ルームシェアって何?シェアハウスとの違いやルームシェア可の物件を探す方法

ルームシェアは、近年注目度が高まっています。
賃貸物件の中にも、ルームシェア可や同居人可といった条件を盛り込んでいるケースが増えつつあります。
1人暮らしをする場合と比較してメリットが大きいため、興味を持つ人が増えているのだと考えられるでしょう。
今回は、そんなルームシェア可の物件のメリットやデメリット、同居人の探し方、ルームシェア可物件の探し方などについて解説していきます。
ルームシェアをしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

Contents

ルームシェアって何?シェアハウスや2人入居可との違い

ルームシェア

ルームシェアは最近話題になっているので言葉を知っている人も多いでしょう。
しかし、シェアハウスや2人入居可の物件とは何が違うのかよくわからない人もいるかもしれません。
まずは、ルームシェアの特徴やシェアハウス・2人入居可との違いについて解説していきます。

ルームシェアの特徴

ルームシェアは、1つの部屋を複数人で契約する方法です。
賃貸物件におけるルームシェアは代表となる人物が物件を借りてルームメイトに又貸しするパターンと、ルームメイト全員が管理会社と契約を結ぶパターンの2種類に分けられます。
いずれにしても管理人がいるわけではないため、ルームメイト同士で管理や運営を行わなければいけません。

特に、お金の管理は重要です。
誰かが滞納してしまうと、全員が滞納してしまうことになります。
お金の問題は大きなトラブルに発展する可能性も高いので、家賃や光熱費に関するルール、退去者が出た時の対応、貴重品の管理などはあらかじめ決めておく必要があります。

シェアハウスとはどう違う?

シェアハウスは、運営事業者と呼ばれる管理人や管理会社などが存在しています。
管理者の有無がルームシェアとの大きな違いだと言えるでしょう。
トイレやお風呂は共有となっているケースが多く、入居を希望する場合は一定の基準をクリアできているか審査されます。
部屋のタイプは、1人用の個室タイプや2人以上で1つの部屋を使うドミトリータイプといったものがあります。
他の入居者のことを考えた行動をしなければトラブルに発展する可能性があるので要注意です。

2人入居可との違い

2人入居可は、結婚を前提としているカップルや既に婚姻関係にある夫婦が入居できる物件となります。
結婚をしている場合、長期的に入居してくれる可能性が高いと大家さんが認識してくれるので、審査に通る可能性も高いと考えられます。
契約は代表者のみでも問題ありませんし、連盟でも可能です。
2人入居可と書かれている物件は、ワンルームや1DK、1Kなど狭い物件であるケースが多いです。
ファミリー向けの広い物件の場合、そのように記載されているケースが少ない傾向にあります。

複数人入居とは

複数人入居と記載されている物件もあります。
複数人入居は、同一世帯での入居が前提となっている物件です。

夫婦や家族、親族、結婚を前提とした同棲などは複数人入居と判断され、契約できる可能性が高いです。
一方ルームシェアは、友達同士や学校・職場が同じ人など、同一世帯でない場合も入居できます。

親族関係であっても、兄弟や姉妹で入居する場合はルームシェアと判断される場合もあります。
判断の基準は法律などで決められているわけではないので、大家さんの判断に委ねられているパターンがほとんどだと考えて問題ありません。

賃貸物件の中には、ルームシェア不可だけど複数人入居は可能といったパターンもあります。
これは、トラブルを避けたいということが大きな要因として挙げられます。
特に若者は夜中に騒ぐなどトラブルの元になりやすく、他の入居者から苦情が寄せられることを未然に回避するために複数人入居のみを可能としているケースがあるのです。
大家さんにとってトラブルを解決へと導くための対応は大きな負担になりかねないので、トラブルが発生しにくい入居者を好むのは当然だと言えるでしょう。

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どんな人が向いている?

