玄関扉の上部についているドアクローザーは、ドアの動きを左右する重要な部分です。
ドアが急に閉まらないように調節してくれる装置ですが、ドアクローザーの不具合で急に閉まったり、指を挟まれてケガをしたりする場合もあります。
もしドアクローザーに不具合が生じた時、自分で調節していいのか、交換してもいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。
この記事では、ドアクローザーの仕組みを紹介するとともに、不具合の原因や調節する方法なども解説します。
ドアクローザーについて知りたい方は参考にしてみてください。
Contents
ドアクローザーとは?

ドアクローザーは、ドアの上部に設置されていますが、どのような目的があるのでしょうか?
ここでは、ドアクローザーの意味や仕組みについて解説していきます。
ドアの開閉をコントロールする装置
ドアクローザーは、どのドアの上部にも取り付けられている箱型の装置です。
「ドアチェック」という名前で呼ばれることもあります。
ドアの上部についているのは、ドアの開閉を適切なスピードで維持する目的があるためです。
ドアの中でも重要な部分であり、ドアクローザーがない状態ではドアが閉まる勢いが強かったり、開けっ放しになって閉まらなかったりします。
また、急にドアクローザーが閉まってしまうと指や足を挟むトラブルも起こる可能性があります。
勢いよくドアが閉まれば、破損につながる可能性も考えられます。
特にドアを開け閉めする頻度が高い場所、風の影響を受けやすいドアにはドアクローザーの機能が欠かせません。
ドアクローザーの仕組み
ドアクローザーは油圧でバネを操作し、ドアの動きを調整するという仕組みです。
ドアを開けた時はバネが縮み、ドアを離した時にバネが元に戻ろうとする力によって閉まります。
これは、ドアクローザー内のバネに粘着性の高い油が使用されていて、それが減速させることでゆっくり閉まります。
ドアクローザーの役割・機能とは?
ドアクローザーの役割や機能は、ただドアが閉まる速度を遅くするだけではありません。
ドアクローザーは、ドアを閉まり始めた時は比較的速く、閉まる直前は比較的遅くしてくれます。
閉まる角度によって速度を変えることで、急いでいる時にドアが閉まらないという事態を解消し、快適性や安全性を保っているのです。
これにより、ドアにぶつかったり手を挟んだりする機会も少なく、安全に音を立てることなくドアが閉められます。
他にも、ドアクローザーには製品によって以下のような機能が備わっています。
ストップ機能
ドアを一定以上の角度にして手を離すと、そのまま開けた状態でキープできます。
各メーカーによってキープできる角度は異なりますが、一般的にはスタンダード型で70~120度、パラレル型で70~180度の範囲で設定できます。
速度調節機能
ドアクローザーのネジを調節すると、ドアが閉まる速度を変更できます。
最初の区間を第1速度区間、閉まる手前で速度が遅くなる区間を第2速度区間と言います。
これらは、速度調整弁となる部分を操作すると好みの速度にできます。
バックチェック機能
ドアを開く方向に向かって強く力が加わった時、一定の角度まで来ると油圧が上がり、急激にドアが開かないようにします。
例えば強風に突然煽られてしまい勢いよくドアが開くこともありますが、このような事態を防ぐためにバックチェック機能が働きます。
ラッチング機能
ドアが閉まる直前になると、速度が速くなって素早く閉められます。
この速度に関しても細かな調整が可能で、手で閉めた時のような半ドア状態になりにくいです。
ドアクローザーには種類がある
ドアクローザーには主に3つの種類がありますが、一般的な住宅に用いられているのはスタンダード型とパラレル型です。
それぞれの種類でどのような特徴を持っているのかご紹介します。
スタンダード型
スタンダード型は、ドアの開く側に取り付けられるドアクローザーです。
玄関などの場合、金具が玄関の外側に飛び出る構造となり、90度の位置に物が置いてあると設置できません。
玄関や屋外との出入口などに設置する場合は、雨や風の影響を受けて寿命が短くなってしまうケースもあります。
パラレル型
パラレル型は、室内側に取り付けられるドアクローザーです。
ドアが開く方向と反対側に設置し、近年主流になっています。
室内に設置されているため長持ちしやすいのが特徴です。
ドアクローザーの寿命
ドアの開閉時に、快適になるように速度や角度を調整してくれるドアクローザーにも寿命が存在しています。
寿命とされる目安は約10~20年ですが、耐用年数や使用頻度、回数、環境などで変動する場合もあるでしょう。
たとえ通常の範囲内の使い方であっても、不具合が起こる可能性がないとは言い切れません。
通常範囲の使用でも、取り付けてから10年を目安に一度チェックしてみてください。

