家の中で虫を見かけると、嫌な気分になってしまうものです。
益虫と呼ばれている虫もいますが、どちらにしても家の中にいると気分は良くないと感じてしまう人は多いでしょう。
1匹や2匹であれば自分でも駆除ができますが、数が多い時などはプロに依頼するのが無難です。
プロに依頼した場合、どれほどの費用がかかるのでしょうか?
今回は、害虫駆除にかかる費用相場や業者選びのポイントなどについて解説していきます。
Contents
家にいる害虫の種類
家には害虫と呼ばれる虫が多く存在しています。
まずは、家にいる害虫の種類や特徴をご紹介しましょう。
チョウバエ
チョウバエは、1~3mm程度のホシチョウバエ、4~5mm程度のオオチョウバエという2種類がいます。
浄化槽や下水溝といった衛生的ではない水場で発生する害虫です。
成虫になるとトイレや台所などの水回りにやってきて、産卵をする場合があります。
石鹸のカスや皮脂汚れなど日常生活で出てくる汚れが大好物です。
刺したりすることはないのですが、衛生的ではない場所に発生するので不快感は高めの害虫だと言えるでしょう。
ヤスデ
日本に生息するヤスデは、体長が3cm以下のものが多く見られます。
サイズ的にはそこまで大きくないのですが、独特の見た目が気持ち悪く、家の中に入ってきてほしくないと思う人は少なくありません。
ムカデとよく似た見た目をしていますが、人を噛むことはないのでその点は安心です。
しかし、悪臭を放つ場合があるのでムカデとは違った不快感を覚えます。
土の中や落ち葉の下にいることが多いですが、時折家の中に侵入してきます。
チャタテムシ
チャタテムシはダニとよく似た見た目をしている、1mmほどの小さい虫です。
新築家屋や湿度が高い場所を好む傾向があり、どの家でも目にすることがあります。
しかし、非常に小さいので気付かれないケースの方が多いです。
カビや動植物の垢、乾燥した食品などについている場合があります。
ボロボロになってしまうまで食品を食べつくしてしまうことはなく、サイズも小さいので完全に駆除するのが難しいのも特徴です。
シバンムシ
シバンムシは、楕円形の体でカブトムシのメスによく似た形をしています。
サイズは2~3mmと非常に小さいです。
成虫になると害はないのですが、幼虫は小麦粉や麺類、ペットフードなどの乾燥した食品を食べてしまいます。
さらに幼虫は、アリガタバチという名の人を刺してしまう虫が帰省する場合もあります。
そのため、見つけたら害虫駆除するようにしましょう。
中には畳を食べるシバンムシもいて、大量発生した時は畳を変えるなど大掛かりな作業が必要になるケースもあります。
シバンムシアリガタバチ
シバンムシアリガタバチは、シバンムシに寄生する害虫です。
アリに似た見た目をしていますが、蜂の一種なので人を刺す場合もあります。
何ヶ所も刺されてしまうと痛みを感じたり、アナフィラキシーショックを引き起こしたりすることもあるので要注意です。
コイガ
コイガは、動物性の食品や繊維に付着する害虫です。
クローゼットやタンスの内部で大量に発生するケースが多く見られます。
1cmほどの成虫は害がありませんが、幼虫は食品や繊維を食べてしまうので注意が必要となります。
クローゼットやタンスの奥で繁殖してしまうと気付くのが遅れてしまい、衣類に大きな穴があいていたというケースも少なくありません。
ハサミムシ
ハサミムシは、ゴミや虫の卵、小さい虫を捕食する3cmほどの虫です。
基本的には屋外に生息しているのでそこまで心配する必要はありません。
しかし、玄関や開いている窓から家の中に入り込んでしまうパターンもあります。
また、湿度が高くなりがちな軒下に繁殖している場合も多いです。
コクゾウムシ
コクゾウムシは、体長は3mmほどと小さく、長い口が特徴的な見た目をしています。
家の中だと、米に寄生することが多いです。
長い口を使って米に穴を開け、卵を産みます。
外から入り込むというよりは米を収穫した時に既に卵がついていて、米びつの中で孵化するといったケースが多くなっています。
米びつの中でコクゾウムシをみつけたら、つまんで駆除するだけで問題ありません。
しかし心配な場合は、もったいないですが米の処分も検討しましょう。
ヒラタキクイムシ
ヒラタキクイムシは、名前の通り木を食べる害虫です。
成虫が木材の表面に卵を産み付け、幼虫が木材の内部を食べて穴を開けてしまうことがあります。
