不動産

駐車場経営を委託することはできる?業務内容やメリットなどを含めて解説

空き家になってしまった実家をそのままにしておくと固定資産税がかかりますし、定期的に適切な管理をしなければ廃墟のようになってしまう場合もあるので、何とかしたいと考えるケースは多いです。
そのような時に検討されるのが、駐車場として活用する方法です。
しかし、駐車場も作ったら何もしなくていいというわけではありません。
土地の持ち主の負担を軽減するには、委託することを視野に入れるパターンが多く見られます。
そこで今回は、駐車場経営の基本や委託する際のポイントなどについて解説していきましょう。

Contents

駐車場が個人でも経営できる?

駐車場経営

駐車場経営は、マンション・アパ-ト経営と比較すると大家さんが感じる負担はそこまで大きくありません。
実際に、個人経営で駐車場を運営し、自主管理しているといったケースも見られます。
しかし、経営している駐車場の数が多い場合や遠方に立地している場合などは、個人での管理が難しくなってしまう可能性も高いです。
個人でも駐車場経営はできますが、状況によっては第三者に委託した方が効率的と言えます。

INA&Associates株式会社

INA&Associates Inc.は、不動産管理の専門性とIT技術を活かし、賃貸管理を中心とした総合不動産会社です。 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫において、賃貸管理、賃貸仲介、収益不動産の運用サポートをメイン事業として展開しており、オーナー様の資産価値向上を目的とした賃貸管理サービスを提供しています。また、空室対策、賃料査定、入居者対応の最適化に加え、法人社宅の仲介や不動産活用の提案も行っております。 AI技術を活用した精度の高い賃料査定により、市場に即した適正賃料をご提案。 まずは無料の賃料査定をお試しください。

駐車場経営するなら何をすべき?

駐車場経営

駐車場経営を自分で行う際、やらなければいけないことがたくさんあります。
続いては、駐車場経営においてすべきことをピックアップして解説していきます。

駐車場管理

駐車場経営をするなら、管理業務は必要不可欠です。
ゴミが散乱していたり、雑草が生えっぱなしになっていたりすると、利用者が減少する原因になりかねません。
愛車を劣悪な環境の駐車場に止めたいと考える人も少ないでしょう。
ネガティブなイメージを持たれないようにするためには、適切な管理を行う必要があります。
定期的に巡回を行い、美観を保つように意識しなければなりません。
必要に応じて防犯カメラを設置するなどの対策を講じなければいけない場合もあります。
防犯面でもしっかりしていて、管理が行き届いている駐車場であれば利用したいと思ってもらいやすくなります。
安全性の高さは駐車場にとって大きな付加価値になるためです。

区画整備

土地を駐車場として貸し出すのであれば、区画整備も重要なポイントになります。
区画を整備していないと、駐車する場所に関するトラブルが発生する可能性があるためです。

利用する人がわかりやすいように、線をしっかりと引いたり、区画番号を表示したりしましょう。
区画の説明を現地でできればトラブルは起こらないかもしれません。
しかし実際はオーナーがその場にずっといるわけではないので、電話や書面での説明で伝わるような環境整備を怠らないようにしてください。

きちんと舗装して区画整備してあれば、利用料金を高めに設定することもできます。
条件を少しでも良くすることで人気も高まりやすくなるため、きちんと整備してください。
線が消えてしまったり、舗装が凸凹になったりした時のメンテナンスも忘れずに行いましょう。

看板などの設置

駐車場を経営するなら、看板などの設置も必要になります。
簡単なものでも良いですが、駐車場があることを知ってもらわなければいけないためです。
最低でも問い合わせ先の電話番号がわかるような看板を設置しましょう。

電話で対応する場合を考え、区画をわかりやすくしておくことが大切です。
なかなか集客につながらない場合は、不動産会社に依頼して宣伝してもらうのもおすすめです。

アパ-トやマンションの近隣駐車場として紹介してもらえるので、集客につながりやすくなります。

駐車場使用料の管理

個人で駐車場経営を行う場合に限った話ではありませんが、料金の徴収は非常に重要です。
月極の場合は毎月振込にするのか、持参してもらうのかを決めておきましょう。
徴収できなかった場合の対応についても、事前に決めておくと安心です。

