比較的スムーズに施工が進むでしょう。
日照時間も長いため、作業時間を長く取れるのもメリットの1つです。
デメリットとしては、台風やゲリラ豪雨によって工事を中断する可能性がある点です。

悪天候が続いてしまうと、施工予定も変わってしまうので、このことを視野に入れておきましょう。

・梅雨(6月頃)
梅雨の時期に外壁塗装をするメリットは、閑散時期なので予約がしやすく、価格が安く抑えられる点です。
コストを気にする方は、この時期の塗装を考えても良いでしょう。
安く塗装できる一方、梅雨時の塗装は湿度も高くて乾燥しづらいです。
業者選びを間違えると、後々の施工不良につながるケースがあるので注意しましょう。
また、塗装に不向きな長雨が続くと、工期が延びる可能性があります。
塗料には十分な乾燥が必要なので、施工管理ができている業者に依頼することが大切です。

秋に塗装する場合

春同様に秋も空気が乾燥しており、塗装に適したシーズンです。
塗料が乾燥しやすいので、仕上がりも良くなります。
施工中、窓が開けられなかったとしても過ごしやすいのがメリットです。

外壁塗装に人気の時期なので、価格が上がったり業者の確保が難しかったりする傾向があります。
また秋雨前線・台風により工期が延びやすい点もデメリットと言えます。

冬に塗装する場合

冬は、地域によっては外壁塗装が難しく、四季の中では最も塗装に不向きと言えます。
積雪地域以外では湿度が低く、乾燥しやすい時期なので外壁塗装も可能です。
冬の塗装は、閑散時期なので費用を抑えられるメリットもありますが、気温が5℃以下になる場合、工事に入れないので注意しましょう。
積雪地域では、11月後半~3月初めまで外壁塗装を行わない業者が大半です。
作業時間も限られるため、工期が延びる可能性も視野に入れましょう。

外壁の劣化症状が見られたら検討しよう

外壁塗装の塗り替え目安は、塗装してから10年と言われていますが、劣化症状が見られる時は年数に関係なく塗装を検討してください。
そのまま放置していると劣化の進行が進み、大きな工事が必要となる場合があります。
劣化症状を確認して、早めのメンテナンスを行えば、住まいを長く持たせることにつながります。
下記のような劣化症状が現れていないか確認しましょう。

チョーキング

よく知られているのがチョーキング現象と言われるものです。
チョーキングとは外壁を手で触ると、チョークの粉のような物質が付着する状態を指します。

紫外線や雨により塗料が劣化し、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に付着するようになるのです。
チョーキングが見られる時は、塗装の保護機能が低下し、外壁を雨や太陽光から守れない状態になっています。
できるだけ早めの塗り替えを検討しましょう。

クラック・ひび割れ

「ひび割れ」は専門用語でクラックと呼ばれます。
外壁下地まで届いていない軽度の割れは、細く浅い割れなので厚みのある微弾性フィラーを下塗りして埋められます。
しかし、幅0.3mm、深さが4mm以上の割れは、ひび割れが外壁下地まで到達している可能性があります。
建物自体の強度の低下、外壁の劣化・腐食などの被害を大きくしないために、早急に専門業者に点検してもらいましょう。

塗装の剥がれ

外壁の剥がれには2つ原因があり、1つは経年劣化、もう1つは施工不良によるものです。
塗装後すぐに剥がれてきた場合は、施工不良が原因の可能性があります。
塗装が剥がれた外壁は、保護機能に欠けるため早めの塗り替えをおすすめします。
そのまま放置していると、外装材が腐食し、リフォームが必要に可能性が高まるからです。
施工不良による剥がれは、保証が受けられる場合があります。
担当業者へ確認して塗り直しを依頼しましょう。