家具や建材に穴があり、周りにまるできなこのような粉が散らばっている時はヒラタキクイムシの被害が進行している可能性が高いです。
建具や購入した家具に卵が付着していることが家の中に侵入する大きな原因だと言われています。
カツオブシムシ
カツオブシムシは、黄色くて明るい色をしています。
カツオブシムシには、黒い色の「ヒメカツオブシムシ」という種類もいます。
サイズはいずれも3mmほどです。
出かけた先で衣類にくっついたり、洗濯物についてしまったりして家に侵入するというパターンが多いです。
成虫になると花の蜜を食べますが、幼虫は動物質が好きなので毛皮や羊毛などでできた製粉を食べて穴をあけてしまいます。
こうした理由から“衣類害虫”と呼ばれています。
ノシメマダラメイガ
ノシメマダラメイガの幼虫は1cmほど、羽を広げた成虫は1.5cmほどの大きさになります。
台所で目にすることが多い虫で、米びつの内部や小麦粉などに寄生する場合もあります。
幼虫は、食品のパッケージを破って食害を起こしてしまうので、家に入ってほしくない虫だと言えるでしょう。
成虫が家にいた場合、どこかで繁殖している可能性も高いと考えられます。
発生源となる場所が特定できたら、被害に遭っていることがわかった食材は処分するようにしましょう。
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害虫が住みやすい環境は?
害虫駆除をするなら、どのような場所に住んでいることが多いのかも知っておく必要があります。
特に害虫が多く見られる環境をピックアップしてみていきましょう。
ゴミなどが落ちている
ゴミなどが落ちている場所は、害虫にとって住みやすい環境になります。
床に食べかすが落ちていたり、キッチンに洗い物を放置していたりするのは、害虫に餌を与えているようなものです。
ほこりや人間の垢なども害虫の大好物なので、それらが落ちたままになっている環境も避けるべきだと言えます。
そのような餌が豊富だと害虫が増えてしまうので、洗い物はこまめに行うようにしたり、掃除も怠らないようにしたりするなどの工夫が必要になります。
ジメジメしていて暗い
害虫の多くは、ジメジメしている場所を好みます。
風通しが悪くて暗ければ、なおさら害虫が住みやすいと感じる環境になってしまうのです。
家の中だと、北向きまたは西向きの部屋だと太陽の光が入りにくく、湿気も逃げにくくなっているケースが多いです。
また、保温効果や保湿効果が高い段ボールが置かれている場合も害虫にとって最適な空間となります。
そのため、できるだけ窓を開けて風通しを良くし、使わない段ボールは処分するようにしましょう。
マンションなどの場合は階層が低い部屋
マンションなどの場合は、階層が低い部屋ほど害虫が出現しやすい傾向があります。
普段は地上にいる虫ですが、1階などの部屋であれば窓が開いている時などに侵入しやすいからです。
マンションなどに住む場合は、1階ではなく2階以上の部屋を選ぶのが害虫対策として有効だと言えるでしょう。
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各害虫に適した駆除方法
害虫駆除をするには、家の中に発生している虫に合わせた対策を講じるようにしましょう。
害虫を駆除するためには、防虫剤を使うのがおすすめです。
虫によって適した駆除方法が異なるので解説していきます。
毒餌タイプ
毒餌タイプの防虫剤は、その名の通り毒が入った餌を害虫に食べさせるものです。
集団で暮らす虫は、餌を巣に持ち帰って仲間と分け合うという性質があるため、一気に駆除できるというメリットがあります。
害虫の通り道となる場所に設置するのが効果的です。
噴射タイプ
噴射タイプの防虫剤には、殺虫成分や氷結成分が含まれています。
ハエや蚊、蛾など目に見える場所に出てくる虫に対して効果が期待できます。
ゴキブリのように1匹いるとたくさんいる可能性が高いと言われている害虫は少なくありません。
そのような虫も単体で外に出てくることが多いので、噴射タイプの防虫剤を用意しておくとすぐ対処できるのでおすすめです。
噴煙タイプ
噴煙タイプは、殺虫成分が含まれた水蒸気や煙を部屋に立ち込めさせます。
噴煙タイプには、煙タイプ・霧タイプ・水タイプなどいくつかの種類があります。