延滞期間が長くなるほど徴収が難しくなってしまうので、できるだけ早く対応できる体制を整えておくことも円滑な経営に欠かせないポイントになります。
トラブルが発生した際に自分の力だけでは対処できないと不安を感じているのであれば、不動産会社に委託するのがおすすめです。

管理料が発生するものの、オーナーが抱える負担を大幅に軽減できます。

契約書作成や取り交わし

契約書の作成や取り交わしも、駐車場オーナーが行うべき仕事です。
駐車場を貸すこと自体はとても簡単です。
口頭で約束しただけだと、金銭トラブルや利用者同士のトラブルが発生するリスクが高まってしまいます。
そのため、契約書の作成や取り交わしは重要な意味を持ちます。
主に以下の項目を明確にしておかなければなりません。

・契約期間はいつまでなのか
・更新はするのか
・滞納した場合はどのように対処するのか
・駐車場内で事故が起こったらどうするのか など

不動産会社に委託すると、契約の窓口になってくれるため、注意事項などを共有しておきましょう。
注意事項には、雪国における雪かきに関することなどを盛り込むケースが多いです。

規模によっては届出が必要な場合も

経営する駐車場の規模によりますが、届出をしなければいけないケースもあります。
駐車情報第12条では、都市計画区域内で500㎡以上の路外駐車場を設置する場合に届出が必要になると定められています。

届出の内容は、駐車場の位置や規模、構造、設備、その他に必要な事項です。
届出先は、都道府県知事となっています。
届出の内容を変更する場合も、再度申し出なければいけません。
都市計画区域外や規模が500㎡以下の場合は、届出をしなくても大丈夫です。
150㎡は約150坪なので、個人宅の一部を駐車場として貸すのであれば対象外になるケースが多いです。
また、屋根付きの駐車場や立体駐車場を経営している場合、各自治体が定める条例などを確認する必要も出てきます。

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実は駐車場経営にもコツが必要!その理由は?

駐車場経営

駐車場経営を円滑に行うためには、いくつか知っておきたいコツがあります。
次は、効率的に駐車場経営を行うコツをご紹介しましょう。

利用したいと思わせる必要がある

駐車場経営で安定した収入を得るためには、利用したいと思ってもらえるような環境作りが大切です。
駐車料金や立地条件などももちろん大事ですが、利用する人が気持ちよく使えるかどうかという点も意識しなければいけません。

「大切な愛車を安全な場所に置いておけるか」を気にする人は少なくありません。
料金が安かったり、立地条件が良かったりしても、車を停めにくいなどのデメリットがあれば魅力的な駐車場だと思ってもらえないかもしれません。
また、舗装してあるかどうかも重要です。
砂利敷きだと雨が降った時にぬかるんでしまい、車が汚れてしまう可能性が考えられます。
利用者にとってマイナス要素になるので、気持ちよく停められる環境を作り、利用したいと思ってもらえるようにしましょう。

平均的な料金を見定める必要がある

周辺に競合となる駐車場があると、料金を安く設定したくなってしまうものです。
競合の駐車場から利用客を引き込みたいという気持ちもわかりますが、最初から相場より安く設定するのは得策ではありません。

最初から安く設定すると、近隣も同じように値下げする可能性があります。
相手が金額を合わせてくれば状況は何も変わらず、結果的に利用客を確保できない状態になることも考えられるでしょう。
それでは収益が下がるだけで何のメリットもないので、相場に合わせた料金設定からスタートしてください。
徐々に価格調整をする方が、同業からの反感も買わずに済みます。

月極かコインパーキングかを決める必要がある

駐車場は大きく分けると月極とコインパーキングの2種類があります。
月極駐車場は、賃貸契約を1ヶ月単位で結びます。
契約者が一定数以上いれば、安定した収入が期待できる方法です。

空きが出た場合は利用者を確保するために宣伝するなどの工夫をしなければいけません。
毎月の利用料金は相場がはっきりしているので、周りに合わせた料金を設定すれば集客しやすいです。
特に、住宅街やマンション、アパ-トが多いエリアでは需要が高い傾向があります。
コインパーキングは、1時間いくらという値段設定で利用できる駐車場です。

料金のおおまかな相場はありますが、月極と比べると1時間あたりの料金はバラバラです。
駅前やオフィス街、大型商業施設の近く、観光地など、数時間単位で駐車場を利用する人が多いエリアにおすすめの形態です。

