賃貸の部屋干しには室内物干しがおすすめ!選び方から乾かすコツまで解説

賃貸物件で生活をしていると、部屋干しをする機会も多いでしょう。
一人暮らしの女性であれば、ベランダで洗濯物を干しておくと空き巣や下着泥棒などの被害に遭う恐れもあります。
それ以外にも、天候などの理由で部屋干しをしなければいけないシチュエーションは多いものです。
今回は、部屋干しをする際に知っておきたいポイントや、賃貸物件におすすめの室内物干しの選び方などをご紹介します。

Contents

部屋干しが必要となる時は?

部屋干し

部屋干しが必要になるシチュエーションは様々です。
まずは、どのような時に部屋干しが必要になるのかご紹介します。

雨や雪でベランダ・バルコニーが使えない時

雨や雪など天候が悪くてベランダやバルコニーが使えない時は、必然的に部屋干しをすることになります。
雨や雪で濡れてしまうと、せっかく洗濯したのにまた汚れてしまいます。
さらに、風で飛ばされてしまう恐れもあるので天候が不安定な日は部屋干しをするのが無難です。
室内に干しておけば、急な天候の悪化を心配せずに済みます。
万が一帰宅時間が遅くなってしまった場合にも安心です。

花粉や黄砂が気になる時

花粉や黄砂が気になって部屋干しをするといったケースもあります。
花粉症の人であれば、春や秋など花粉が多く飛ぶ時期は室内に干しておく人も多いでしょう。
季節によっては黄砂も飛来します。
花粉や黄砂は目に見えないものなので、衣類に付着していてもわかりません。
洗濯したのに汚れてしまったり、室内に花粉を持ち込んだりしないためにも、季節によって部屋干しをした方が良いです。

また、車の排気ガスなどが汚れの原因になってしまう場合もあります。
気に入っている服は特に部屋干しで乾かしましょう。

紫外線による変色を防ぎたい時

衣類の色落ちは洗濯の回数を重ねることだけが原因ではありません。
例えば紫外線の影響を受けて変色してしまう場合もあります。
つまり、お気に入りで長く着たいと思っている服ほど、外ではなく室内で干した方が安心です。

洗濯物の窃盗を防ぎたい時

女性の一人暮らしだと、防犯対策として部屋干しをするケースも多いです。
長時間外出する時や部屋が1階にある場合などは、下着泥棒などの被害に遭わないように部屋干しをします。
ベランダに干しておいたら、女性の下着だけ盗まれていた事件は実際に発生しています。
洗濯物の窃盗被害に遭うのは建物の1階が多いですが、釣り竿などの道具を使って2階以上の部屋の洗濯物を盗むという事例もあるので、2階以上の部屋だから安心とは言い切れません。

窃盗の被害に遭わないようにするためには、ベランダなど外に干すのではなく室内干しを行った方が良いでしょう。

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INA&Associates Inc.は、不動産、IT、投資などにおける専門性と技術を活かし、「不動産」×「IT」を実現するために発生する、複雑な事柄に真摯に向き合い、”不動産をもっと分かりやすく。住まいを探されている方にとってもっと使いやすく。取引をもっとスムーズに。” 不動産×ITで独自の価値をお客様に提供することを目指しています。

賃貸物件における室内干しの問題

部屋干し

室内に干すことで急な天候の変化を心配せずに済んだり、窃盗被害に遭うことを避けたりできます。
しかし、室内干しを行うことでいくつか問題点があることも事実です。
続いては、賃貸物件における室内干しの問題にはどのようなものがあるのかご紹介します。

部屋が狭く干し場を確保が難しい

賃貸物件はそこまでスペースが広くないことも多いため、干し場の確保が難しくなります。
特に、一人暮らし向けの1Kや1DKの物件だと難しいと感じてしまうでしょう。
室内に干すと生活スペースが圧迫されてしまいます。
生活の動線が確保しにくくなる、リビングに干しておくと友達などを呼べないなどの問題が生じてしまうでしょう。
限られたスペースに干さなければいけないので、乾きにくくなるという問題も生まれます。
洗濯物同士の隙間を十分に取れず、空気が通りにくくなることが大きな理由です。