色褪せ

チョーキングより先に色褪せは発生します。
塗料が保護機能を失う前段階のサインとして覚えておきましょう。

外壁の色褪せは、いきなり変わるものではないため、変化に気づきにくいです。
塗装完了後に写真に残しておき、比較できるようにしておくと良いでしょう。

鉄部のサビ

外壁や屋根は、雨に濡れることが前提として防水処理がされ、塗装によって表面が保護されています。
しかし、何かが原因で雨水が隙間から侵入し、本体までいってしまった場合、外装材に使われる鉄製部品のサビにつながります。
サビは周囲に広がり、穴があき、放置すれば少しの重さで破損する可能性もあります。

サビが大きく進んでいる場合には、専門業者に早々に相談することをおすすめします。

コーキングの割れ

コーキングとは、建築物の気密性や防水性のために、施工の際にできる隙間を樹脂製のゴムのようなもので充填することを言います。
コーキングが劣化すると細かい亀裂が発生します。
劣化が進むとコーキング剤が収縮し、亀裂と縮んだ部材の間に雨水が入り、防水効果が薄れてしまいます。

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アパート外壁の色はどう決める?

外壁塗装

外壁は面積も大きく、色によって与えるイメージが変わってきます。
ここでは、外壁塗装で大切な色選びのポイントを紹介します。

イメージアップを図るためにも色選びは重要!

外壁塗装には住まいを長く維持するだけでなく、カラーを変えて全く違った印象にする効果が期待できます。
塗装により美観的に印象が良くなり、色によってイメージを一新させるので、新しい入居者が増える可能性があるでしょう。

屋根・サッシと合わせた色味にする

色選びで失敗しないポイントは、色に統一性をもたせることです。
屋根、サッシ、外壁の色を同色系でまとめましょう。
個性的な色の組み合わせを避け、使うカラーを2~3色に抑えると失敗が少ないです。

濃い色を取り入れる際は慎重に

ブラックやネイビーなど濃い色は、おしゃれな印象を与える反面、暗い印象を与える場合もあります。
好みが分かれるケースもあるので、幅広い入居者を呼び込みたい場合、濃い色の外壁で問題ないかを慎重に決めましょう。

周辺の建物・景観に合わせた色選び

外壁塗装をする際には、近隣の建物や景観と調和の取れた色合いを選びましょう。
周囲と似たトーンの色なら、バランスが取れているので美観を損ないません。
周囲にないカラーを使うと目立ちますが、悪目立ちになる可能性があるので、景観を守る色合いをおすすめします。

“シンプルだけどオシャレ”を目指す

入居先を決める要素の1つにアパートの外観が挙げられます。
立地条件やお部屋の環境が良くても、外観が好みでなければ最終的に選択されないケースがあるのです。
そのため、このカラーを使ったらどんな印象を与えるのかなどシミュレーションが大切になってきます。
カラーをたくさん使うと雑多な印象を与えるので、シンプルで上品な印象を与える色選びを心がけましょう。
入居者の好みが限定されず、幅広い層から良い印象を持たれるためには、さりげなくオシャレなカラーを使用するのがおすすめです。

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アパートの外壁塗装はいくらかかる?相場・内訳を解説

外壁塗装

アパートの外壁塗装を行う際、いくらくらいかかるのか気になる大家さんも少なくないでしょう。
続いては、アパートの外壁塗装にかかる費用の相場はどれくらいなのか解説します。

内訳別の相場

外壁塗装業者に依頼すると、見積もりを出してもらえます。
その中には、塗料の種類と単価や足場代、人件費などが含まれています。
外壁塗装の中でも特にコストがかかる塗料の料金と足場代、人件費の相場はどのくらいなのかみていきしょう。

・塗料代
使用する塗料によって費用は大幅に変動します。
最もリーズナブルなシリコン塗料であれば、1㎡あたりの単価は2,000円~2,500円となっています。
ラジカル制御塗料は2,200円~2,800円、フッ素塗料は3.500円~4,500円、遮熱塗料・断熱塗料は3,000円~4,500円です。
さらに高性能な光触媒塗料であれば4,200円~5,000円、無機塗料は4,000円~5,500円が相場です。