土地が広い場合は、月極とコインパーキングを併用し、両方の美味しい部分を取ろうとするケースもあります。

トラブルの対処もすべて行う必要がある

個人で駐車場経営を行う場合、トラブルが起こった時の対処もすべて自分自身で行わなければいけません。
スムーズに対応するためには、あらかじめ起こり得るトラブルを想定し、動きや質問に対する回答をマニュアル化しておく必要があります。

事故などのトラブルが起こった時にどうするのかなどを決めておかないと、いざという時に適切な対応ができなくなってしまいます。
万が一の時に備え、駐車場経営をスタートする前に対応方法を決めておくと安心です。

確定申告を行う必要がある

駐車場経営で収入を得たら、確定申告も必要不可欠です。
売上の決算と申告をしなければいけません。
確定申告を行う時期は、年度末の2月16日~3月15日までと決まっています。
売上や経費の集計を行い、その年の所得を計算する作業はとても手間がかかります。
だからといって確定申告を怠ると、無申告加算税や重加算税などのペナルティが発生し、負担が大きくなってしまうのです。
確定申告に不安を感じているのであれば、自分で行うのではなく専門的な知識を持つ税理士に依頼し、代行してもらいましょう。

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駐車場経営をするなら税金と経費についても知っておこう

駐車場経営

駐車場経営をするなら、税金や経費についても知っておくべきです。
駐車場経営でかかる初期費用や維持費、税金は以下のとおりです。

初期費用

初期費用には、土地の整備代や清算機・照明・看板の購入・設置費、車止めの設置費などが含まれます。
トータルの金額は駐車場の経営スタイルをどのようにするか、土地の広さはどのくらいか、どのような設備を設置するか、といった条件によって大きな差が生まれます。

砂利敷きにするのか、アスファルトで舗装するかによっても変わってくるので、最初のうちに決めておきましょう。
清算機は、月極駐車場であれば必要ありません。
夜間も営業するのであれば、車同士がぶつかってしまわないように照明を設置する必要があります。
車止めに関してもコインパーキングは必要ですが、月極駐車場の場合は枠線を引くだけで問題ないケースがほとんどです。

維持費

維持費には、集金費や場内清掃費、電気代、保険料、町内会費、機器などのメンテナンス費用といったものが含まれます。
集金を土地のオーナーが行う場合はかかりません。
しかしコインパーキングは清算機から集金するため、遠くにある場合は交通費がかかってしまいます。
場内清掃費用も個人経営なら基本的にはかかりませんが、清掃道具は購入しなければいけません。
業者に清掃をお願いする場合は、委託費がかかります。
設備を稼働するための電気代や賠償責任保険・動産総合保険・火災保険などに加入することで発生する保険代がかかることも忘れないようにしてください。

機器や駐車場自体のメンテナンスを定期的に実施するための費用も、維持費の中で比較的大きな割合を占めます。

税金

固定資産税や都市計画税、消費税、償却資産税、所得税、住民税、個人事業税といった税金の存在も忘れないようにしましょう。
土地は所有しているだけで固定資産税が発生します。
消費税は、年間の収入が1,000万円以上の課税事業者にかかります。
つまり、初年度を含む年間の収入が1,000万円以下の場合は、消費税は非課税となるのです。
これらの税金についてもしっかりと理解し、滞納しないように注意してください。

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個人で駐車場を経営するメリット・デメリット

駐車場経営

個人で駐車場経営を行うのであれば、メリットやデメリットも把握しておく必要があります。
具体的にどのようなメリットやデメリットがあるのかみていきましょう。

メリット

駐車場の個人経営におけるもっとも大きなメリットは、収益がすべてオーナーの手元に残ることです。
管理会社に依頼すると管理料を支払わなければいけないため、その分収益が減ってしまいます。
経費は差し引かれますが、管理委託量などのコストを減らせるのは魅力です。
土地の活用方法の柔軟性が高まる点もメリットの1つです。

将来的にアパ-トを建てたり、分譲地として売却したりすることもできるため、選択肢の幅が広がります。

デメリット

デメリットは、メンテナンスなどをすべてオーナー自身が行わなければいけないので、負担が大きくなってしまうことなどが挙げられます。
売上の管理や集客対策なども必要になるので、本業の休みが少ない場合はより負担に感じてしまう可能性があるでしょう。
車上荒らしや事故といったトラブルが起こった時の対処をオーナーが最初から最後までしなければいけないことも、デメリットだと感じる要素です。

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駐車場経営の委託がおすすめの人は?

