賃貸物件の空室対策にも有効!便利な独立洗面台を設置して入居者を増やそう

賃貸経営では空室対策が必須です。
空室が多ければ毎月の収入が減ってしまうので、入居者目線になって暮らしやすい設備の導入やリフォームも検討する必要があります。
しかし、どんな設備が人気なのか、どんな対策をすれば有効なのか悩んでしまう人もいるはずです。
そこで今回は、賃貸物件の空室対策にも使える洗面台について解説していきます。
どの家庭にも洗面台は設置されている設備のひとつですが、近年需要が高まっているのが「独立洗面台」です。
入居者の暮らしが快適になる設備を賃貸物件に導入し、空室対策について考えていきましょう。

Contents

独立洗面台の需要が高まっている!

独立洗面台

賃貸物件において、独立洗面台の需要が高まっていることをご存知でしょうか?
全国賃貸住宅新聞社が調査し、2020年に発表された「この設備がないと入居が決まらないTOP10」 を見ると、単身向け・ファミリー向け両方で独立洗面台が上位にランクインしています。

【単身向け】
第1位:室内洗濯機置き場
第2位:テレビモニター付きインターホン
第3位:インターネット無料
第4位:独立洗面台
第5位:洗浄機付き便座

【ファミリー向け】
第1位:室内洗濯機置き場
第2位:独立洗面台
第3位:追い炊き機能
第4位:テレビモニター付きインターホン
第5位:洗浄機付き便座

特にファミリー層では独立洗面台がないと朝晩に不便を感じることが考えられるので、物件探しにおいては重要項目の1つに挙げている家庭は多いです。

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INA&Associates Inc.は、不動産、IT、投資などにおける専門性と技術を活かし、「不動産」×「IT」を実現するために発生する、複雑な事柄に真摯に向き合い、”不動産をもっと分かりやすく。住まいを探されている方にとってもっと使いやすく。取引をもっとスムーズに。” 不動産×ITで独自の価値をお客様に提供することを目指しています。

独立洗面台の需要が高まっている理由

独立洗面台

次に、なぜ賃貸物件で独立洗面台の需要が高まっているのか、その理由を解説します。

そもそも独立洗面台とは?

独立洗面台といっても、どういった設備なのか頭に浮かばない人もいるはずです。
独立洗面台とは、トイレや浴室の中ではなく独立して設置された洗面台を指します。

広めのスペースに設置をすれば、朝の身支度も整えやすくゆったりと使えるため、特に女性からの人気が高いです。

独立洗面台のメリット

独立洗面台を設置すると様々なメリットを得られます。

・スキンケアやメイクがしやすい
大きな鏡が付いている独立洗面台を使用すれば毎日のスキンケアやメイクがしやすくなります。
小さな鏡や手鏡を使ってケアやメイクをすれば、見えにくい部分があるほか、両手を使ってメイクができないのでうまく仕上がりません。
しかし、鏡が大きければ見えやすく両手も使えるので問題なく身支度を整えられます。
独立洗面台によっては手前に鏡を寄せられるタイプもあるので、アイラインを引く際など、細かなメイクもしやすいです。

・電化製品が使いやすい
洗面台でヘアケアやヘアセットをする人も多いでしょう。
お風呂場に洗面台があれば、濡れる心配もあり家電を利用するのは難しいです。
場所が狭ければ思うようにアレンジができない場合もあります。
しかし、独立洗面台にはコンセントが設置されているものも多いため、ドライヤーやヘアアイロンも問題なく使用できます。
大きな鏡があればセットもしやすいでしょう。

・整理整頓がしやすい
独立洗面台には、収納が付いているものも多いです。
鏡の裏や洗面ボウルの下に収納があるので、メイク道具やヘアケアアイテムを綺麗に整頓できます。
脱衣室に設置をすれば、お風呂で使う洗剤やシャンプーなどの詰め替えを収納することもでき、綺麗な空間を維持できます。

・清潔を保てる
浴室に洗面台があると、お風呂に入った際に蒸気があたるので鏡に水垢がつきやすくなってしまいます。
湿気でカビが発生するケースもあり、毎日入念な掃除が欠かせません。
しかし、独立洗面台であれば蒸気の発生の心配がないため、鏡も綺麗な状態に保ちやすいです。
湿気の発生も少ないため、汚れも付きにくいでしょう。

・ストレスなく使える
友人や恋人、家族と一緒に住んでいる場合、浴室に洗面台があると誰かがお風呂に入っている時には洗面台が使えません。
そのため、忙しい朝の時間帯や自分が使いたいタイミングで洗面台が使用できないので不満を感じやすいです。
しかし、独立洗面台であれば自分の好きな時間に洗面台を使えます。
小さなストレスでも積み重なってしまえば大きなストレスになってしまうので、入居者が不満を感じさせないためにも、独立洗面台の設置を検討してみましょう。

デメリットはある?