その中でも、煙タイプは最も強力だという特徴も覚えておくと良いでしょう。
部屋に住み着いている虫を一気に駆除するために使われるケースが多いです。
ダニやノミ、アリ、羽虫など小さい虫がたくさんいそうな場所に使うのがおすすめです。
動きが早くて駆除が難しい虫がいる場合にも効果を発揮してくれます。
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害虫駆除にかかる費用
害虫駆除をするためには、費用がかかります。
業者位に依頼した場合と自分で対策する場合でかかる費用も変わってきます。
それぞれの費用相場はいったいどのくらいなのか確認しておきましょう。
業者に依頼した場合
シロアリや羽アリ、ハチ、ムカデなどを駆除してくれる業者が多く見られます。
ここでは、害虫駆除を業者にお願いした場合の費用相場をご紹介します。
・シロアリ
シロアリ駆除にかかる費用は、10万円が平均となっています。
シロアリ駆除は、1坪あたりいくらという計算で費用を算出するケースが多いです。
そのため、一般的な3LDKの平均的な坪数(23坪)を想定した場合、1階部分は12坪~14坪となります。
1坪当たりの平均的な料金は8,000円となっているので、9万6,000円~11万2,000円ほどかかることがわかります。
ただし、基礎や柱まで影響が及んでいる場合は、追加費用が発生するのであらかじめ確認しておきましょう。
・羽アリ
羽アリには、黒と白の2種類が存在します。
黒い羽アリの場合は、専門業者に依頼すると1万円ほどで駆除してもらえます。
一方、白い羽アリだと10万円ほどが相場です。
なぜ相場が大きく異なっているのかというと、そもそもアリの種類が異なるというのが大きな理由となっています。
白い羽アリは、白アリと言われている種類になります。
そのため、白い羽アリがいたら床下を含めた色々な個所を調査し、適切な対策を講じなければいけません。
こうした理由から黒と白で相場が大きく異なっています。
・ハチ
ハチの駆除にかかる費用相場は、1万円ほどです。
ただし、スズメバチはリスクが大きいということもあり、追加費用が掛かる場合もあります。
オオスズメバチや黄色スズメバチは攻撃性が高いだけではなく、駆除しにくい場所に巣を作っているケースも少なくありません。
・ムカデ
ムカデを駆除する際にかかる費用は、家の広さや方法によって変動します。
燻煙薬剤を使用した駆除は平均2万円、屋内と屋外の全てに対応した駆除は平均10万円となります。
ムカデ駆除を行っている業者の中には最低料金を設定しているところもあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
またムカデ駆除は、1回限りではなく毎年または2年に1回のスパンで行うのが理想的です。
そのため、駆除費用は家の維持費として考えておくのが無難です。
自分で対策する場合
業者に依頼すると費用がかかってしまうので、自分で何とかしたいと考える人も多いでしょう。
自分で駆除剤を使い、害虫対策をする場合の費用は以下の通りです。
シロアリは約1,000円、ゴキブリは約500円、ムカデは約800円となっています。
そしてハチは約1,000円、黒アリは約500円、ケムシは約1,000円となります。
害虫駆除を行っている業者に依頼した場合と比べるとかなり費用を抑えられるので、できるだけ自分で駆除できるのが理想的です。
できそうな範囲であれば市販の駆除剤を購入して対策してみると良いでしょう。
ただし、シロアリなどの被害が大きい時はプロに依頼しなければ難しい場合もあります。
自分で駆除することに不安がある場合は、業者に相談してみることをおすすめします。
専門的な知識を持つ業者であれば、それぞれの状況に合わせて適切な方法を提案してくれるからです。
お金はかかってしまいますが、できるだけ効果的な対策をしたいなら業者に依頼するのが無難だと言えるでしょう。
予算をあまりかけたくないなどの希望がある場合は、住んでいるエリアで害虫駆除を行っている業者を調べ、ホームページにかかれている費用の内訳などを確認してみてください。
あらかじめどのくらい費用がかかるかわかっていれば、業者にも依頼しやすくなります。
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賃貸だと害虫駆除の費用は誰が負担する?