ルームシェア

ルームシェアの注目度が高まっている中で、ルームシェア可の物件を調べる人も増えつつあります。
ルームシェアには魅力もたくさんありますが、誰にでも向いているというわけではありません。
続いては、ルームシェアに向いているのはどのような人なのかご紹介します。

他人と一緒にいても苦に感じない人

他人と一緒にいても苦に感じない人は、ルームシェアに向いています。
ルームシェアをするということは、友人や知人と同じ空間で生活することになります。
自分だけの時間も部屋にいる時はありますが、多くの時間を他の誰かと過ごすことになるでしょう。
お互いの生活に干渉しすぎることなく、適度にコミュニケーションが取れる人であれば、トラブルに発展しにくいと考えられます。

自分のことは自分でできる人

ルームシェアでは同居人がいますが、親のように身の回りのことを何でもやってくれるわけではありません。
そのため、自分のことは自分でできる人はルームシェアに向いていると言えます。
今後ルームシェアをしたいと考えているのであれば、実家でも身の回りのことをする習慣を身に着けておくことをおすすめします。

言いたいことをきちんと伝えられる人

他人同士が同じ空間で生活をするので、どうしてもストレスは溜まってしまうものです。
意見が合わないことなどもあると考えられます。
そのような時に、喧嘩腰にならずに自分の言いたいことを伝えられるかどうかが重要です。
怒りっぽくならず言いたいことをきちんと伝えられる人であれば、円滑に話し合いを進められるでしょう。

また、溜め込み過ぎるとストレスが蓄積されてしまい、我慢の限界が訪れてしまいます。
我慢できなくなって爆発してしまうと別のトラブルに発展する恐れもあるため、言いたいことを伝えられるのはルームシェアをする上で重要です。

経済的に余裕がある人

経済的に余裕がある人も、ルームシェアに向いています。
ルームシェアをすると、家賃や光熱費の支払いをしなければいけません。
毎月しっかりと支払えるような生活能力がなければ、ルームシェアを継続することは難しいと言っても過言ではないでしょう。

家賃や光熱費を支払えないといったトラブルが発生してしまうと、ルームメイトの信用を失ってしまいます。
何度も続けば、ルームシェアの解消につながってしまう可能性も大いにあります。
ルームシェアは1人暮らしをするよりも、出費を抑えられるのが大きなメリットです。

そのため、1人暮らしができるくらいの経済的な余裕があれば、問題なくルームシェアを実現できます。

異なる価値観を尊重できる人

ルームシェアをすると、色々なタイプの人と一緒に生活することになります。
価値観が異なる相手がルームメイトになる可能性も大いにあります。
これまで育ってきた環境などが異なるので、食事やお風呂などの習慣に違いがあるのは当たり前です。
そのような違いを受け入れ、尊重できるかどうかが重要なポイントになります。

あまりにも几帳面すぎたり、他人に厳しかったりする人は異なる価値観を尊重できないケースも多いので、ルームシェアに向いていない可能性が高いです。
お互いの価値観に寄り添い、理解しようとする姿勢を持てるのであれば、ルームシェアでも有意義な時間を過ごせるでしょう。

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ルームシェアのメリット・デメリット

ルームシェア

ルームシェアは魅力的だと感じる人が多いでしょう。
実際に、ルームシェアだからこそ得られるメリットも多く存在しています。
しかしメリットだけではなくデメリットもあるので、双方を理解しておかなければなりません。
デメリットを知らないままルームシェアを始めてしまうと、後悔してしまう可能性もあるでしょう。
続いては、ルームシェアのメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット

ルームシェアによって得られるメリットには、以下のような点が挙げられます。

金銭的な負担が軽減

ルームシェアをすることで家賃や光熱費といった金銭的な負担を軽減できるのは大きなメリットです。
1人暮らしだとそれらをすべて1人で負担しなければいけませんが、ルームシェアであれば折半となります。
東京都内で1人暮らしをすると、エリアによりますがワンルームでも家賃は7万~8万円ほどかかってしまいます。
2人のルームシェア用に1LDK用で家賃が10万~12万円くらいの物件を借りたとすると、折半になるので5万~6万円ほどで済むのです。

家賃や生活費を抑えられれば、より良い物件に住めたり高性能な家具・家電を揃えたりできます。

家事分担ができる

1人暮らしだと、掃除や洗濯、料理などを自分ですべてやらなければいけません。
そのため、仕事から帰ってきても自分の自由な時間を取りにくいと感じてしまうケースも少なくありません。
一方、ルームシェアの場合は曜日ごとや家事ごとの役割を決めておくと、家事に費やす時間を半減できます。
その分趣味の時間などに使えるので、1人暮らしよりも有意義な時間を過ごしやすいです。
食材も1人暮らしだと余ってしまうこともありますが、ルームメイトがいればそのような心配もありません。
自分が作ったご飯を振る舞ったり、人が作ったご飯を食べたりできるのもルームシェアならではのメリットです。