天井や壁にフックや物干しを設置できない

賃貸物件だと、天井や壁にフックや物干しを設置できません。
壁などに傷をつけてしまうと、原状回復のための大きな費用がかかってしまうためです。

フックを天井に付けられれば、物干し竿やロープが取り付け可能となります。
そのため、洗濯物がより効率的に干せるようになるのです。
しかし賃貸物件だとそれができないので、室内で洗濯物を干すのは難しくなります。
カーテンレールなどで代用もできますが、それでは空気の通りがあまり良くないので、生乾きになる可能性もあります。

洗濯物が乾きにくい

賃貸物件で部屋干しをすると、乾きにくさを感じる場合も多いです。
室内で干した時に乾きにくさを感じてしまうのは、1回あたりの干す量が多すぎること、風通しや日当たりが悪いことなどが挙げられます。
また、スペースが狭くて洗濯物同士が密着していたり、部屋の換気を怠っていたりする場合も、乾きにくいと感じてしまい可能性が高いです。
下着や靴下などの枚数が少ない場合は、なかなか乾かないと困ってしまう場合もあるでしょう。
これは予備を多めに持っていれば解決できる問題です。
しかし、洗濯物がなかなか乾かないと次の洗濯物を干すスペースも確保できなくなってしまいます。
このことから、洗濯物が乾きにくいと弊害が出る可能性が高いです。

臭いが気になる

洗濯物を部屋干しすると、臭いが気になりやすいです。
洗濯物から嫌な臭いがする原因には、汚れが残っていること、カビや雑菌が付着していることなどが挙げられます。
水の量に対して洗濯物が多すぎると汚れがしっかり落ちなくなってしまい、臭いが発生しやすくなります。

汚れが落ちていないと部屋干しではなく天日干しでも臭いがする可能性があるので、洗濯はできるだけこまめに行うようにしましょう。
また、洗濯槽の掃除をしていないとカビや雑菌が発生し、洗濯物に付着します。
そのカビや雑菌が原因となって臭いが発生しているケースも珍しくありません。

洗い直しても臭いが取れないと悩んでいる人もいるでしょう。
洗い直しても意味がない場合は、雑菌がバリア上になっているので、すぐに雑巾のような臭いが戻ってしまうのです。

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カーテンレールに洗濯物を干すのはNG

部屋干し

賃貸物件でスペース的に洗濯物が干せないと、カーテンレールを使う場合があります。
カーテンレールを使うと先ほど説明したように生乾きになってしまう可能性が高いので、できれば避けた方が無難です。
また、カーテンレールに洗濯物を干さない方が良い理由は他にもあります。
次に、どのような理由でカーテンレールに洗濯物を干すべきではないとされているのか解説します。

洗濯物にほこりが付着してしまう

カーテンレールに洗濯物を干すと、洋服にほこりが付着しやすくなってしまいます。
なぜなら、カーテンレール自体にほこりが溜まりやすいためです。
窓ガラスやカーテン、網戸にも窓を開けた時に飛んできたほこりが溜まっているので、きれいとは言えません。
せっかく洗濯をしたのにすぐ汚れてしまうので、カーテンレールに干すのは避けるようにしましょう。

カーテンレールが変形・破損する可能性がある

濡れた洗濯物は、重量がそれなりにあります。
何枚も洗濯した服を干した場合、カーテンレールの強度では耐えられない可能性もあるのです。

最初のうちは問題なく干せるかもしれませんが、徐々に変形してしまったり、ふとしたタイミングで破損したりすることも考えられます。
カーテンレールをネジで木製の窓枠に取り付けているパターンだと、ネジ穴が広がってカーテンレールごと外れてしまう場合もあるでしょう。
賃貸物件だと修繕費用を請求されることになりかねないので、破損しないような使い方を心掛けてください。

カーテンが湿気を吸ってしまう

カーテンレールに干すと、カーテンと濡れた洗濯物の距離が近くなります。
カーテンに触れてしまう部分もあるでしょう。
いずれにしても、カーテンは湿気を吸うことになってしまいます。
湿気を吸うと、それが蓄積されてカビが生える原因になりかねません。
湿気をまとったカーテンの近くに干してあると、洗濯物自体も余計乾きにくくなります。
カーテンにカビが発生すると見た目も悪くなってしまいますし、衛生面にも不安が生じるため、カーテンレールに洗濯物を干すのは避けましょう。

窓に結露が発生する

カーテンレールに干した場合だけではなく室内干しをした時のリスクとも言えるのが、窓の結露です。
洗濯物を室内に干すと、必然的に部屋の湿度は高くなります。
湿度が高くなると窓にも結露が発生しやすいです。
巾木や木製の窓枠の下に水滴が滴ると、カビが発生してしまいます。

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部屋干しに適した場所は?