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ドアクローザーの不具合

ドアの開閉時に変な音がしたり、機能面が正常に作動しなかったりする場合、ドアクローザーに不具合が生じている可能性があります。
どのような症状があった場合、注意すべきでしょうか?
「ギー」「バキバキ」などの異音がする
ドアクローザーの付け根やアーム部分から、このような異音がする場合は、取り替えが必要です。
ドア周辺からの音であればドアの丁番だと考えられますが、周辺から音がする場合はドアクローザーの可能性が高いです。
ストップ機能が使えなくなり、ドアが閉まってしまう
ドアクローザーのはっきりとした交換目安はないものの、これらに該当する症状があれば、早めの交換がおすすめです。
本体から油が流れ出す
ドアクローザーは、油圧でドアの開閉スピードを調整しています。
しかし、経年劣化や故障などで、破損や亀裂が生じてしまうと油が漏れ出す可能性があります。
漏れ出た油の量は少量だったり、ドアに流れるほどだったりと様々です。
しかし、漏れている状態が確認できれば不具合が起こっていることに間違いありません。
このようなドアクローザーの故障には修理が必要となるでしょう。

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ドアクローザーに不具合が発生する原因とは?

ドアクローザーそのものの仕組みは、とてもシンプルにできています。
複雑な仕組みではないので、ドアクローザーそのものにトラブルも起こりにくいです。
シンプルな仕組みであるドアクローザーですが、使用している間に不具合が生じることもあります。
なぜ、不具合が起こってしまうのでしょうか?
原因①:部品の劣化
ドアの開閉をしていると、劣化しているように見えなくても摩耗や油圧部分が衰えてきます。
これは、ドアクローザーそのものの耐用年数や経年劣化によるものが原因です。
ドアの開閉頻度や使い方によっても変わりますが、JIS規格では耐用開閉回数は約20万回となっています。
おおよその目安は約10年で、ドアクローザーからの異音が気になりだしたら修理の時期です。
また、10年以上経過したドアの場合は経年劣化での故障の可能性が高くなります。
アーム部分に油を入れて解消できるケースもありますが、スムーズな開閉ができなかった場合は交換も視野に入れておきましょう。
ギーギーという音などが解消できない場合は不具合が起こっている証拠です。
壊れてから交換してしまうとドアが正しく使えなくなる可能性もあるので、早めに不具合を解消しましょう。
原因②:スピード調整弁の回し過ぎ
ドアクローザーにはスピード調整弁という、開閉速度を自由に変更できる仕組みがあります。
第1調整弁・第2調整弁・第3調整弁があり、ドアを閉める時には第1速度区間、中盤は第2速度区間、第3速度区間で閉め終わります。
開閉速度に好みやこだわりがあり、必要以上にスピード調整弁を回してしまうと内部から油が漏れやすくなる場合があります。
油が漏れてしまった場合、開閉速度機能も損なわれるだけでなく修理もできません。
交換しなければならないので、スピード調整弁の回し過ぎに注意しましょう。
原因③ドアの開け閉めによる負荷
日頃から扉の締め方に勢いがある場合、自動的にドアを閉めてくれるドアクローザーの内部にあるバネや油圧部分に負荷がかかりやすいです。
その理由は、自動的に動くドアクローザーに反して強く閉めたり、勢いよく押したりすると、内部のメカニズムに負担がかかるためです。
負荷の積み重ねは不具合を招くきっかけにもなるので気を付けましょう。