駐車場経営

駐車場経営は、マンション・アパート経営に比べれば手軽に始められますが、それでも細かな運営管理業務やトラブルは付いてまわります。
そのため、以下で紹介する3つのケースの内、1つでも当てはまる方は、駐車場管理運営の委託を検討してみてください。

駐車場と自宅の距離がある

1つ目は、駐車場が自宅から離れた場所にあるケースです。
良くあるパターンが、実家を相続したものの今住んでいる場所から遠く離れていて管理ができないため、実家を取り壊して駐車場にするというものです。
駐車場経営では日常的な清掃はもちろんのこと、トラブルが起きた際は速やかに駆け付ける必要があります。
物理的に距離があって管理できないという理由から駐車場にしたのであれば、駐車場の管理も自分自身で行うのは困難でしょう。

本業をしている

2つ目は、本業があって駐車場管理に時間が割けないケースです。
最近は、副業を認める会社が増加していることに伴って、本業のかたわら副業として駐車場経営をする方が増えてきました。
しかし、駐車場経営を個人で行うとなると、定期的な清掃や点検、利用者や保険会社との契約、集金など多くの業務を一人でこなさければなりません。
本業がある場合は、仕事終わりや休日のほとんどの時間を、駐車場の管理業務に費やすことになります。

さらに、スムーズな問い合わせ対応や、事故などの不測の事態への迅速な対応なども考えると、副業として駐車場の個人経営というのは現実的ではありません。

クレームの即対応が難しい

3つ目は、クレームに即対応することが難しいケースです。
特に、コインパーキング経営の場合は、利用者から日々、様々な問い合わせがあり、その中にはクレームが含まれていることも少なくありません。

クレーム対応にはコツやポイントがあって、対応の仕方を誤れば大きな問題に発展する可能性もあります。
また、24時間営業の駐車場であれば、夜間でも対応が求められます。
普段、クレーム対応に慣れていない方にとっては、精神的な負担が大きい業務と言えます。
クレームに素早く対応できる自信がない方は、委託することをおすすめします。

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駐車場の経営を委託する際に知っておきたい管理の種類

駐車場経営

駐車場の経営方法には、個人経営(自主運営方式)・管理委託・一括借り上げの3種類があります。
ここでは、それぞれの経営方法の特徴について解説していきます。

個人経営(自主運営方式)

個人経営は、所有する土地を駐車場に作り替えるところから、オープン後の管理運営に至るまでを業者に頼らず、すべて自分自身で行う経営方法です。
初期投資や維持費用、管理運営の手間などがかかる一方で、駐車場経営で得た収益はすべてオーナーのものになるため、一番儲けが期待できる方法です。

ただし、月極駐車場の場合は契約者数の減少、コインパーキングの場合は稼働率の低下によって、収益が減少します。
そのため、月極駐車場であれば、契約者獲得のための看板や広告を出すなど、オーナー自身で空き車室を作らないための対策をすることが必要です。
また、コインパーキングなら、できるだけ良い立地を選んだり、近隣に競合するコインパーキングが増えていないか定期的に市場調査をしたり、料金相場に変動がないか調べて戦略的に料金改定を行ったりといった工夫も重要になります。

管理委託

管理委託は、経営の主体はオーナーでありながら、駐車場管理は不動産会社または駐車場運営会社に委託する経営方法です。
管理委託料を支払わなければならないので個人経営よりも収益は下がるものの、代わりに煩わしい管理の手間が省けるため、所有している駐車場が遠方にある方や、副業で駐車場経営をしている方でも無理なく経営できます。

管理委託料は、管理会社や駐車場の規模、委託内容などによって異なりますが、駐車場収入の○%、もしくは定額で○○円と決まっていることが多いです。
具体的な管理内容や委託可能な範囲については、次項で詳しく解説していきます。

一括借り上げ

一括借り上げとは、所有する土地を駐車場運営会社にすべて貸し出して、運営会社から毎月賃料を得る方法のことでサブリースとも言います。
特に、コインパーキング経営の場合、自分自身で戦略的な料金設定をしたり設備のメンテナンスを行ったりするのが難しいことから、一括借り上げを選ぶ方が多い傾向にあります。
一括借り上げなら、契約数や稼働率に左右されることなく安定した収入が得られる上、管理の手間もかかりません。