部屋干し

洗濯物を部屋干しするのであれば、適した場所を知っておくこともポイントになります。
続いては、どのようなスペースが部屋干しに向いているのかご紹介しましょう。

通風性の良い部屋

洗濯物を干すのは、リビングなど広めの部屋がおすすめです。
また、空気の通り道となる廊下も適した場所として挙げられます。
日中は仕事などで家を空ける時、寝ている時などリビングや廊下を使わないタイミングに干してみてください。
スペースを広く確保できれば通気性が良くなるので、当然乾きやすくなります。
賃貸物件で広いスペースがない場合は、できるだけ高い位置に干すことを意識してみましょう。

天井付近は床に近い場所よりも空気の流れが生まれやすいので、洗濯物が乾きやすいからです。

浴室

浴室は、他の部屋よりも湿気を逃がしやすい構造になっています。
そのため、浴室に洗濯物を干すのもおすすめです。
窓があればより風通しを良くできますが、換気扇があるので窓がない場合でも問題ありません。
浴室は外から見えることもないので、洗濯物を干していること、女性が一人暮らしをしていることなどが判別できなくなるのもメリットです。

洗面室

洗面室に洗濯機が置けるようになっている物件は多く見られます。
そのため、洗面室に洗濯物を干すのもおすすめです。
ハンガーなどをかけられるようなスペースがあれば、ぜひ有効活用してみてください。
ただし、湿気がこもりやすい場所なので窓やドアを開ける必要があります。
窓とドアを開けて通気性を良くすれば、洗濯物が乾きやすくなり、嫌な臭いも気になりにくくなります。
居室に洗濯物を干したくないといった場合にも、脱衣室に干すのは有効です。

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賃貸物件で部屋干しする方法

部屋干し

賃貸物件で部屋干しをする場合、気を付けなければいけないポイントがいくつもあります。
それを踏まえた上で、賃貸物件で部屋干しするにはどうしたらいいのか、おすすめの方法をご紹介します。

室内物干しを活用する

賃貸物件で部屋干しをしたいなら、室内物干しを活用しましょう。
室内物干しは、部屋に設置されている物件も増えています。
カーテンレールについているタイプや天井から吊り下がっているタイプなど、物件によって異なります。
新たに購入する必要がないため、室内物干しが完備されている物件を選ぶのはおすすめです。

物件についていなかったとしても、後付けできる商品も販売されています。
簡単に取り付けでき、安全に使えるものがあるので、住んでいる賃貸物件にない場合は購入を検討してみてください。

突っ張り棒を使って物干し場を作る

突っ張り棒を使って物干しスペースを作るという方法もあります。
出窓や廊下、浴室などのスペースを有効活用できます。
突っ張り棒の長さは色々あるので、設置したいスペースに合わせた商品を選ぶようにしましょう。

ただし、長さが長くなると耐荷重が低くなってしまう点に注意が必要です。
少しでも多くの洗濯物を干したいのであれば、できるだけ短いタイプを選んでみてください。

落下しにくい作りになっているタイプを選ぶのもおすすめです。

窓際や鴨居を活用する

窓際や鴨居を活用し、物干しスペースを確保する方法もあります。
枠のようなでっぱりがあるので、そのでっぱりに引っ掛けるタイプの部屋干しグッズを使うのです。
コンパクトでありながら外れにくく、取り付け工事なども必要ありません。

そのため、賃貸物件でも問題なく利用できます。
突っ張り棒で物干しスペースを作ったり、物干しスタンドを置いたりするのが難しい場合に適しています。

サンルームのある部屋に引っ越す

今住んでいる物件で部屋干しがどうしても難しいけれど何とかしたいのであれば、サンルームのある部屋に引っ越すなどの対策もおすすめです。
引っ越しをするのは手間やコストがかかりますが、部屋干しができないストレスを抱えたまま生活するよりは良いでしょう。
サンルームがあると様々なメリットが生まれます。
サンルームがあると、雨が降っても洗濯物を干すことができます。