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ドアクローザーを自分で調整する方法

ドアクローザーは、上手に調整すると快適なドアの開閉ができます。
ここでは、ドアクローザーを自分で調整する方法を解説していきます。
調整で必要な道具とは
ドアクローザーは開閉に関係してくる部分なので、ドアの中でも特に重要なパーツです。
ドアクローザーがない状態では、開けた瞬間に閉まる力が働いたり、最適な角度で止めて置いたりできません。
ドアを開閉する機会が多い環境では、ドアクローザーの存在が快適にしてくれるでしょう。
そんなドアクローザーを調整する場合に欠かせないアイテムが、マイナスドライバーです。
ネジ穴がプラスの場合はプラスドライバーがあると良いでしょう。
ドアクローザーの調節ネジは簡単に回すことができるため、ドライバーが用意できない時には10円玉や5円玉でも代用可能です。
また、ドアの種類によっては専用のスパナが必要になる場合もあるので、取扱説明書で確認してみてください。
ドアクローザーはドアの上部に付いているため、身長が届かない方もいるでしょう。
これらの道具に加えて、脚立や踏み台などを用意しておくのがおすすめです。
手がギリギリ届く場合であったとしても、微妙なネジの調整を行うため、安定した環境にするのが望ましいでしょう。
速度調整ネジの調整方法
ドアクローザーを自分で調整するには、速度調節ネジについて知っておきましょう。
ドアクローザー本体の側面部分に、速度を変えるネジが3つあります。
第1速度調整弁、第2速度調整弁は左右にあり、第2速度調整弁の下にラッチングアクション調整弁があります。
これらのネジは反時計回りに回すと速くなり、時計回りに回すと遅くなります。
速度調整ネジがいくつかついているドアクローザーもあるので、取扱説明書で確認してみましょう。
ラッチングアクションは、ドアが閉まる際にドアの突起部分が「カチャ」とはまる時に動く部分です。
この調節弁は、数字が一番大きいものです。
これらを調整する際には、少し緩めてからドアの開閉速度や状態を確認しながら行いましょう。
少しずつネジを調節していき、速度が変わっていけば問題ありません。
これらを調整しても変化がない場合は他の方法を試してみましょう。
ただし、速度調整弁が外れてしまうと再度取り付けできないので注意してください。
ネジの回し過ぎに注意
ドアクローザーでドアの開閉速度や角度を調節するのは、設置されてから5~10年後が多くなっています。
基本的に、どのドアクローザーであってもネジの回し過ぎには注意しましょう。
取扱説明書がある場合、いくつかの注意点が記載されているので一度読んでおくのがおすすめです。
初めて調節する場合、どれくらいの角度で締めたり緩めたりするのかわかりづらいかもしれませんが、基本の角度は10~20度と覚えておきましょう。
また、ドアクローザーは強く締めればいいというものではありません。
軽い力でも閉まるため、一気に締めてしまえばドアが開かなくなってしまうのです。
その反対で、緩すぎればネジが外れる可能性もあります。
ネジが外れるとその部分から油が漏れ出し、ドアクローザー自体が故障するリスクもあるでしょう。
油漏れによる故障となってしまうので、修理ができなくなってしまいます。
そのため、ネジの扱いには十分に注意してください。
ドアが閉まる速度の理想
ネジで少しずつ速度を変えていくためには、ドアが閉まる速度の理想を知っておきましょう。
理想の速さは、開けてから閉まるまで約5~8秒の範囲です。
使用している環境や好みによって変わりますが、これを目安に微調整していくようにしましょう。
ただし、速すぎると手を挟んでしまう可能性があるので注意してください。
潤滑剤での調整方法
ドアクローザーの調整は潤滑剤でもできます。
ネジで調整しているものの、思うような変化がない場合はアームやリンクなどの可動するところに潤滑油を使いましょう。
ドアクローザーには、最初から半固体の潤滑剤となるグリスが塗ってあります。
グリス以外を使用すると、さらにドアクローザーの状態を悪化させる可能性があるので、乾燥性の低いグリスを使うのがおすすめです。
周囲部品が原因の場合も
ドアクローザー中心に調整したものの、大きな原因はドアクローザーでない可能性も考えてみましょう。
丁番のネジが緩んでいると、建付けがよくありません。
丁番のネジを締め直し、位置を調整してみてください。
他にもドア板やラッチの引っかかりがある場合は、ドアクローザーの取り付けに問題がないか確認してみましょう。
一度取り外してから直すと調整しやすいです。