土地さえあれば初期費用やランニングコストも不要のため、手軽に駐車場経営を始められます。
稼働率が上がっても収益が増えることはありませんが、駐車場経営で安定した収入を得たいという方にはピッタリです。

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委託できる業務内容について

駐車場経営

管理委託を選択した場合、管理会社によって任せられる業務内容は異なりますが、一般的に委託可能な業務は次のとおりです。

・駐車場の清掃業務(オープン時の告知も含む)
・問い合わせや入金などの管理業務
・事故、修繕などの対応
・騒音、クレーム対応

駐車場の清掃業務

駐車場内が汚れていると、放置車両や違法駐車などのトラブルにつながりやすいだけでなく、その他の犯罪を招く恐れもあります。
場内を清潔に保つためにも、定期的な清掃業務が不可欠です。
また、駐車場がオープンした際は、できるだけ多くの人に告知することが重要になります。
チラシを配布したり、現地にのぼりを設置したり、雑誌やWebサイトでPRしたりするなど、より大勢の目に留まるような工夫をしましょう。
さらに、月極駐車場については利用者と契約する際に賃貸契約書が必要ですし、利用者から車庫証明を発行したいとの要求があれば「保管場所使用承諾証明書」という書面も発行しなければなりません。
管理会社に委託すると駐車場内の清掃業務に加え、オープン時の告知や契約書・車庫証明の発行といった事務的な手続きも任せることができます。

問い合わせや入金などの管理業務

問い合わせ対応や入金などの管理業務も、管理会社に委託できます。
月極駐車場でも、コインパーキングでも、日々寄せられる様々な問い合わせに対して一つひとつ丁寧に対応することが求められます。
入金管理に関しては、月極駐車場の場合、毎月未入金や滞納者がいないかしっかり確認し、場合によっては督促状を送付するなどの措置をとることになります。
コインパーキングの場合でも、定期的に精算機の集金をすると共に、機械の点検・メンテナンスを行って急な故障を防ぎます。
個人間のお金のやり取りに関するトラブルを避けたい方や、集金の際に大金を持って移動するのが不安という方は、管理会社に委託した方が安心です。

事故、修繕などの対応

個人経営の場合、駐車場内で起きた事故や設備の修繕は、オーナー自身で対応しなければなりません。
特に、コインパーキングは月極駐車場よりも機械設備が多いため、修繕には手間と費用がかかります。
機械設備が少ない月極駐車場であっても、事故や経年劣化でフェンスが破損していれば修繕したり、照明を設置していれば電球交換をしたりといった作業が必要です。
駐車場の設備が劣化していると、利用者からは管理が行き届いていない駐車場だと思われて敬遠されてしまう恐れがあります。

騒音、クレーム対応

駐車場経営をしている中で多いクレームが、夜間の騒音や光によるものです。
契約者を選べる月極駐車場に比べて、いつ・どんな人が利用するかわからないコインパーキングの方が、より多くのクレームが来る可能性があります。

騒音対策としては看板や貼り紙で注意喚起したり、監視カメラを設置したりする方法が有効ですが、管理を委託していればオーナーが直接対応する必要はありません。
また、管理会社を通してクレーム対応すれば、大きなトラブルに発展することも回避できます。

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駐車場経営を委託するメリット・デメリット

駐車場経営

管理会社に委託できる一般的な業務をご紹介しましたが、実際に駐車場経営を管理委託した場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

【メリット1】初期費用が抑えられる

駐車場経営を始める際、まだ土地に建物が残っている場合は、解体して更地にしてから砂利を敷くかアスファルトで舗装する必要があります。
土地の整備費の他にもフェンスや看板、照明などの設置費、配線設備費など、駐車場の規模が大きければ大きいほど多くの初期費用がかかります。
駐車場の初期費用は基本的に自己負担であることがほとんどです。
しかし、管理会社によっては初期費用の一部または全額を負担してくれることもあるので、初期費用を抑えられる可能性があります。

【メリット2】手間を減らせる

駐車場の新規契約者を探したり、契約者と対面して契約書を交わしたりといった業務を個人で行うとなると非常に手間がかかります。
管理会社であれば、新規契約者探しのノウハウが備わっているので、賃貸人の募集から契約書の取り付けまでがとてもスムーズです。
空きが出た場合も、店舗やインターネットなどを駆使し、すぐに新規募集を行ってくれる上に、個人や不動産会社からの問い合わせ対応も任せられます。