リビングなどに干さずに済むので、スペースを取ることもありません。
また、ベランダと違って外に干すわけではないので、花粉やほこりなどが付着する心配もなくなります。
部屋のスペースを有効活用でき、さらに外干しした際の汚れも気にならないため、サンルームがある賃貸物件への引っ越しは精神衛生的に良いと考えられます。
ただし、夏は暑すぎて冬は寒すぎる、定期的にガラスを掃除しなければいけないなどのデメリットもあるので、どちらが自分にとってストレスが少ないか考えて決めるようにしましょう。
上手く活用すれば、部屋干しによる問題解決にもつながります。

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賃貸でも使える室内物干しの種類

部屋干し

壁に穴を開けたり、傷つけたりできない賃貸でも使える、室内物干しの種類をご紹介します。

折りたたみタイプ

毎日洗濯をしない、使わない時は片付けたいという方におすすめなのが「折りたたみタイプ」の室内用物干しです。
わずか10cm程度の厚みに折りたためるなどコンパクトに収納できる商品も多く、使わない時はちょっとした隙間スペースに片付けることができるため、かさばらないのが魅力です。
また、軽く持てたり、ワンタッチでしまえたりと使いやすいよう工夫されている商品も多いため、自身の使い方に合わせて選ぶと良いでしょう。
天気が良い日はベランダで、雨の日は室内でなど状況に合わせて使い分けることができるのも折りたたみタイプのメリットです。

A型やX型に伸縮するタイプ

A型やX型に伸縮できるタイプは、床に置くスタンド形式の室内物干しです。
高さや幅を自由に調整できるため、洗濯物が多い時は幅を広げたり、反対に少ない時は狭めたりできます。

また、床置きタイプはシーツやワンピース、ズボンのように丈の長いものを干す時、床についてしまうことがあります。
しかし、A型やX型に伸縮するタイプであれば、幅を狭めることで高さを出せるため、丈の長いものでも床につかず干せるでしょう。
A型やX型に伸縮するタイプには、ハイタイプとロータイプもあるため、丈の長いものをよく干す方はより高さのあるハイタイプがおすすめです。

突っ張り棒タイプ

突っ張り棒タイプは、窓枠に突っ張り棒を設置することで洗濯物を干せるタイプのアイテムです。
窓枠に設置するため、他の家具と干渉することもほとんどなく、邪魔になりにくいのがメリットです。

また、窓際に干すため、日当たりの良い窓であれば洗濯物の乾きも早いでしょう。
また、突っ張り棒タイプには、床と天井を利用して設置するタイプもあります。
窓枠用と同じように壁際のスペースを利用して設置できるため、スペースの有効活用が可能です。
少しでも部屋を広く使いたい、洗濯物を邪魔にならないように干したいという方におすすめです。

パラソルタイプ

パラソルタイプは傘のように円状に広がる室内用物干しです。
2~3段あるタイプが主流で、タオルや小物を省スペースでたくさん干すことが可能です。

広げても直径1mに満たないものが多いため、狭いスペースにも設置できるのも魅力でしょう。

ワイヤータイプ

ワイヤータイプは、壁にワイヤーが格納される本体と、ワイヤーを引っ掛けるフックカバーを取り付けることで洗濯を干すことのできるアイテムです。
使用する時はワイヤーを引っ張って対面に設置したフックカバーに引っ掛け、使用しない時は本体に格納できるため、非常にコンパクトで使い勝手が良い点が魅力です。

DIYにもよく使われるウォールラック用の板を活用すれば、壁に直接穴を開けなくても設置できるため、賃貸でも問題なく使用できます。

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室内物干しの選び方

部屋干し

上で紹介したように室内物干しには様々なタイプがあります。
ここでは、室内物干しを選ぶ際のポイントを紹介しますので、どれにすれば良いのか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

間取りから室内物干しのタイプを選ぶ

どの室内物干しを選ぶべきか迷った時は、まずは部屋の間取りを思い浮かべてみましょう。
もし室内に日当たりの良い窓があれば、窓際に設置できる突っ張り棒タイプがおすすめです。
一方、鴨居のあるお部屋であれば、鴨居を活用して洗濯を干せるアイテムを活用することでスペースの有効利用が可能です。
また、脱衣所の上部にスペースがある場合には、突っ張り棒を使えば洗濯物を干すスペースを確保できます。
もしも、このようなスペースがないのであれば、床に置く折りたたみタイプやパラソルタイプ、A型やX形に伸縮するタイプを選びましょう。