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ドアクローザーの交換方法

ドアクローザーが調整では修理できない場合は、交換しないと直らない可能性があります。
ドアクローザーの寿命は前述したように10~20年です。
使用する環境や使用頻度によっては寿命が早まるケースもあり、さらには油が漏れている場合や調整をしても開閉しにくい場合は交換のタイミングと言えます。
そこで、ドアクローザーの交換方法を解説していきましょう。
道具を用意し、手順を把握すれば素人でも交換できるので、スムーズに交換作業を進めるためにも参考にしてください。
交換に必要な道具
ドアクローザーの交換には、以下の道具が必要です。
・交換用の新しいドアクローザー
・ドライバー
・ネジ緩み止め剤
・潤滑スプレー
・脚立
・軍手
・メジャー
・ドアストッパー
・雑巾
使用するドライバーは、ネジのサイズに合ったものでないとネジ山の変形や空回りをする原因となります。
失敗を招く恐れもあるのでドライバー選びには注意してください。
ネジ緩み止め剤は、新しい部品を固定する際にネジに使用するアイテムです。
潤滑スプレーは、古いドアクローザーを取り換える際、外せない時にスプレーをすると取り外しやすくなります。
油を使用する際は、手が汚れる可能性もあるので、軍手を用意しておくと安心です。
また、ドアクローザーは高い位置にあるので、脚立がないと作業しにくいです。
ケガをしないためにも脚立を用意すると、楽に作業ができるでしょう。
メジャーは、取付穴の位置を測定する際に使用します。
ドアを開けたまま作業をすることもあるので、ドアストッパーがあると作業をしやすいです。
上記の道具を用意してから作業を進めるとスムーズな取り換えが可能です。
スタンダード型の交換方法
まずは、ドアを引き開く側に取り付けるスタンダード型のドアクローザーの交換方法を解説していきます。
ドアクローザーを取り外す方法
交換するためにも今付いているドアクローザーを取り外す必要があります。
①連結部分のネジを取り、リンクとアームを外します。
②ドア枠に付いているネジを取り、ブラケットを外します。
※ネジを取るとリンクとブランケットが落ちてくるので、支えながら作業をしてください。
③最後にドアクローザーの本体を固定しているネジを外して取り外します。
※本体は、油やホコリで汚れているので、雑巾で拭き取ってからネジを外しましょう。
④ドアクローザーを外した後は、ドアに付いている汚れを拭き取ってください
ドアクローザーを取り付ける方法
古いドアクローザーを取り外せたら、新しいものと交換します。
取り付け方法を解説していきましょう。
①説明書や型紙をチェックしてスライド板を取り付けます。
②取り付ける位置を確認してブラケットをドア枠に取り付けてください。
③取り付ける前に本体の組み立てを行いましょう。
スタンダード型のドアクローザー本体にアームリンクを取り付けます。
アームリンクは、ドアが右開きや左開きによって取り付け方法が変わるので、説明書をチェックしてから取り付けてください。
④最後に本体の取り付けを行います。
取り付ける際には、ドアを閉じた状態で設置してください。
アームリンクとブラケットをしっかりと連結させ、ドアを開けて連結を固定するネジを締めてください。
⑤設置後、ドアの開け閉めが正常にできれば完了です。
パラレル型の交換方法
次に、ドアを押し開く側に取り付けるパラレル型のドアクローザーの交換方法を解説していきます。
ドアクローザーを取り外す方法
パラレル型のドアクローザーの取り外し方は、スタンダード型と同じ方法です。
①リンクとアームを外す
②ブラケットを外す
③本体を外す
作業は脚立を使用しながら行い、ケガのないよう注意してください。
ブラケットを外す際には、ドア枠に付いているネジを取るとすぐに部品が落ちてしまうので、手で押さえながら作業をするのがポイントです。
古いドアクローザーを交換する場合、ドアクローザーだけでなくドアが汚れているケースもあります。
新しいものと交換する際には、雑巾で綺麗に掃除をしてから取り付けるようにしましょう。
ドアクローザーを取り付ける方法
新しいドアクローザーを取り付ける方法を解説していきます。
①ブラケットをドア枠に取り付けます。
取り付ける際には、新しいドアクローザーの型紙や説明書をよく確認して慎重に作業を行ってください。
②スライド板を取り付けます。
固定金具といった部品が多いので、間違えないよう注意しながら作業を行いましょう。
③本体部品を組み立てていきます。
ドアクローザー本体にアームを取り付ける場合、アームの先端方向や上下の向きは寸法によって違いがあるので、説明書をチェックしながら組み立ててください。
④ドアクローザー本体をスライド板に取り付けて、リンクトアームを連結させて完了です。
ドアクローザー交換の費用
ドアクローザーを自分で交換する場合でも修理費用はかかります。
ドアクローザー本体の価格としては約5,000円~1万円となり、種類によって費用が異なります。
また、ネジの大きさに合うドライバーがない場合は購入しなければいけません。
ドライバーは500円~2,000円程度で購入できるので、ネジの大きさを確認してから必要なものを購入しましょう。
ただし、ドライバーではネジが固く取り外せないケースもあります。
その場合は、電動ドリルドライバーが必要です。
2,000円~1万円ほどで購入できるので、ホームセンターやネットで探してみてください。
電動ドリルドライバーがあれば、他にも様々なDIYに活用できるので便利です。