賃貸物件において、害虫が居室内に侵入した際、駆除費用の負担は大家さんになるのか自分になるのか疑問に感じている人もいるはずです。
賃貸物件では、物件を引き渡すまでは入居者が注意を払い保存しなければいけない「善管注意義務」があるため、基本的には駆除費用は入居者の負担です。
しかし、中には大家さんが負担となるケースもあります。
どんなケースが当てはまるのか解説していきましょう。
大家さんの負担になるのはどんなケース?
入居者に善管注意義務があるように大家さんにも「賃借人に使用および収益させる義務」があります。
そのため、害虫によって住宅が使えない状態ならば、その状態を改善する責任が大家さん側にあります。
大家さんが駆除費用を負担するのは以下のようなケースです。
・入居してからすぐ害虫が発生し、入居前から発生原因があったとされる場合
・配管設備の異常など、物件状態に何らかの問題があり害虫が侵入した場合
・隣室が不衛生な生活を送っていたことでゴミ屋敷状態となり、虫が発生した原因が入居者でない場合
上記のようなケースであれば、入居者に問題があったと認識されにくいです。
落ち度がなければ害虫駆除の費用負担は大家さんとなるケースが高いでしょう。
また、エントランスや階段、エレベーターなどの賃貸物件の共有部分や軒下など、居室以外に発生した害虫も駆除の責任は大家さんです。
万が一、共有部分に虫が発生した際には、すぐに大家さんに相談しましょう。
特約を確認しておく
害虫は自然に発生しているので、例え業者に駆除を依頼しても完全に駆除できない可能性もあります。
発生した原因が特定しにくい場合は、大家さんと入居者の間でトラブルになり、問題が長引くケースもあります。
こうした問題を引き起こさないためにも、賃貸契約書において責任負担が明確に記されている可能性があるため、入居の際はあらかじめ確認しておきましょう。
・大家さんが負担となる条件や範囲
・入居者の善管注意義務について
上記のような内容が詳しく記載してあれば、必ずチェックをしてトラブルを防いでください。
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害虫駆除の費用を安く抑えるためのポイント
害虫の発生原因が入居者にあれば、駆除費用を自分が負担しなければいけません。
完全に駆除ができなければ定期的に駆除の依頼をするため、費用も多くかかってしまいます。
そこで、害虫駆除の費用を安く抑えるためのポイントをご紹介していきます。
少しでも負担を減らしたい方は参考にしてください。
住んでいる場所から近い業者を選ぶ
安い費用で駆除をしてくれる業者を選んでも、住んでいるところから遠い業者であれば交通費を請求される可能性があります。
駆除をする際の駐車場がなければ業者がコインパーキングを利用するケースもあり、駐車料金を請求されるケースもあります。
その場合、思わぬ出費となり負担額が増えてしまいます。
少しでも費用を抑えたいのであれば、自宅から近い駆除業者に依頼をして駆除をしてもらいましょう。
ただし、遠方にしか業者がない場合には予期せぬ出費に慌てないためにも、事前に問い合わせをして交通費を確認してください。
地域密着型の業者を選ぶ
害虫駆除の依頼をしたことがない場合、名前を聞いたことがある大手の業者に依頼しようと考える人も多いはずです。
大手であると保障内容が充実しているといったメリットがあり、魅力に感じるでしょう。
しかし、その分費用が高いケースもあります。
費用の安さを重視するのであれば、地域密着型の業者への依頼がおすすめです。
保障内容や施工の方法は違いますが、大手と比較すると費用が安いメリットがあります。
見積もりが詳細な業者を選ぶ
害虫駆除を依頼する際には、詳細な見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
電話やメールで問い合わせをして概要見積もりを出してくれる業者は多いです。
手軽に依頼ができるので魅力を感じますが、実際に駆除をした後に請求される費用が高額になっているケースもあり、業者との間でトラブルが発生するケースもあります。
