お部屋探しをする上で、新築物件を希望する方はとても多いです。
新しく始まる生活が、新築でまだ誰も使っていない部屋からスタートできるのはとても気持ちの良いものでしょう。
新築物件は数も少なく需要もあるので、通常の物件選びとは少し異なり注意が必要です。
今回は新築物件の探し方や注意点、新築以外の選択肢について詳しく解説します。
なかなか良い新築物件に巡り会わない方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
そもそも「新築」ってどんな物件?
新築とは具体的にはどのような物件を指すのでしょうか?
ここでは、新築物件について基本的な情報からメリット、注意点などをご紹介します。
新築賃貸物件の定義
不動産広告で目にする新築住宅とは、まだ誰も住んだことがなく使用されていない物件、建設工事が完了してから1年未満の物件を指します。
もし、新築物件に少しの期間だけでも入居者が入った場合、建設工事完了から1年経っていなくても中古物件として扱われます。
また、入居者が全く入っていない状態であっても建設工事完了から1年経過していれば、新築物件ではなく未入居物件や築浅物件として扱われるのです。
築浅物件に細かい基準はなく、一般的に築4~5年程度の物件が築浅として扱われることが多いです。
このように、新築と定義される物件の期間は短く限られています。
新築賃貸物件のメリット
まだ誰も使用していない新築物件には、通常の物件とは異なり多くのメリットがあります。
内装や外装が綺麗
たとえ入居者が退去の際に修繕や清掃をしっかり行っていたとしても、やはり入居があった物件には使用感や傷などが残ります。
新築の場合ではまだ誰も使用していないため、水回りも未使用で清潔です。
内装や外装が綺麗なのはもちろんですが、古い物件とは異なり手入れや生活しやすい収納や材質を取り入れているケースが多いことも魅力の1つと言えるでしょう。
最新の設備を使える
新築の物件では最新の設備が備えられているのもポイントです。
追い炊き機能付きのお風呂、IHキッチン、ウォシュレット付きトイレなど最新の設備が備えられているので、使い勝手の良さを実感できるでしょう。
ネット環境を重視する方に向けてWi-Fiが完備された物件もあります。
セキュリティ設備が整っている
最近の新築物件ではセキュリティ面を意識して、モニター付きのインターフォンや防犯カメラ、オートロックが備えられた物件が多いです。
防犯設備の充実は、一人暮らしや高齢の方にとって安心材料となるでしょう。
同時期に入居した人が多い
新築物件を選ぶメリットとして、同時期の入居者が多いことも挙げられます。
元からある物件に入居する場合、既にでき上がった人間関係の仲に入っていくことになるので、気を遣いながら合わせていく必要があるかもしれません。
その点、新築物件では入居者全員が引っ越してきているので、変に気を遣う必要がないのです。
新築賃貸物件にもデメリットはある?
メリットばかりの新築物件ですが、新築物件を選ぶデメリットや注意点も存在します。
家賃が高い
新築物件は人気のため、近隣の物件と比べて家賃の相場が高いです。
割高なケースがほとんどですが、入居率を上げるためお得な条件や期限付きで安くしている場合もあるので、家賃以外の条件にも目を通しましょう。
瑕疵トラブルに注意
瑕疵(かし)とは傷や欠陥を意味します。
新築物件では、誰も入居していない状態からスタートするので、部屋にも傷がないことが前提です。
退去の際にトラブルがないよう、入居で部屋を確認する際に欠陥があれば必ず伝えておきましょう。
シックハウス症候群の危険性
シックハック症候群とは、建物から発生した化学物質やカビなど室内の空気汚染が原因となって健康被害が起こることを言います。
新築物件で特に起こりやすいので、体調に変化が出た場合、窓を開けるなどして対策を取りましょう。
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新築アパートはどのくらいで埋まるの?