INA&Associates Inc.は、不動産、IT、投資などにおける専門性と技術を活かし、高級賃貸・売買・事業用不動産仲介を中心とする総合不動産会社です。
東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫の賃貸管理、賃貸売買仲介、事業用不動産仲介・買取をメイン事業として展開しており、土地、マンションの有効活用の企画・提案、外資系法人の転勤者向けの社宅仲介も行っております。
ドアクローザー交換の注意点

ドアクローザーは自分で交換することが可能ですが、注意点も存在します。
スムーズに交換するためにも、あらかじめ把握しておきましょう。
サビや劣化に注意
家を建ててから年数が経過している場合、ドアクローザーを交換しようと考えてもサビや劣化がひどく、取り外せないケースもあります。
普通のドライバーを使用してもネジが回らず、電動ドリルドライバーを使用しないと外せない可能性があるので注意してください。
サビがある場合、潤滑スプレーを使用するとネジが回しやすくなります。
しかし、中にはスプレーをしても回せず取り外せないネジもあります。
力任せに取り外そうとすれば、ネジ山が潰れるだけではなく、事故を起こす危険性もあるので注意してください。
サビや劣化がひどい場合は、自分での交換は避けた方が安心です。
取り外しができない可能性も
ドアクローザーは天井に近い位置にあり、狭いスペースに設置されています。
そのため、ドライバーを使用して外そうと考えてもドライバーが入らず、取り外しができないケースもあります。
サビや劣化があれば、潤滑剤やサビ取り剤を使用し、1日程度置けば回しやすくなるケースもありますが、それでも外せない場合はハンマーとドライバーでネジを回すことも可能です。
しかし、狭いスペースであればハンマーを使用できません。
その場合は、自分では取り外しができないので業者に依頼した方がスムーズに交換が可能です。
無理をしてしまえば、壁やドアに傷を付ける可能性があるので注意してください。
取り付け方向や位置に注意
ドアクローザーを交換する際には、部品の取り付け位置や取り付け方向を間違えないことが重要です。
もし間違えた場合は、ドアが開かなくなってしまいます。
一般的には、本体の調整ネジがドアノブの方向に向くように設置する必要があります。
しかし、向きを間違えてしまえば再度ネジを取り付けることになります。
ドアに余計な穴を増やすことにつながるので、見た目も悪くなるでしょう。
失敗を招かないためにも、説明書をよく確認してから交換を行ってください。
ドアクローザー選びに注意
ドアクローザーを交換するためには、新しいクローザーを購入する必要があります。
古いドアクローザーを使用していた場合、同じ製品が生産終了している可能性やメーカーが廃業しているケースもあるので注意してください。
その場合、互換品が発売されている可能性があるのでチェックしてみましょう。
また、計測をして商品を購入しなければサイズが合わないため、ドアの開け閉めができなくなってしまいます。
計測しても間違ったものを購入してしまう可能性があり、ドアに合わないタイプのドアクローザーを購入すればお金を無駄にしてしまうので、必ず合うものを購入してください。
どんなドアにも設置できる「万能型」と呼ばれるタイプのドアクローザーもありますが、中には適応外のドアもあります。
閉扉速度調整ネジの調整が難しい
ドアクローザーを交換したら、ドライバーを使用してドアが閉まるスピードを調整する必要があります。
閉扉速度調整ネジは、緩めると開閉するスピードがゆっくりになります。
しかし、緩め過ぎてしまえば油漏れを引き起こす原因になるので注意が必要です。
少しずつ回して調整していきましょう。

Webサイトやオウンドメディアは、企業の想いや価値観を社会に伝える重要な手段です。
専門担当者の不足、ノウハウの不足、コストの不安などの理由で後回しになっていませんか?
私たちは、「人間的想像力 × テクノロジー」を最大限に活用し、企業が持つ本来の魅力を明確に可視化。社会から正当に評価される状態へと導きます。
ドアクローザーの調整や交換が難しい場合は業者に依頼しよう