少し面倒ではありますが、現地で見積もりをしてくれる業者を選ぶと、費用に関する相談も直接できるのでおすすめです。
また、「見積もり後の追加料金なし」と明記されている業者であれば、追加請求されることもないので安心です。
色々な業者に見積もりを依頼する
業者による害虫の駆除方法は基本的に同じですが費用には違いがあります。
ただ単に駆除のみをする業者であれば費用は比較的安いですが、追加保障が充実している業者は費用が高額になる可能性があります。
少しでも費用を抑えたいのであれば、1つではなく3つ以上の業者に見積もりを依頼し料金を比較してください。
サービス内容や保障内容なども比較をし、自分に合った害虫駆除業者を選択しましょう。
定期契約をしている業者を選ぶ
害虫の種類によっては、1回の駆除では完全に害虫を駆除できない可能性もあるため、複数回駆除を依頼します。
その場合、定期契約を結べる業者であれば費用の軽減が可能です。
1回ごとの駆除費用よりも定期契約であれば割安で駆除を依頼できるのでおすすめです。
数ヶ月ごとに室内の状態を確認して、害虫が増えていないかチェックもしてくれるので安心でしょう。
部屋は片付けておく
害虫駆除を依頼する際には、あらかじめ部屋の中を片付けておきましょう。
家具や家電、洋服やゴミなどが散乱していれば経路の特定や巣の特定ができないため、駆除作業に進めません。
その場合、家具の移動や片付けをする必要が出てくるため、作業の工数がかかってしまいます。
工数がかかれば、その分費用も高くなってしまいます。
すぐに駆除できる状態にするためにも、業者が来る前にしっかりと掃除を行いましょう。
害虫予防のために、家具や家電の少ない引越し直後や入居前に依頼をするのもおすすめです。
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自分で害虫駆除を行う方法&注意点
害虫駆除費用をより抑えたいなら、自分自身で駆除をしましょう。
その方法や注意点をご紹介します。
自分で害虫駆除を行う方法
まずは、自分で駆除を行う方法を解説します。
どれも簡単に行える方法なので、業者に依頼をする前に試すのもおすすめです。
・殺虫スプレーで駆除する
殺虫スプレーはホームセンターなどで多くの種類が販売されているので手に入れやすいです。
見つけた時にサッと駆除できる点がメリットでしょう。
ゴキブリ用やハチ用、ハエ用など、害虫の種類ごとの殺虫剤が販売されているので、家の中に発生している害虫の種類によって殺虫スプレーを選んでください。
・置き型殺虫剤で駆除する
害虫は人間の手が届かない場所に入り込み、繁殖していきます。
部屋の中に隠れている害虫を駆除した時には、置き型殺虫剤を使用しましょう。
餌を食べて駆除するタイプ、線香の香りで駆除するタイプなど、種類は様々なので害虫の種類や効果、使いやすさなどに合わせて選んでください。
・殺虫ライトで駆除する
蚊やハエ、カメムシなど、紫外線に集まる特徴を持つ走行性の虫を駆除したいなら殺虫ライトもおすすめです。
夏から秋は増えやすい時期なので、設置をすると虫の発生に悩まずに済みます。
・ハーブの活用もおすすめ
水回りでの使用や、子どものいる家庭であれば殺虫剤を使用したくないと考える人もいます。
そんな時にはハーブを取り入れて害虫駆除をしてみましょう。
ミントやハッカはゴキブリに、シトロネラやラベンダーはムカデに効果的です。
ハーブの香りで癒され、安全に駆除できます。
・侵入を防ぐことも大切!
害虫が侵入しないような対策も必要です。
窓のサッシやドアポスト、換気扇や室外機のホース、排水溝からも虫は進入します。
隙間テープやフィルター、ネットなど、それぞれに合った対策グッズが販売去れているので、使用すると害虫の進入を防げます。
また、洗濯物を夜に干さないのも大切です。
害虫の中には夜行性の虫も存在します。
夜中に外に干していると、害虫が洗濯物に付着している、卵を産み付けている可能性もあります。
わからずに取り込んでしまえば、室内で害虫が大量発生する可能性もあるので、夜間に洗濯物を干す場合は室内干しをするよう心がけましょう。
・清掃は必須!