新築物件は人気のため、色々な物件を比較している間に入居者が埋まってしまうケースもあります。
どうして早期に埋まってしまうのか、良い物件を逃さないためのポイントなど確認していきましょう。
人気物件は早い段階で埋まる
立地条件や間取りなど物件によって入居者が埋まるペースは変わってきます。
人気物件の場合、募集開始と共にすぐに埋まってしまうので、こまめに情報を集め、良い物件を逃さないようにしましょう。
人気がある物件には以下のような特徴があります。
・ペット可
・積水ハウス、大和ハウスといった大手のハウスメーカーが施工した物件
・住みたい駅ランキングで上位の地域
・駅から近く、立地が良い
・デザイナーズ物件
・近隣の物件と比較して家賃が安い
このような特徴を持つ物件は特に埋まりやすいので、気になる物件があれば早めに動きましょう。
新築アパートがすぐに埋まる理由
新築アパートがなぜ早期の段階で埋まる理由を説明します。
完成前から入居者を募集しているから
アパート完成後に入居者の募集を開始すると、空室期間が発生するので、家賃収入を得るまでに時間がかかってしまいます。
多くの新築物件は建設中から入居者の募集を開始しており、完成する3~4ヶ月前には募集をスタートしているので、完成した頃には既に入居者で埋まっているケースも多いです。
数が少ないから
先述したとおり、不動産業界で「新築」と言われるものは、入居者がおらず1年未満の限られた物件になるため、取扱い数は非常に少ないです。
需要に対して数が少ないため、他の物件よりも早期に埋まりやすいと言えます。
狙っている人が多いから
人気物件や新築物件を常に狙っている方の中には、好みに近い物件や新しい募集が出たらすぐに申し込めるよう空き待ち登録を利用し、すぐに申し込みができる状態で待機する方もいます。
また、不動産会社から常に情報をもらえるよう連絡を取り合うなど、申し込みまでのスピードが速く、人気物件は早々に埋まってしまいます。
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【注意!】新築アパートは内覧できない可能性も!
未完成の新築物件の場合、基本的に内覧はできないものと考えてください。
もし工事中の内覧でケガやトラブルがあった場合、責任を取れないためです。
また、新築物件の一番の売りは未入居という点なので、人を入れないようあえて内覧不可にしているケースもあります。
内覧ができない可能性も視野に入れて、新築物件の契約で失敗しないためのポイントを押さえておきましょう。
内覧しないまま入居するリスク
内覧をせずに入居する場合、どのようなリスクが発生するのかご紹介します。
原則キャンセル不可
基本的に物件をキープできないので、内覧なしで契約を完了させる「先行契約」という形で手続きを進めます。
原則キャンセルは不可能で、キャンセルする際には違約金がかかる場合が多いので契約は慎重に行いましょう。
イメージと違う
用意されていた写真や図面とお部屋のイメージが異なるケースもあります。
予定していた場所に家具やベッドを配置できなくなる可能性もあるかもしれません。
コンセントの位置が微妙
住み始めてから不便さに気づくのがコンセントの位置です。
コンセントの位置によって家電や家具の置き場も変わってきます。
滞在時間が長いリビングなど使いやすい位置にコンセントが設置されているかどうかは確認したいポイントです。
駐車場が利用しにくい
もらった部屋の間取り図では、駐車場がどうなっているのかは確認できません。
駐車場は内覧時にしか確認できないので注意しましょう。
普段から車を利用する方にとっては、利用しにくい駐車場はストレスにつながります。
内覧できない時の物件選びのポイント
内覧できない新築物件を選ぶ際のポイントを4つご紹介します。
入居後に後悔しないよう契約までにできることをしましょう。
間取りや設備は確認可能
内覧ができない場合でも間取りや設備を確認することは可能です。
間取りから家具の配置や部屋の利用方法を決めておくと良いでしょう。
備え付けの設備も確認できるので、併せてチェックしておくと入居後のギャップを軽減することができます。
似た間取りの部屋を内覧してみる
不動産会社にお願いして、似たような間取りの物件を紹介してもらい内覧するのもおすすめです。
大手メーカーでは同じデザインで、似たような間取りの物件を施工している場合も多いです。
内覧することで入居後のイメージがよりつきやすくなるでしょう。
周辺環境は必ずチェック!
内覧ができなかったとしても、自らの足で周辺の環境をチェックすることはできます。
交通アクセスやコンビニ、スーパー、病院など生活がしやすいかどうか確認しましょう。
昼と夜とでは人の流れや雰囲気も異なる場合があるので、街灯の有無や駅から自宅までの道なども確認しておくと安心です。
オンライン内見が可能か相談してみる
最近ではオンライン内見を取り入れる会社も増えました。
遠方であったり、時間が取るのが難しかったりする場合に有効なので、オンライン内見に対応しているか確認しましょう。
内見の際確認する内容や採寸してほしい箇所など、あらかじめ用意しておくと良いでしょう。
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【注意!】不動産会社によっては「すぐ埋まる」が嘘の場合も!