・足場代
足場は、職人さんが安全に作業するために必要不可欠です。
1㎡あたりの相場は、700円~1,000円となっています。
足場面積は、建物の延床面積によって変動します。
30坪なら100㎡、45坪なら150㎡、60坪なら200㎡になります。
足場を設置する際に、近隣に塗料などが飛ぶことを防ぐ飛散防止シートも設置します。
飛散防止シートは、1㎡あたり200円~400円が目安です。

・人件費
人件費は、依頼する外壁塗装業者によって異なります。
作業ごとに関わる職人の数も変わってくるので、あらかじめ工程ごとにどのくらい人件費がかかりそうか確認してみても良いでしょう。
職人の手が足りずに日数が伸びてしまうと、職人の数を増やすよりコストがかかってしまう場合もあります。
そのような点も加味し、見積もりをチェックしてみてください。

足場工事の費用は全体の2割程度

一般的な2回建てのアパートを外壁塗装した場合、塗装する面積は約500㎡です。
そのくらいの規模を外壁塗装する場合、使用する塗料にもよりますが100万円~300万円ほどかかります。
さらに、人件費や足場代などもかかるため、合計で200万円~500万円ほどかかると考えておきましょう。
かなり大きな金額になるので、後悔しないためにも依頼する外壁塗装業者選びは慎重に行わなければいけません。
足場代も合計金額の中で比較的大きな割合を占めます。
割合別にも見てみると、塗料代が2割ほど、足場代が2割ほど、施工費用が3割ほど、業者の利益が3割ほどです。
合い見積もりを取ってみると、適切な見積か判断しやすくなるので、複数の業者に相談してみるのがおすすめです。

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アパートの外壁塗装費用を少しでも抑えるには?

外壁塗装

アパートの外壁塗装を行う際のコストはかなりかかってしまいます。
大家さんにとっても悩ましい部分となり、少しでも抑える方法はないかと考える人もいるものです。
確かにお金はかかってしまいますが、費用を抑える方法もあります。
では、どうすれば費用を抑えられるのかみていきましょう。

補助金や助成金を活用する

国や自治体が実施している補助金・助成金を活用すると、外壁塗装費用の負担を軽減できます。
補助金や助成金を受け取るためには、断熱塗料や遮熱塗料などを採用して省エネ機能を付加するなどの条件を満たす必要があります。

詳しい条件は、自治体などのホームページで確認できるようになっているため、ぜひチェックしてみましょう。
申込期限が迫っていたり、施工後は申請できなかったりする場合もあるため、細かい部分まで確認することをおすすめします。

耐用年数を考慮して塗料を選ぶ

外壁塗装に使用する塗料選びも、塗装費用を抑えるポイントになります。
単価が安い塗料だとその時はコストを抑えることができます。
しかし、耐用年数は長くないため、メンテナンスのスパンが短くなってしまうのです。
それでは1回あたりのコストは抑えられても、結果的にコストも高くなってしまいます。
一方、フッ素塗料や無機塗料などは塗料の単価は高いけれど、耐用年数も長くなっています。
耐用年数が長い塗料を選べば、ランニングコストを抑えられるでしょう。

安いメーカーの塗料を選ぶ

同じような機能を持つ塗料でも、メーカーによって金額が異なります。
中には、機能が同じでも価格が安い塗料を展開しているメーカーもあります。
そのようなメーカーの塗料を選ぶことができれば、トータルコストは大幅に抑えられるでしょう。
ただし、安いと耐用年数が短い場合があるので確認は必須です。

複数の外壁塗装業者に相見積もりをとる

複数の外壁塗装業者に相見積もりをとると、適正価格を把握しやすくなります。
同じ塗料を使っても仕入れ値が違えば、作業にかかる費用も変わってきます。
複数の見積もりをとり、相場よりも高過ぎず安過ぎないところを選ぶのが無難です。