サイズや耐荷重は洗濯物の量に合わせる

洗濯物は水を含んでいるため通常の状態よりもさらに重くなります。
突っ張り棒や窓際、鴨居を利用する場合は、物干しグッズの耐荷重を確認することが大切です。
耐荷重を超えて使用すると、落下する危険性もあるため要注意です。
使用している洗濯機の容量を目安に計算してみましょう。
洗濯機に記載されている洗濯容量は乾燥している状態での重量です。
洗濯後の濡れた状態は、乾いている時より約1.5倍の重さがあると言われています。

一人あたりの1日の洗濯量は平均1.5kgなので、家族の人数や何日分の洗濯をするのかなどを計算し、生活スタイルとマッチした耐荷重のアイテムを選ぶことをおすすめします。
また、一人暮らしだからといって、一人暮らし用のコンパクトなものが良いかといえば一概にそうとは言い切れません。
むしろ毎日せず、何日分かまとめて洗濯するのであれば1回分の洗濯量は多くなるため、一人暮らし用では干しきれない可能性があります。

室内物干しのサイズを選ぶ時は、1回の洗濯量がどのくらいになるかも考慮することが大切です。

機能を確認する

室内物干しを選ぶ時には、使わない時は収納できるか、キャスターがついていて移動させやすいかなど機能性にも注目し、ライフスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
例えば、室内物干しを使うのは雨の時だけ、洗濯は数日分をまとめて行うタイプの方は、使用しない時は簡単に収納できるタイプがおすすめです。
特にワイヤータイプは省スペースな上本体に格納できるため、部屋が狭い方にも向いています。
また、キャスター付きのタイプは日の当たる場所やエアコンの下など乾きやすい場所への移動も簡単なので、その時によって干す場所を変えたい時にも便利です。

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洗濯物を部屋干しで早く乾かすコツ

部屋干し

室内に洗濯物を干すスペースが確保できたとしても、外干しに比べて乾くまでに時間がかかったり、嫌な臭いがついてしまったりすることが気になるという方も少なくありません。
そこで、室内に干した洗濯物を少しでも早く乾かすコツをご紹介します。

風通しと湿度に注意する

室内に干した洗濯物を少しでも早く乾かし、かつ嫌な臭いを抑えるには、風通しの良い環境を作ることがポイントです。
常に窓やドアを開けっぱなしにするなど、空気が循環する環境を作れればそれが一番良いのですが、雨が降っていたり、寒かったりする時には難しいものです。
そんな時には、除湿器やエアコンなどを活用し、空気が1ヶ所に留まらないよう工夫しましょう。
サーキュレーターを併せて使うとより空気の流れが良くなり、早く乾くようになるのでおすすめです。

また、部屋の湿度が高すぎるとジメジメして洗濯物が乾きにくいです。
嫌な臭いの原因にもなりますので、エアコンや除湿器の「除湿モード」も上手に活用してください。

間隔をあけて洗濯物を干す

スペースがないからと洗濯物をぎゅうぎゅうに干すと、乾きにくいだけでなく部屋干し特有の嫌な臭いの原因になります。
干せるスペースがない時は、少量ずつ洗濯するなど一度にたくさんの量を洗濯するのは避けた方が良いでしょう。
また、部屋干しでも嫌な臭いをさせず上手に乾かしたいなら、洗濯物を風通しが良くなるよう洗濯物同士の間隔をできるだけあけることが大切です。
最低でも隣の洗濯物と10~15cmは開けるよう心掛けましょう。

干す時はタオル類を重ならないようずらす、ランダムに干さず丈の長いものは外側、短いものを中央にするなど、工夫することも早く乾かすためのポイントです。

新聞紙を除湿剤の代わりに活用する

普通の紙に比べて水分を吸収しやすい新聞紙は、除湿剤代わりにも活用できる万能アイテムです。
そのまま床に敷くよりも、丸めてくしゃくしゃにすることでより空気に触れる部分が増え、多くの水分を吸収してくれます。
また、洗濯物の間にハンガーなどで吊るすと除湿効果も高まり、より早く乾くようになります。
湿気を吸った新聞紙は、天日干しすれば再び利用することも可能です。
電気代もかからずエコなので、ぜひ試してみてください。

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部屋干しで気になる臭い対策

部屋干し

部屋干しの気になる臭いは、洗濯物を早く乾かす以外にもできる対策があります。
ここでは、手軽にできる部屋干し特有の嫌な臭いの対策方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