新しい物件を探している方の中には、不動産会社から「この物件はすぐに埋まってしまう」と急かされた経験がある方も多いでしょう。
この「すぐ埋まる」が事実なら問題ありませんが、嘘の場合だと検討したいのに契約を迫られているようで不信感につながるでしょう。
ここでは、不動産会社のこの言葉への見極めや対処法についてご紹介します。
「すぐ埋まる」と嘘をつく理由
仲介を専門にしている不動産会社では、たくさん広告費を使い営業をかけたとしても他社が仲介して成約した場合、全く売上にはなりません。
そのため、すぐに埋まると言い契約を焦らせるケースがあります。
また、多くの不動産仲介業では成功報酬型を採用しているので、給料が契約件数によって変わってきます。
毎月ノルマを課している会社もあるので、契約取得に熱心な傾向にあるのです。
「すぐ埋まる」が事実な時も!
営業トークではなく、事実の場合もあります。
人気のある優良物件はネット広告に掲載される前に借主が決まっていたり、掲載日に入居者が即決まったりするケースもあるので、一概に「すぐ埋まる」という言葉が嘘とは言い切れません。
嘘か真実か見極める方法とは?
「すぐ埋まる」が営業トークなのか事実なのか、不動産に詳しくなければ判断が難しいでしょう。
嘘なのか真実なのかを見極めるポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
根拠を尋ねてみる
すぐ埋まってしまう具体的な根拠を確認してみましょう。
「優良物件だから」で済まされた場合、どの点が優れているのか、どういった点で人気があるのか確認すれば、納得した上で検討できます。
申し込みしている人がどの程度いるか聞いてみる
他に申し込みしている人がどのくらいいるのかも確認しましょう。
募集開始から日が浅いのに、既に申し込みで埋まってきている場合、人気物件で早期に募集が終了する可能性があります。
相場と家賃を照らし合わせてみる
周辺地域の中で、同じような物件の家賃と狙っている物件を比較してみましょう。
相場から2,000~3,000円ほど安い場合は、割安なのですぐに申し込みで埋まる可能性が高いです。
しつこい営業をされた時の対処法
気持ち良くお部屋探しをしていきたいのに、しつこい営業にうんざりしてなかなか部屋探しが上手くいかない場合もあるでしょう。
そこで、しつこい営業の対処法についてご紹介します。
断る勇気を持つ
しつこい営業を止めるには、きっぱりと断ることが大切です。
やんわりした返答や電話を無視する程度では見込み客から外れることはなく営業は続きます。
「他の不動産会社を利用します」「引っ越しは中止した」など、意思表示をきちんとしましょう。
電話でのやり取りや対面が苦手な場合は、メールを利用します。
やり取りした記録が残るので、言った・言わないといったトラブル回避にも役立つでしょう。
窓口への相談もおすすめ
きちんと断ったにも関わらず、その後もしつこい営業が続く場合、それは「迷惑行為」に該当します。
悪質な営業に対しては監督官庁に報告し、相談することも検討しましょう。
不動産会社の所持する免許によって相談窓口は変わります。
会社名・免許番号を控え、迷惑行為についての詳細を伝えてください。
宅地建物業者の違反行為に該当した場合、不動産会社に対して一定の業務停止処分が下されます。
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新築アパートが埋まる前に!物件の探し方
新築アパートが埋まる前に物件を探すには、どのような点を見ていく必要があるのでしょうか?
ここでは、新築アパートに住むための探し方をご紹介します。
複数の物件検索サイトを活用する
まずは複数の物件検索サイトを活用し、まんべんなく探すことです。
物件検索サイトは、どのサイトでも掲載されている物件に違いがあります。
大手物件検索ポータルサイトをはじめ、地域の不動産サイトなどでも同様です。
いくつかのサイトで同時に探すことで、効率的に魅力的な物件を見つけられるでしょう。
定期的にサイトをチェックする
新築アパートは、建設中の段階で入居者を募集するのが一般的です。
そのため、募集開始時期を自分で予想することが難しく、いつの間にか新築の募集が終わってしまっていた、といったこともあります。
新築アパートにこだわるのであれば、1週間に1回のペースで検索サイトにアクセスし、新築に絞って探すようにしましょう。
未公開物件の情報を集める
ほとんどの検索サイトには、掲載されていない未公開物件があります。
不動産業者しか知らないので、直接問い合わせることでこうした未公開物件の情報を集めるといった方法もあります。
未公開物件とは?