相見積りによって、値引きしてもらえる可能性もあります。

地元密着の外壁塗装業者を選ぶ

できるだけ塗装費用を安く抑えたいのであれば、地元密着の外壁塗装業者を選ぶという方法もおすすめです。
大手メーカーはアフターサービスなどが充実していますが、中間マージンが発生するので高くなってしまいます。
地域密着の業者であれば、自社施工を行うケースが多いため、マージンは基本的に発生しません。

そのため、トータルコストを抑えられます。

他のメンテナンスも同時に行えないか検討する

アパートのメンテナンスは、外壁塗装以外にもあります。
屋根塗装やベランダの修繕なども足場を組んで作業するため、同時に行えないか相談してみましょう。
足場が必要なメンテナンスを同時に行うことができれば、足場の設置が1回で済みます。

足場の設置にも費用がかかるので、1回にまとめられればコスト削減につながります。

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外壁塗装で起きやすい近隣からのクレーム問題

外壁塗装

外壁塗装を行うと、近隣住民からクレームが寄せられる場合があります。
クレームが来ないようにするためには、どのようなトラブルが多いのか、どう対策すればいいのか、といった点を把握しておく必要があるのです。
具体的にどのようなクレームが多いのかご紹介します。

足場に対するクレーム

足場を組み立てる時、鉄パイプで仮設の足場を作っていきます。
その時、金属がぶつかり合ってしまうので大きな音が出てしまうことは珍しくありません。
仕方ないことではありますが、金属がぶつかる音は不快に感じてしまうものです。

入居者や近隣住民にとってストレスになってしまう可能性が非常に高いと言えます。
適当な業者だと周りへの配慮が足りず、クレームの嵐になってしまうことも考えられます。
クレームを回避するには、アパートの入居者や近隣住民に対する細かな気配りや配慮ができる業者を選ぶことがポイントになるでしょう。

高圧洗浄に対するクレーム

外壁塗装では、外壁の汚れや苔などをきれいにしてから塗装作業を行います。
その際、高圧洗浄を使って外壁を掃除していきます。
高圧洗浄を使うと、汚れた水が周りに飛び散ってしまい、近隣住民の洗濯物や車などを汚してしまう可能性があるのです。

優良な業者だと、そのような事態を防ぐために飛散防止シートを使用します。
見積もりを出してもらった時に飛散防止シートが含まれていない場合は、設置してもらえない可能性があります。

施業が始まってからクレームが入らないようにするためにも、飛散防止シートの使用は確認すべきポイントです。

臭いに対するクレーム

外壁塗装に使う塗料には、シンナーが使われているものが多いです。
水性塗料であればシンナーは含まれていませんが、油性塗料の場合は含まれているので臭いがきつくなります。
そのため、アパートの塗装工事を行っていると臭いに対するクレームが寄せられる場合もあります。
シンナーを長く吸うと頭痛やめまいなどの体調不良を引き起こす場合もあるので、入居者や近隣住民のためにもどのような塗料を使っているか確認しておきましょう。

特に、妊娠中の方や乳幼児がいるファミリー向けのアパート、ペット可のアパートでは、細心の注意を払う必要があります。

その他様々なクレーム

他にも、外壁塗装工事を行った時に寄せられるクレームはあります。

・職人さんがタバコを吸ったり、ゴミを置いて帰ったりする
・作業中の笑い声や話し声が騒がしい
・ベランダが汚れていた
・ベランダに置いてあるものを勝手に動かし、元に戻していなかった
・ベランダに勝手に入られた
・早朝や深夜まで作業していて睡眠妨害された

このようなクレームは、比較的多く見られます。
依頼する業者によっては、質が悪く、入居者や近隣住民に配慮できないケースもあるのです。
そのため、依頼先の業者は大家さん自身がしっかりと調べ、信頼できるところに依頼するようにしましょう。
安さにつられて決めてしまうのは言語道断です。

外壁塗装でクレームを発生させないための対策方法

外壁塗装は、アパート経営を継続するために必要なメンテナンスです。
そのため、作業中のクレームはできるだけ発生させたくないと思うでしょう。
クレームを発生させないようにするには、対策方法を把握しておくことがポイントになります。