寂しくない

実家から離れて1人暮らしをしていると、寂しくなってしまうことがあります。
周りに頼れる人がいなければ、特に寂しさも増してしまうでしょう。
しかしルームシェアであれば、ルームメイトがいるので寂しさを感じずに済みます。
精神的な辛さを軽減できるので、初めて実家から出る時はルームシェアを選択したいと考える人もいます。

助け合える

何かあった時に助け合える仲間がいるのも、ルームシェアならではの大きなメリットです。
病気になってしまった時に看病をしてもらったり、宅配便を代わりに受け取ってもらったりすることもできます。
これは1人暮らしではできないことです。
体調を崩してしまうと精神的にも不安定になりがちなので、ルームシェアをするメリットは大きいと言えます。

また、同じ部屋に暮らしていてどちらかが在宅しているといったケースも多いです。
そのようなパターンであれば、防犯面でも安心です。

生活リズムが整う

生活リズムが整うというメリットもあります。
1人暮らしだとどうしても生活リズムが乱れがちになる人も少なくありません。
ルームシェアの場合は、ルームメイトがいるのであまり自堕落な生活はできないものです。

昼夜逆転などの生活になってしまうと、ルームメイトに迷惑をかけることになりかねません。
そのため、必然的に生活のリズムが整うのです。

デメリット

ルームシェアをすることで感じるデメリットには、以下のような点が挙げられます。

トラブルの可能性がある

金銭面や共有部分の使い方、家事の負担などでトラブルが発生する可能性があります。
金銭的自立していないメンバーがいたり、家事の負担を決めておかなかったことで誰かに負担が偏ってしまったりするケースも考えられます。
また、お風呂やトイレ、洗面台などの共有スペースの使い方などで揉めてしまうこともないとは言い切れません。
一人ひとりの価値観が違うのは当然なので、割り切って考えられないとルームシェアをするのは難しいでしょう。

プライベートな時間が少ない

プライベートな時間が少なくなってしまうのも、ルームシェアをすることで感じるデメリットの1つです。
自分の部屋は確保できますが、他人と同居することに違いありません。

そのため、思ったようにプライベートな時間を確保できないと感じてしまう人もいます。
自室にいてもリビングなどで騒いでいるルームメイトがいれば、なかなか休まれないでしょう。
お風呂上りにリビングでだらしない格好でくつろげないので、自由度の低さに疲弊してしまう人もいます。

ストレスが溜まりやすい

生活リズムが違ったり、恋人や友人を家に呼びにくかったりする点にストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
ルームメイトのアラームで目が覚めてしまったり、帰りが遅い人が寝ている人を起こしてしまったりする可能性も大いにあります。
毎日のことになるとストレスも蓄積されてしまうため、できるだけ同じような生活リズムの人とルームシェアをするようにしましょう。
恋人や友人を勝手に呼ぶと、ルームメイトがストレスを感じて喧嘩などの原因になってしまうパターンもあります。

1人暮らしとは違うことを一緒に暮らしている人全員が自覚しなければいけません。

突然ルームシェア解消になる場合も

ルームシェアは、一時しのぎで暮らしている人もいるのが現状です。
そのため、ルームメイトの事情が変わって突然解消となる可能性もあります。
恋人ができたり、遠くへ転勤することになったりすれば、解消となることも念頭に置いておきましょう。
1人で家賃を払いきれない物件に暮らしているパターンもあるので、ルームシェア解消に関するルールもあらかじめ決めておくことをおすすめします。

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ルームメイトの見つけ方

ルームシェア

ルームシェアをしようと思っても、ルームメイトが見つからなければスタートできません。
次は、ルームメイトの見つけ方について解説していきます。

周りにいる人から探す

1つ目は、同級生や同僚など周りにいる人から探すという方法です。
全く知らない人とルームシェアをするわけではないので、安心感が大きい方法でもあります。
同じような生活スタイルの人であればよりおすすめです。
ただし、いくら仲良しでも相手のプライベートを尊重することは忘れてはいけません。

ネットの募集サイトから探す

2つ目は、ネットの募集サイトから探すという方法です。
募集サイトには、ルームシェアをしたいと考えている人が集まっています。
ルームメイトを募集している案件に出会える可能性もあるため、身近で見つけられない場合はぜひ活用してみましょう。