未公開物件は、物件情報自体はデータベースに登録済みとなっていても、物件検索サイトでは公開していない物件を言います。公開しない理由は、物件が未完成であったり、大家さんからの要望だったりと様々です。
特に未完成の物件は、宅建業法において情報を公開できないという決まりがあります。
自分で探すのは難しくても、不動産業者のみが使える検索サイトから探してもらうことが可能です。
また、完全未公開物件も存在します。
これは自社しか知らない物件のことで、データベースの登録もされておらず不動産業者の検索サイトにも記載がありません。
完全未公開物件は他の不動産業者でも検索できず、自社の顧客だけに紹介されます。
利用している不動産業者に問い合わせてみれば、情報が入手できるかもしれません。
未公開物件の注意事項
もし未公開物件を紹介してもらうのであれば必ずしも優良の物件とは限らず、物件の内装・設備などが不明な場合があることに注意しましょう。
中には入居可能日が未定な場合もあるため、入居したい時期が決まっている方は注意が必要です。
もちろん、優良物件が隠れている可能性もあるので、事前の確認が必要です。
INA&Associates Inc.は、不動産、IT、投資などにおける専門性と技術を活かし、「不動産」×「IT」を実現するために発生する、複雑な事柄に真摯に向き合い、”不動産をもっと分かりやすく。住まいを探されている方にとってもっと使いやすく。取引をもっとスムーズに。” 不動産×ITで独自の価値をお客様に提供することを目指しています。
新築アパートが埋まる前に!物件探しの狙い目を知ろう
物件探しにおいては、物件数が多い時期を狙えば新築物件が見つかる可能性が高いです。
物件数が多くなるのはいつ頃なのでしょうか?
賃貸物件にはハイシーズンとオフシーズンがある
1年のうち、物件数が多くなる時期をハイシーズンと呼び、逆に物件数が少なくなる時期をオフシーズンと呼んでいます。
ハイシーズンは、主に入学・進学・就職・転職などで引っ越しをする人が多くなる時期です。
一方で、オフシーズンは引っ越しのピークが過ぎるタイミングを指します。
新築物件を探したいなら、物件数が特に多くなるハイシーズンを狙ってみてください。
月ごとに物件には違いがある
ハイシーズン・オフシーズンがあると言っても、細かく分ければ月ごとによって物件数には違いがあります。
そのため、月ごとの物件状態を把握し、新築物件が増える時期がいつなのか知っておくことが大切です。
1月は物件数が豊富!
引っ越しのシーズンというと、3月や4月をイメージする方が多いです。
引っ越しに備えて、1月頃から3月頃にかけて物件探しをする人が増える傾向にあります。
また、退去予告は賃貸契約書において1~2ヶ月前までに行わなければならないため、3月に退去予定の部屋の入居募集が増えます。
この時期は新築物件も多く、優良物件に出会える可能性も高いです。
2~3月は繁忙期
2月~3月は引っ越しを考えている人の準備が本格化するため、不動産業者の繁忙期となります。
優良物件はすぐに選ばれるので、特にこの時期は希望に合う物件を見つけるのが難しいかもしれません。
3月になると、2月の頃よりもさらに物件数が減少してしまいます。
良い物件が見つかっても、引っ越し業者の予約が取りにくくなるため、早めに行動する必要があります。
4~5月はオフシーズン
不動産業者にとって、4~5月はオフシーズンと言われる時期で、物件数も少なめです。
ただ、その分余裕が出てくる時期でもあるので、物件数が少ない中でもゆっくりと吟味できるといったメリットがあります。
価格交渉もしやすく、条件の良い物件と巡り合える場合もあるでしょう。
5月は引っ越しがしやすい気候になってくるので、せわしなく物件を選んで引っ越しするのを避けたい方におすすめです。
6月は新築物件が増える時期
梅雨時期に入る6月は天候が悪くなる日も多く、引っ越しに適しません。
しかし、その分家賃が安いところが見つかりやすく、値下げ交渉もしやすくなります。
中には、敷金・礼金がお得になったり、家賃を一定期間のみ無料にしてくれたりするなど、サービスが付くこともあります。
また、新築物件が増えてくる時期でもあるので定期的にチェックしてみましょう。
7~8月はゆっくり物件を探せる
7月~8月は、暑くなる日が続くため引っ越しには向きません。
しかし、お盆の時期には引っ越しをする人も増えてくるため、引っ越し業界の料金が高くなる可能性があります。
それでも、不動産業界は余裕がある時期となっているので、ゆっくり物件探しをするならおすすめの時期でもあります。
9~10月は新築物件が増える!