害虫の侵入・繁殖を防ぐためにも、日々の清掃は怠らないでください。
ゴミを放置していれば、そのニオイを察知して虫が侵入してしまいます。
生ゴミやホコリはできるだけ早く処分をし、綺麗な状態を保ちましょう。
また、垢やフケも害虫が好みます。
定期的に床の拭き掃除を行い、害虫を寄せ付けない空間にしましょう。
引越しの際に使用する段ボールや紙袋も注意が必要です。
特に段ボールは、隙間に幼虫や卵が産み付けられるケースがあります。
放置していれば大量発生につながるので、ため込まずにこまめに捨てるようにしましょう。
・引越し直後に対策をするのが得策
害虫が発生してから対策をしても、時間が経てば再度駆除が必要になるケースもあります。
害虫を発生させないためにも、賃貸物件に入居する前からしっかりと害虫対策を行いましょう。
方法としては以下の通りです。
1.燻煙剤をたく
2.侵入経路をふさぐ
家具や家電を運び入れる前に、燻煙剤を使用して見えない場所にいる害虫を駆除しましょう。
そして、駆除をし終わったら侵入防止のために経路をふさぎます。
上記でご紹介したような隙間テープやフィルターなどを使用して、害虫が入ってこないように対策をしてください。
自分で行う場合の注意点
害虫対策を自分でする場合には注意点も存在します。
安全に行うためにも、以下の点に気を付けて作業を実施してください。
・取り扱いに注意する
家庭用の殺虫剤であっても、駆除剤は劇薬なので取り扱いには十分に注意してください。
人体に影響が出ないように作られてはいますが、口に入れたり目に入れば危険です。
特に、小さい子どものいる家庭やペットを飼っている家庭は気を付けましょう。
殺虫剤を使用する部屋から遠ざける、ハーブを使った駆除剤を使用するなど、対策をして作業に取り掛かってください。
・部屋を傷つけないように注意する
害虫駆除では部屋を傷つけないよう作業を行いましょう。
隙間に入り込んだ害虫を駆除する場合、家具や家電を移動するケースもあります。
その際に傷をつけてしまえば補修代金を負担する可能性もあります。
傷から害虫が浸入するケースもあるので、部屋を傷つけないように無理のない範囲で駆除作業をしてください。
・危険な害虫も存在する
害虫といっても種類は様々です。
傷つけてこない虫であれば問題ありませんが、スズメバチやアシナガバチなど、攻撃性の高い害虫の駆除は危険を伴います。
アナフィラキシーショックを起こせば命の危険もあるので、害虫によっては専門の業者に依頼をして駆除をしてもらいましょう。
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信頼できる害虫駆除業者を選ぶには?
最後に、駆除を依頼する業者選びのポイントを解説していきます。
見積もりが無料の業者を選ぶ
害虫駆除業者は多くあるため、依頼をする際には色々な業者に見積もりを出してもらうことで、自分に合った業者を探せます。
その際、無料見積もりであればより安心できます。
契約をしないと無料にならない、有料での見積もりであれば、出費が増えてしまうのでおすすめできません。
保障が充実している業者を選ぶ
プロの専門業者に依頼をしても、再度害虫が発生してしまうケースもあります。
その場合、業者に対して不満を抱いてしまいます。
しかし、保障がついている業者であれば、再度害虫が発生しても無料で駆除してもらえるので安心です。
害虫の種類によって保障期間に違いはありますが、半年程度の保障期間を設けている業者は多いので事前に確認してみましょう。
害虫の種類に合った業者を選ぶ
害虫駆除業者といっても、業者によって得意分野が異なります。
ハチの駆除を専門にしている業者、シロアリ駆除を専門としている業者など、特定の害虫のみに対応している業者も存在します。
発生している害虫の種類に特化した業者を選び、対処してもらいましょう。
丁寧な説明をしてくれる業者を選ぶ
害虫の駆除をする際には基本的に薬品を使って作業を行う業者が多いです。
小さな子どもがいる、ペットを飼っている家庭であれば、薬品の影響を気にするはずです。
疑問や不安点を聞いてくれる、きちんと説明してくれる業者であれば、より安心して駆除を依頼できます。
駆除方法や費用だけではなく、害虫が再び発生しないよう対策を説明してくれる業者であれば、満足度も高いです。
まとめ
賃貸物件において、害虫が発生した際の費用の相場や安く抑えるためのポイント、自分で駆除をする方法などをご紹介しました。
害虫が発生すれば安心して住めないので、駆除はスピーディーに実施しなければいけません。
自分で駆除する場合には、薬剤の取り扱いに注意をして安全に駆除をしましょう。
ただし、害虫の種類によっては危険性が高まります。
ケガをしないためにも無理をせず、業者に依頼をして徹底的に駆除してもらいましょう。
その際には、上記の害虫駆除業者の選び方を参考に信頼できる業者選びをしてください。