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トラブルを避けるために注意すべき6つのこと

ルームシェア

ルームシェアを快適に送るためには「注意点を事前に把握してから」が基本です。
同居人と楽しく生活するためにも、以下の注意点を守りながら生活していきましょう。

生活のルールを決める

仲の良い友人でも、一緒に暮らせば嫌な部分が見えてしまう可能性も高いです。
ルームシェアが原因で友人関係に亀裂が走るといった事態を防ぐためにも、生活でのルールを必ず決めておきましょう。

料金について

トラブルになりやすいお金に関するルールは特に大事です。

・家賃の支払い割合
・水道光熱費の支払い割合
・水道光熱費の支払い方法

上記の項目は、前もって決めておきましょう。

家事の分担

料理や掃除、ゴミ捨てなど、家事の種類はたくさんあります。
「気付いた人がする」といった曖昧なルールだと、家事をしない人がいるなどとトラブルになる可能性があるので注意してください。

・各自の部屋は各自で掃除
・共有部分の掃除は週ごとに交代
・料理は各自 など

万が一守れない時があれば交代してもらい、きちんと行うようにしてください。

共用設備について

ルームシェアでは玄関やキッチン、リビングや洗面所、浴室やトイレ、バルコニーなどは、住んでいる人同士で共有します。
お互いが使う場所なので、誰もが気持ちよく生活できるように心掛けてください。
特に、キッチンや浴室、トイレといった水回りは清潔に保つことが重要です。

使ったらきちんと掃除をする、食べ終わったら片付けるなど、汚れていないかチェックしてください。

共用備品について

共用設備で使用する備品はルームメイトと話し合って費用の相談をしましょう。
基本的には折半となります。
トイレットペーパーや洗剤など、誰がいつ購入するかなども事前に決めておきましょう。

細かいルール

その他にも、ルームシェアでは様々なルールを決めていくと安心です。
例えば、「喫煙OK・禁煙」です。
タバコを吸う人と吸わない人がルームシェアをする場合、決まりを設けないとお互いがストレスを感じてしまうので、以下のようにどこなら喫煙しても良いのか事前に決めておきましょう。

・共有場所では禁煙
・バルコニーで吸う
・自分の部屋のみ喫煙OK

タバコを吸う場合、煙によって壁紙が汚れることが多いため、退去の際に壁紙の張り替えが必要になる可能性があります。
その際は、喫煙者が費用を支払うようにしましょう。
また、「他人の宿泊」についても事前に決めておきます。
友人だけではなく家族の訪問を認めるかどうかは、必ず話し合ってください。
訪問や宿泊を認める場合は、「事前に確認を取る」ことも忘れないようにしましょう。

訪問者が来た際には、「騒がない」「夜遅くまで滞在しない」など、常識の範囲で遊んでください。

プライバシーを守る

ルームシェアでは、お互いのプライバシーを尊重することが大切です。

・ノックをせずに勝手に部屋に入る
・ルームメイトがいない時に部屋に入る
・洗濯物を勝手に干す
・勝手に掃除をする など

時には相手のことを想って行った行為でも、ルームメイトにとっては「迷惑」となる可能性があります。
我慢が増えれば関係の悪化が懸念されます。
お互いのプライバシーについては干渉しすぎずに生活をしていきましょう。

お金の貸し借りをしない

ルームシェアでは絶対にお金の貸し借りはしないようにしましょう。
「少しだけなら」といった理由で貸し借りをしてしまうと、良好な関係性が一気に崩れる危険性があります。

・家賃の支払いが難しい
・光熱費の支払いが難しい

これらの理由で支払いができない場合、「1ヶ月だけなら」と立て替える方もいるはずです。
その結果、「立て替えがずっと続いている」「立て替えたお金を返してくれない」などと、問題が発生する危険性があるので、お金の貸し借りは絶対にやめましょう。