ドアクローザーの調整や交換は素人でもできる作業ですが、知識や技術がないと難しい場合も多いです。
自分で調整や交換をして失敗すれば後悔を招きます。
ドアや壁に傷が付く可能性もあるので、自分で作業する自信がないなら業者に依頼をした方が安心です。
そこで、業者に作業を依頼するメリットや費用をご紹介していきましょう。
業者に依頼するメリット
ドアクローザーの調整や交換をするプロでもある業者に依頼をすれば、以下のようなメリットがあります。
失敗を防げる
業者にドアクローザーの調整や交換を依頼する最大のメリットが失敗を防げる点です。
ドアクローザーは調整も交換も自分で行えます。
しかし、取り付けをする作業や調整にはスキルも必要です。
自分で交換をしても、ドアの開閉がしにくくなったり、不要な部分に穴を開けたりなど、失敗が起こらないとは言い切れません。
取り付け作業に失敗すれば、再度部品の購入が必要になるケースもあります。
無駄なコストや時間をかけたくないのであれば、最初から業者に依頼をした方がスムーズに調整や交換が可能です。
失敗を招きたくないなら業者に取り付けを依頼してみましょう。
スムーズな交換が可能
ドアクローザーを交換する場合、ドアの位置や種類から適切なものを用意し、交換する必要があります。
同じ型番のドアクローザーを探し、廃盤になっていれば互換品を探す作業も必要です。
設置をする際には、取り付ける穴の位置を調整するだけではなく、加工にも手間取るため、素早い交換は難しいです。
不器用な人や仕事で忙しい場合は、交換のハードルは高いと言えます。
しかし、業者に相談をすれば専門の知識を活用して時間をかけずに取り付けを実施してくれます。
すぐに交換できるため、ドアもすぐに使えるようになるでしょう。
交換に手間をかけたくないなら、業者へ依頼した方がスムーズな交換が可能です。
すぐに修理してもらえる
自分でドアクローザーを交換する場合、ドアクローザーの代わりを自分で用意する必要があります。
ドライバーや脚立が無ければ購入し、用意しなければいけません。
また、自分でやる場合は、説明書をよく確認しないと失敗を招きます。
作業を始める前段階から時間がかかり、手間もかかるので注意が必要です。
しかし、業者に依頼をすれば自分は何もする必要がありません。
部品の購入や道具の準備も業者が行ってくれるので部品を選定する手間もないです。
交換も短時間で実施してくれるため安心です。
玄関ドアのドアクローザーを交換したい場合、安全面からも早急な対処が必要です。
業者に依頼をすればすぐに作業に取り掛かってくれるので、防犯面のリスクも抑えられます。
ドアクローザーの修理を業者に依頼する際の費用
ドアクローザーの修理を業者に依頼する場合、以下の費用が発生します。
相場をご紹介するので参考にしてください。
・ドアクローザー修理:8,000円前後~
・ドアクローザー交換:15,000円前後~(+部品代)
・ドアクローザーの新規取付:15,000円前後~(+部品代)
ドアクローザーの修理や交換の費用は、依頼をする業者によって異なります。
ドアクローザーといっても、その種類は多く部品によって費用が違うので、1万円ほどで購入できるものもあれば、2万円以上する部品もあります。
また、業者によっては出張料が発生するケースもあるので、事前に確認してください。
業者選びをする際には見積もりをチェックし、いくつかの業者を比較してから選定しましょう。
また、実績も業者によって違いがあります。
実績が多くある業者であれば信頼されている証拠なので、ホームページやブログなどをチェックしてみてください。
ドアクローザーは、ドアが勢いよく閉まらないように調整する役割があります。
寿命があり、長年使い続けていると劣化が発生します。
ドアの開閉がスムーズにできない、ドアが勢いよく閉まるといった場合は、ドアクローザーの調整で元通りになる可能性があります。
上記を参考に、調整を実施してみてください。
また、油漏れや調整をしても直らない場合は、ドアストッパーの交換が必要です。
素人でも交換は可能ですが、知識や技術がないと難しいです。
無理に作業をして失敗を招かないためにも、専門業者に依頼をしてドアストッパーの調整や交換をしてもらいましょう。
スムーズに取り付けや調整を実施してくれるので安心です。