実績のある外壁塗装業者を選ぶ

安心してお任せできる業者を選べば、クレームがくる可能性は低くなります。
ホームページで実績を公開されているところを選ぶのがおすすめです。

また、建築業許可・塗装工事許可を取っているか、塗装技能士は在籍しているか、といった点も確認しておきましょう。
ホームページのそれらについてきちんと記載してあれば、クレームが発生しにくい適切な工事を行ってくれるはずです。

工事請負契約書の内容をしっかりと確認する

工事請負契約書の内容を確認することも重要です。
工事名や期間、契約日、契約金額、支払い方法、保証内容などを細かい部分まで確認しておきましょう。

相違点や不備があった場合は、作業が始まる前に確認してください。
きちんと確認しておくと、施工中や施工後のトラブル・クレームを回避できます。

入居者や近隣へ挨拶まわりをする

工事が始まる前に、アパートの入居者や近隣住民への挨拶まわりも忘れないようにしましょう。
挨拶まわりは、足場工事の1週間前~3日前に行うのが一般的です。

工事期間や内容、業者の連絡先などを伝えます。
挨拶をしっかりできる業者であれば、万が一トラブルが起こった時もスムーズに解決できる可能性が高いです。

2日~3日に1回は現場に訪れる

大家さんは、2日~3日に1回くらいの頻度で現場を訪れるようにしましょう。
施主が見に来ると、現場にも適度な緊張感が生まれ、不備が生まれにくくなります。

また、入居者や近隣住民が抱える不満も聞きだしやすくなるというメリットも生まれます。
足を運ぶのが難しい場合は、写真と作業内容を日報のような形でもらえるようにすると良いでしょう。

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アパートで外壁塗装をする前に!入居者への通知について

外壁塗装

アパートで外壁塗装をするなら、入居者への通知が必要です。
最後に、通知の必要性やタイミング、方法について解説していきます。

通知はなぜ必要なのか?

ある日突然外壁塗装工事が始まってしまうと、「聞いていない」と憤慨してしまう人もいるはずです。
工事が始まると音がするだけではなく、洗濯物をベランダに干せなくなってしまいます。
そうなってしまうと、生活が不便だと感じるようになるでしょう。
アパートの外壁塗装費は、毎月家賃と一緒に払っている共益費から出すといったケースも多いです。
大家さんが負担する部分もありますが、入居者から得たお金も含まれていることを忘れてはいけません。

入居者にとって快適な暮らしを提供するためにも、外壁塗装工事を行う場合はあらかじめ通知するようにしましょう。
いつからいつまで外壁塗装工事が行われるとわかっていれば、入居者側もそれに備えて対応できます。

通知するタイミング

入居者へ通知するタイミングは、工事が始まる10日前までが目安です。
直前の通知だと、入居者側の準備が整わず、トラブルの原因になってしまう可能性もあります。
また、入居者全員に情報が行き渡るまでのタイムラグも考慮し、10日くらい前には通知するのがベストです。
作業中の音などを嫌がる人もいるので、クレームをできるだけ少なくするためにも、早めの通知は必要だと言えます。

通知方法

アパートの外壁塗装を通知する方法は、アパート内の掲示板や回覧板、入居者宅への訪問が挙げられます。
基本的には、掲示板や回覧板を使って告知します。
しかし、入居者の中には掲示板や回覧板をチェックしていない人もいるため、念には念を入れて1軒ずつ回ると確実に伝えられるでしょう。
伝わっていない入居者がいた場合、それがクレームやトラブルの原因になりかねません。
そのような事態を防ぐためにも、複数の通知方法を取り入れ、入居者全員に伝わるようにしましょう。

まとめ

アパートをきれいな状態に保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。
その中の1つが外壁塗装です。
チョーキングやクラックなどの劣化症状が見られるようになったら、早めの施工を検討しましょう。
外壁塗装を行う際は、どのくらいコストがかかるか、外壁塗装費用を少しでも抑える方法はあるか、なども確認しておくといざ塗装するとなった時に役立ちます。

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