管理会社に委託すれば、本来オーナーが負担すべき手間を大幅に減らせます。

【メリット3】管理会社に対応を任せられる

駐車場経営において死活問題とも言えるのが、駐車場料金の滞納です。
滞納者がいると、収益や利回の低下から経営状態の悪化につながる可能性があるため、速やかに何らかの策を講じる必要があります。
まずは、滞納者に対して督促状を送付することになりますが、それだけでは従わない契約者もいるのが、賃料督促の難しいところです。
その点、管理委託なら滞納者がいたとしても、管理会社がすべて対応してくれるので、オーナーが頭を悩ますことはありません。

【メリット4】クレームなどトラブルの窓口になってもらえる

駐車場は24時間いつでも利用できることから、いつ・どんなクレームやトラブルの連絡が入るかわからず、気が抜けません。
時には不法駐車や不法投棄を見つけたというクレームや、駐車場内で車上荒らしの被害に遭ったという連絡が来ることもあります。
これらの問題をすべて自分だけで解決できる自信がないという方は、管理委託にした方が良いでしょう。
管理会社が24時間体制でクレームやトラブルの窓口となり、問題を解決してくれるので安心です。

【メリット5】行き届いた管理ができる

管理委託にしておけば、駐車場が遠方だったり本業があったりしても、管理会社が駐車場の状況をこまめに清掃・点検してくれるので、常に清潔な状態を保てます。
また、不法投棄や不法駐車などのトラブルにも早く気づけて、犯罪の抑止にもつながります。

駐車場の管理が行き届いていれば、利用者も離れにくく安定した経営ができるでしょう。

【メリット6】設備の不具合も任せられる

例えば機械式立体駐車場で機械の不具合が起きた場合、オーナー個人では対応できないので、専門の設備業者を手配することになります。
さらに、駐車場が利用できない間の、お客様対応も考えなくてはなりません。
そんな時も管理委託なら、管理会社がすぐに設備業者への連絡とお客様対応を行ってくれます。

【メリット7】客観的な不備やアドバイスがもらえる

プロの目線から不備の指摘やアドバイスをもらえるのも、管理委託の大きなメリットです。
日常的に見慣れていると、区画線が薄くなっている、フェンスが傾いている、草が伸びてきているなどのちょっとした変化には気付きにくいものです。
快適な駐車場を提供するには、駐車場の状況をいかに客観的に把握できるかが重要になります。

【デメリット1】管理費が毎月必要になる

管理委託の主なデメリットは、管理会社に支払う管理費が毎月必要になることです。
管理手数料の相場は賃料の5~10%程度と言われていますが、管理を依頼する土地の立地や状態によって変わります。

さらに、会社によっても料金設定の幅が大きいため、複数社から見積もりを取って比較しましょう。

【デメリット2】コミュニケーションが取りにくい場合がある

コミュニケーションの取りやすさも、管理会社によって異なります。
見積もり前に気になる点があれば納得いくまで質問するなどして、管理会社の考え方や姿勢を見極めます。
また、契約の際は契約書の内容をしっかり確認することも大切です。
委託で行ってくれる業務の範囲やオーナー側に不利な条件が含まれていないかなどをチェックしておくと、契約後の後悔を防げます。

【デメリット3】管理会社の選び方次第でデメリットだらけの場合も

依頼できる業務やサービス内容は、管理会社によって異なります。
見積額の安さだけで選ぶと、クレームやトラブルに全く対応してくれなかったり、管理業務もいい加減だったりする業者を掴んでしまう可能性があります。

管理会社の選び方次第では、メリットどころかデメリットだらけになってしまうこともあるので、選定は慎重に行ってください。

アパート経営やマンション経営に比べれば、手軽にできる駐車場経営ですが、規模やエリアによっては自主管理が難しい場合もあります。
管理委託なら、日常の管理業務や事務作業、クレーム・トラブル対応なども任せられるので、オーナーの負担を大幅に減らせます。
ただし、管理会社選びに失敗すると「こんなはずではなかった」と後悔することになりかねません。
業者を選定する際は複数の業者から見積もりを取って、依頼できる業務内容やサービスに対して適切な金額であるか、コミュニケーションは取りやすいか、契約書に不利な内容が含まれていないか、などをしっかり確認しましょう。

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