お金に関するルールを決める際には、支払いができなくなった時のことも一緒に考えておくようにしてください。

貴重品は各自で管理する

ルームシェアでは、貴重品の管理を徹底して行いましょう。

・財布
・通帳
・印鑑
・実印
・クレジットカード
・マイナンバーカード など

万が一貴重品がなくなってしまった時には相手を疑ってしまうので、それぞれの部屋に鍵を付けたり、貴重品は金庫に保管したりするなど、ルールを定めておく必要があります。

緊急連絡先を知っておく

ルームシェアでは、想定外のトラブルが起こった時のことを考えて、相手の緊急連絡先を確認しておきましょう。
病気や事故など、急用時に連絡が取れる仕事先のほか、相手の親や兄弟の連絡先を教えてもらうのも忘れてはいけません。
ルームシェアの相手が外国人であれば祖国の連絡先を聞くだけでなく、保証金を支払ってもらうと家賃トラブルが起きた際にもすぐに対処できます。

退去時にも備える

ルームシェアをする際には退去時についてもルールを定めておくと、後で困りません。

・退去する場合の連絡期限(いつまでに退去する旨を伝えるか)
・急な退去の際のペナルティ(光熱費や家賃の負担についてなど)
・月の途中で退去をする際の家賃の支払いについて

細かく決めておけば急な退去を防ぐこともできます。

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ルームシェア可の物件は少ない?

ルームシェア

金銭的な負担を減らせ、お互いに助け合いながら生活ができる魅力の多いルームシェアですが、実際は「ルームシェア不可」と記載されている物件が多いです。
なぜルームシェアができる物件が少ないのか、その理由を解説していきます。

苦情を避けたい

仲の良い友人同士でルームシェアをする場合、時間関係なく騒いでしまう可能性があります。
近隣トラブルになれば、大家さんに苦情がいくので対処をする手間が増えます。

トラブルが増えれば周りの住民が退去してしまう可能性もあるため、リスクを考えて前もってルームシェアを禁止にする大家さんが多いのです。

退去されることが多い

ルームシェアは仲の良い友人同士ですることが多いです。
気心を知れた仲であっても、一緒に住めば嫌な部分が見えてしまいケンカになってしまうこともあります。
トラブルによって片方のルームメイトが出て行ってしまえば、家賃が払えなくなり退去する可能性もあるでしょう。

空室になれば大家さんは収入が減ってしまうので、住み続いてくれる可能性が高い1人暮らしやファミリー層に貸したいと考え、ルームシェアを不可とする大家さんは多いです。

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どんな物件を選ぶべき?ルームシェアに最適な物件とは

ルームシェア

意外にもルームシェアに最適な物件は探しにくいのが事実です。
その中でも快適に過ごせる物件選びのポイントをご紹介します。

間取り

ルームシェアをする場合、その人数に応じて部屋を探していきます。
その際には間取りに注意して部屋選びをしてください。

2LDK

2人で住む場合、2LDKの部屋が候補に挙がることは多いです。
リビング・ダイニング・キッチンの他に2部屋あるタイプの間取りですが、このタイプは部屋の広さが違うケースも多いです。

どちらか一方が広い部屋、どちらか一方が狭い部屋になるため、揉めるケースもあります。
ルームシェアでは部屋の広さが同じ間取りを選ぶと、部屋選びでトラブルになる心配がありません。

2DK

リビングのない間取りですが2人分の部屋の確保ができます。
総面積が2LDKと比較すると狭いので、家賃が安くなるメリットがあります。

しかし、部屋のサイズが違う物件も多いので気を付けてください。

3DK

リビングはありませんが、ダイニングとキッチンの他に3つの部屋があるので3人でのルームシェアも可能です。
また、2人でルームシェアをする場合には、各個人の部屋意外にもう1つの共有部屋が設けられます。
友人を呼んだ際に利用するほか、荷物を置く部屋やリビングのようにも使えます。

個室の位置

各個室が隣り合わせになると、話し声やテレビの音が筒抜けになってしまいます。
音漏れがひどい場合にはストレスが溜まり、最悪の場合ルームシェアが解消になる恐れもあるので注意してください。
個室の間にリビングのある家など、個室同士が離れている間取りの家を探しましょう。

バス・トイレ別

より快適なルームシェアをするなら、バス・トイレが別の部屋を探しましょう。
もし、ユニットバスの部屋を選んでしまうと、ルームシェアの相手がお風呂に入っている際には、もう1人はトイレにも行けなくなってしまいます。
不便な生活になれば、ルームシェアに魅力を感じなくなってしまいます。
また、ユニットバスはお風呂に入るとトイレに水がかかる可能性があり掃除にも手間がかかります。
お風呂の使い方でストレスが溜まれば、快適に過ごせないのでできる限りバスとトイレが別の部屋を選んでください。