酸素系漂白剤や部屋干し用の洗剤を使う

室内干し特有の嫌な臭いは、落としきれていない雑菌が繁殖してしまうことが原因です。
生乾きの臭いが気になる時は、部屋干し用の洗剤を使いましょう。
部屋干し用の洗剤は、通常の洗剤に比べて除菌成分や抗菌成分が多く含まれているため、嫌な臭いの原因である雑菌を除去する効果が期待できます。

また、酸素系漂白剤にも臭いの元である雑菌を消毒する作用があります。
部屋干し用洗剤とあわせて使用できますが、臭いが気になる時は、酸素系漂白剤の殺菌力が最も高まる40~60度のお湯に洗濯物をつけ置きしてから洗濯するのもおすすめです。

洗濯が終わったらすぐに干す

洗濯が終わったのに、そのまま洗濯機の中に長時間放置していると、雑菌が繁殖してしまいます。
洗濯が終わったらすぐに洗濯機から取り出し、干すように気を付けましょう。

一度に大量の洗濯を避ける

洗濯をする際、どうしてもまとめて洗ってしまいがちですが、一度に大量の衣類を詰め込まないのも、臭いを防ぐコツの1つです。
いくら容量内とはいえ、洗濯機いっぱいに入れてしまうと、衣類の動くスペースもなくなり、汚れの落ちも悪くなります。
また、干すスペースの確保も難しいだけでなく、洗濯物が多くなると室内の湿度も高まり、より生乾きの嫌な臭いが発生しやすいです。
洗濯機にいれる量は8割を目安に詰め込み過ぎないよう注意しましょう。

また、節約としてお風呂の残り湯を利用する方法もありますが、残り湯には目には見えない汚れや雑菌が多く含まれています。
さらに、入浴直後よりも翌日の方が雑菌の数が増えているというデータもあることから、生乾き臭が気になる方は、残り湯は使わない方が良いでしょう。

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浴室乾燥機付きの賃貸物件も候補に

部屋干し

室内に洗濯物を干したくない、スペースの確保が難しいという場合には、浴室乾燥機付きの賃貸物件がおすすめです。
浴室乾燥機とは、その名の通り浴室に設置されている浴室や洗濯物を乾かすための装置のことで、浴室内の換気や乾燥の他、暖房や冷房も兼ね備えており、梅雨や冬のように外干しが難しい時でも、浴室乾燥機を使えば素早く洗濯物を乾かすことが可能です。

また、浴室乾燥機は、天井にある通風口から直接洗濯物に風を当てるため、干した衣類がシワになりにくいのもポイントの1つです。
さらに、夜入浴した後に干しておけば、朝までに洗濯物が乾くだけでなく、浴室内も乾燥するためカビ対策にも効果的です。
他にも浴室乾燥機があれば室内に洗濯物を干す必要がないため部屋を広く使えたり、陰干しが必要なニットやジーンズなどの洗濯に重宝したりとメリットも豊富です。

電気代やガス代がかかるなどデメリットもありますが、どのみち部屋で除湿器やサーキュレーターを使うのであれば邪魔になりにくい浴室乾燥機の方がより快適に洗濯物を干せるでしょう。
室内干しをする機会が多い、生乾きの嫌な臭いが気になるという方は、ぜひ浴室乾燥機付きの賃貸物件も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
ただし、浴室乾燥機は定期的なフィルター掃除も必須です。
浴室乾燥機ならではの手間やコストが許せるという方には非常におすすめの設備です。

まとめ

今回は、賃貸物件における室内干しの問題点やおすすめの物干しの種類、選び方や乾かし方のコツを中心に解説してきました。
賃貸物件では、防犯面からも室内干しの方が安心です。
それでも室内干しでは干すスペースの確保が難しかったり、生乾きの嫌な臭いがしたりと気になる部分も多いでしょう。
しかし、最近では賃貸物件のような限られたスペースでも有効活用して洗濯物を干せる、折りたたみタイプや突っ張り棒タイプ、パラソルタイプなど様々な室内物干しが売られています。
これまで賃貸では設置が難しいと思われていたワイヤータイプもDIYアイテムを使えば、壁に穴を開けることなく設置可能です。
どの物干しが良いかは部屋の間取りや洗濯物の量などによって変わるため、ライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
もしも引っ越しを検討しているのであれば、浴室乾燥機付きの物件を探してみるのもおすすめです。

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