1年のうち最も新築物件が増えるのは、9月~10月と言われています。
特に10月は新築物件の掲載数が増えるので、こまめに検索して理想の物件を探しましょう。
この時期は気候も安定して引っ越しもしやすくなります。
ただし、人事異動や転勤等、結婚式が多い時期でもあるため、新居探しを始める人も増えてくるので、早めの行動が大切です。
9~10月には、翌年1~3月の入居者募集もスタートします。
翌年の引っ越しを考えているなら、この時期から物件情報を収集するようにしましょう。
11月は物件が少ない
年内で引っ越しをする人が少なくなってくる11月は、総合的な物件数はもちろん、人気物件の掲載も少なくなります。
ただし、優良物件が格安で借りられる可能性もあるので、価格交渉をするのも手です。
希望の物件が見つからなければ、翌年に持ち越すことも選択肢の1つです。
12月は物件が増え始める時期
12月に入ると翌年に引っ越しを予定している人が多くなるため、退去予定の物件や新築物件も徐々に増えていきます。
不動産業者にとってはまだ余裕のある時期なので、物件の比較もしやすく、ゆっくり相談できるでしょう。
物件数が増えていく時期ではありますが、内見ができないケースも多いため、事前に内見ができるかよく確認してみてください。
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新築アパート以外の選択肢①:築浅物件
優良物件というと新築物件をイメージする方もいますが、新築アパート以外にもたくさんの選択肢があります。
続いては、築浅物件についてご紹介します。
築浅物件とは?
築浅物件は、入居歴はあるものの、築年数が浅く新しい物件のことを言います。
目安として、築1年未満を含め、築5年~10年目の物件は築浅物件に該当します。
築何年目までを築浅物件とするかは、不動産業者によっても違ってくるので、事前に確認しておきましょう。
築年数は建物が完成してからの経過年数を指すので、築年数が浅いからといって必ずしも良好な状態とは限りません。
中には、築3年目の物件よりも築5年目の物件の方が綺麗に管理されている場合もあります。
築浅物件のメリット
ここからは、築浅物件のメリットをご紹介します。
内装・外装が比較的綺麗
築浅物件は、内装・外装ともに綺麗な所が多いです。
最近は住宅資材の質が高く、劣化の進行が遅くなっているため、築5年以内の物件であれば、新築のような状態を保っている可能性があります。
設備が充実している
モニター付きインターフォン・宅配ボックス・追い炊き機能・浴室乾燥機など、新しい設備が充実している可能性も高いです。
特にオートロックやディンプルキー、防犯カメラなどのセキュリティ面が整っている物件は安心して暮らせます。
化学物質が排出されにくい
新築物件の場合、壁紙の接着剤による化学物質が原因でシックハウス症候群になる危険性があります。
理由は、高気密・高断熱の建物が多く、その分化学物質を外に排出されにくいためです。
築浅物件なら、化学物質が排出される可能性も低いため、影響を受けなくても済みます。
新築よりも家賃が安い
新築との価格の違いは、一度でも入居されているかどうかに関係しています。
築年数が浅くても、過去に入居者がいた場合は建物の質に関係なくお得になる可能性が高く、優良な物件を見つけやすいです。
築浅物件のデメリット
築浅物件のデメリットは、物件数が少なく、人気が高いことなどです。
人気があるため物件数が少ない
優良物件が多いことから、新居探しをする人に人気があり、物件数も少ないです。
築年数が経過した物件よりも家賃が安いため、初めから築浅物件を探している人も少なくありません。
立地・間取り・設備などの条件が希望どおりにならない可能性もあります。
立地に問題がある物件も
築浅物件は、周辺環境や立地条件が悪い可能性があります。
気になる物件でも、通勤までにかかる時間や乗り換え回数などを前もって調べておきましょう。
周辺に病院やスーパーなどがないと、生活に不便さを感じてしまうかもしれません。
アレルギー反応が出る可能性もある