予算も意識しよう

ルームシェア用の部屋選びでは予算も重要なポイントです。
1人で暮らすよりもルームシェアをした方が広い部屋に住めるのは確実ですが、部屋数が多いとその分家賃も高くなってしまいます。

2LDKや2DKの部屋は都心であれば20万円以上するケースも多いです。
家賃を折半した際に、毎月支払える金額であるかきちんと考えましょう。
ただし、都心以外の地域であれば20万円以下でも広い部屋を見つけられる可能性が高いです。
予算が少ない場合には都心以外のエリアで探すようにしましょう。

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ルームシェア可の物件を探す方法

ルームシェア

実際にルームシェアをする場合、どういった方法で最適な物件探しをすれば良いのでしょうか?
ここからは、ルームシェア可の物件を探す方法を解説していきます。
これから物件選びをしたいと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。

「ルームシェア可」の記載がある物件を探す

物件探しでは、最初に物件の情報を収集する作業からスタートします。
インターネットを活用すれば、様々な物件を手軽に探せます。
検索の際には、条件選びの項目で「ルームシェア可」と絞るとスムーズに見つけやすいです。

また、サイトによっては「同居人可」「2人入居可」と記載されているところもあります。

不動産会社に問い合わせる

「ルームシェア可」などと記載されている物件で希望する条件の物件がない場合には、不動産会社に問い合わせるのもおすすめです。
例えば、ルームシェアのために部屋を貸し出していなくても、交渉によってはルームシェアでも入居可能となる物件は存在します。
不動産会社に相談をすれば、物件の場所や家賃、間取りの条件など、細かい部分を含めて探してもらえるので、より自分たちの希望に見合う物件が見つけやすいです。
物件探しで困った時には、不動産会社に相談してみましょう。

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ルームシェアでは審査にも注意しよう

ルームシェア

ルームシェア用の物件は入居審査が厳しいケースもあります。
せっかく最適な物件を見つけても審査に落ちれば住めないので、審査基準や審査に通過するためのポイントを押さえておきましょう。

審査基準

ルームシェアの審査基準は不動産会社によって違いもありますが、特に重要視されているのは以下のポイントです。

・支払い能力
・連帯保証人の可否
・人柄

家賃が収入の1/3程度を入居条件にしている不動産会社は多く見られます。
勤務先や勤続年数、雇用形態も大事なポイントなので、安定した収入を得られる正社員は審査に通りやすいです。
しかし、フリーターやアルバイト、パートでも長く働いている人やまとまったお金を用意できる人であれば、審査を通過しやすくなります。
また、人柄を見る不動産会社も多いです。
横柄な態度の人であれば、他の住民とトラブルを起こす可能性もあるため、審査で落とされる可能性があります。
申し込み時には、しっかりとした身だしなみをして誠実な対応を心掛けましょう。

ルームシェアの審査を通過するポイント

ルームシェア物件の審査に不安があるのなら、以下の方法で物件を申し込んでみましょう。

連帯保証人は保証能力の高い人物に

連帯保証人が必要な場合は両親に依頼する人も多いはずです。
その場合は、安定した収入のある方を選んでください。

例えば、父親が正社員、母親がパートであれば、安定した収入が得られる父親に連帯保証人を依頼します。
保証能力の高い人物が連帯保証人になってくれれば、不動産会社も信頼されやすいです。

契約は収入が多い人に

ルームシェアをする場合、自分もしくは同居人のどちらか一方の収入が不安定、もしくは年収が低い場合には、収入の高い人を契約者に選んでください。
安定した収入がある人が契約者になれば、審査に通りやすくなります。

ただし、実際に住む際には金銭面でトラブルにならないように、家賃や生活費など、費用の支払い方法についてあらかじめ話し合っておきましょう。

まとめ

ルームシェアは、家賃を抑えられる点や助け合いながら生活できる点が魅力です。
しかし、生活を続けていくとそれぞれの暮らしやお金に関する問題で揉めるケースもあります。
良好な関係を続けながらルームシェアをするためにも、お互いを尊重し、適度な距離を保ちながらの生活を心掛けましょう。
ルールを決め、それぞれがしっかりと守れば長く快適に過ごせます。

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