新築と同様に、築浅物件でも化学物質によるアレルギー反応が出る場合があります。
近年は健在に規制がかかっており、24時間換気システムの義務化などがされているため、可能性としては低いです。
しかし、築浅物件の中には化学物質によってシックハウス症候群になってしまう場合があるため注意しましょう。
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新築アパート以外の選択肢②:フルリノベーション物件
築浅物件のほかに、フルリノベーション物件もおすすめです。
ここでは、フルリノベーション物件のメリット・デメリットもご紹介します。
フルリノベーション物件とは
フルリノベーション物件は、間取りや内装などの住宅全体をリノベーションした建物のことです。
築年数が経過した建物に行われるケースが多く、大規模な改修によって新築のような性能にしたり、魅力的な付加価値を付けたりした物件です。
リフォームは、古くなった建物の機能を元に戻すことなので、フルリノベーションとは大きく異なります。
フルリノベーション物件のメリット
ここでは、フルリノベーション物件のメリットをご紹介します。
新築のように綺麗な内装
フルリノベーションは、古くなった建物を新しく生まれ変わらせるという意味合いがあるため、新築のように綺麗な内装を期待できます。
また、一般的な内装とは異なり、他にはない個性的な壁紙やおしゃれな雰囲気になっていることも多いです。
デザイン性の高さが魅力
他の物件との差別化を図るため、付加価値が付いているところが多いです。
そのため、デザイン性が高いおしゃれな内装を採用している物件がほとんどです。
北欧風やアジアンテイストの雰囲気など、物件によって様々なデザインがあります。
最新の設備があり暮らしやすい
フルリノベーションでは、住宅設備も新しいものに取り換えるため、環境に配慮した高機能なタイプや、衛生的な設備が充実していることもあります。
セキュリティが高い設備を導入しているところも多いです。
家賃が抑えられている
築年数が経過しているため、新築物件や築浅物件よりも家賃が安い傾向にあります。
最新の設備が導入されている場合でも、周辺の新築物件の相場よりも安く住める場合が多いでしょう。
選択肢が広くなる
物件を探す際、新築や築浅に加え、リノベーション物件を含めて検索すれば、選択肢の幅が広がります。
同じエリアでも魅力的な物件や条件の良い物件が増えるので、好みの物件を探せるようになります。
フルリノベーション物件のデメリット
続いて、フルリノベーション物件のデメリットをご紹介します。
旧耐震基準の危険性
築年数が30年以上で1981年以前に建築されていた場合、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。
日本は地震大国で、いつどこで地震が発生するかわかりません。
旧耐震基準のままでは、震度6以上の地震が発生すると、倒壊の恐れがあります。
防音性能が低い物件の可能性
住宅性能表示制度ができる前の建物では、強度や防音性能が低い物件の可能性があります。
この場合、隣人や階下の音が響きやすく、トラブルの原因になる恐れもあります。
共用にも注目しよう
部屋の中がどんなに綺麗になっていても、建物の外観・共用部が古いままでは印象は大きく異なります。
エレベーターや共用ポストなどがリノベーションされていなければ、使い勝手が悪く不便に感じてしまうかもしれません。
水回りの設備に注意
フルリノベーション物件といっても、水回りの給水管や排水管などが交換されていない場合があります。
配管が古いままでは、使用には問題がなくても異臭がしてくる可能性があります。
今回は、新築アパートがどのくらいで埋まるのか、また魅力的な新築物件の探し方や新築以外の選択肢についてもご紹介しました。
新築物件を探すなら、新築の物件数が多くなる9~10月がおすすめです。
しかし、どの物件もメリット・デメリットがあるため、築浅物件やフルリノベーション物件が条件に合っていることもあるでしょう。
物件を探す際には物件数が多くなるタイミングを選び、視野を広げて探すことが大切です。