独立洗面台にもデメリットはあります。
汚れが溜まりにくい点がメリットですが、お手入れが不要なわけではありません。
手を洗う、顔を洗うなど、水を使用するので洗面ボウルの清掃を怠れば水垢で汚れてしまいます。
ヘアセットをする際に、髪の毛が落ちて汚れる心配もあるでしょう。
排水溝に流れてしまえば詰まりの原因にもなるので、快適に長く使い続けるためにもお手入れは欠かせません。
また、入居者目線で考えると家賃が高くなってしまう点がデメリットとなります。
設置をするとなれば費用が発生します。
その分家賃も高くなってしまうため、入居者にとってはデメリットでしょう。
家賃が高くなっても快適に過ごせる点をアピールし、入居者を募集してみてください。

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洗面台には種類がある!

独立洗面台

独立洗面台は、大きく分けると「洗面台」「洗面化粧台」「洗髪洗面化粧台」の3つに分けられます。
それぞれの違いを解説していきましょう。

洗面台

洗面台は、洗面ボウルと蛇口がセットになったものです。
板や台の上に洗面ボウルを置いたもの、壁に洗面ボウルが取り付けてあるもの、洗面ボウルの下に収納があるものなど、種類は豊富です。
鏡はないですが、コンパクトなので狭い場所にも設置できる点がメリットです。

洗面ボウルと蛇口は自由に組み合わせることもできるので、好きなアイテムをチョイスしてオリジナルの洗面台も作れます。
洗面台には以下のような種類があります。

・壁付けタイプ
壁に直接洗面ボウルを取り付けるタイプです。
シンプルでスペースが限られている場所にも設置しやすい点がメリットです。

・埋め込みタイプ
カウンター天板に穴を開けて洗面ボウルを埋め込んで設置するタイプです。
洗面ボウルの位置を低くできるので顔が洗いやすくなります。

・半埋め込みタイプ
カウンター天板に穴を開けて洗面ボウルを途中まで埋め込んで設置するタイプです。
洗面ボウルを適度な高さに調整できるので、使いやすさがアップします。

・置き型タイプ
カウンター天板の上に洗面ボウルを置いて設置するタイプです。
洗面ボウルは丸形や四角などデザインも豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
蛇口もデザインがあるので、オシャレなものにすれば見栄えも良くなり入居者アップにもつながるはずです。

天板があるのでハンドソープや石鹸を置くスペースも確保できます。

洗面化粧台

洗面ボウル、蛇口、収納、鏡などが一体になった洗面台です。
洗面ボウルや収納、鏡といったパーツが一体型になったものをユニットタイプ、様々なパーツを自由に組み合わせられるものをシステムタイプと呼び、設置する場所やお部屋の雰囲気に合わせてタイプを選択できます。
収納スペースも多いので、整理整頓もしやすいです。

洗髪洗面化粧台

シャンプードレッサーとも呼ばれている洗髪洗面化粧台は、その名の通り洗髪ができるくらいの広さのある洗面ボウルが特徴です。
水はねの心配もあまりないので、非常に使いやすくなっています。
衣類のシミ取りや漬け置きができる点も魅力です。
鏡や収納、コンセントも完備されているので不便なく使用できます。

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賃貸物件に合った洗面台を選ぼう!

独立洗面台

独立洗面台に魅力を感じたら、空室対策のためにも設置を検討してみましょう。
しかし、選ぶアイテムを間違えると快適に使えません。
入居者に不満を感じさせないためにも、賃貸物件に合った洗面台選びが大切です。

サイズで選ぶ

まずは、設置するスペースに収まるサイズであるか確認します。
独立洗面台といってもサイズは様々です。
システムタイプであれば1mm単位でサイズを合わせられるので問題ありません。
しかし、ユニットタイプはサイズが決まっているのでスペースに収まるか必ず確認してください。

その際は、幅・奥行・高さを確認します。
スペースが広い場所に設置する場合は、幅の広い洗面台が設置できるので、洗面ボウルの大きいものや収納力が高い洗面台が設置できて使いやすいです。

収納力で選ぶ

メイク道具やヘアケアアイテム、ドライヤーやヘアアイロン、掃除道具など、独立洗面台に様々なものを収納したいと考える人は多いです。
収納場所を入居の際に気にする人は多いので、洗面台も収納力が高いものを選べば空室対策に有効です。

サイドキャビネットのあるタイプであれば、タオルや下着類も収納できます。
細かいアイテムが多いメイク道具が収納しやすいミニタイプの収納がついた洗面台もあるので、女性の入居者を増やしたい場合に設置を検討してみてください。

掃除のしやすさで選ぶ

掃除のしやすさも洗面台選びでは重要なポイントです。
隙間のあるものは汚れが溜まりやすいので掃除が面倒になります。
洗面ボウルとカウンターが一体になったタイプであれば掃除がしやすいので手間なくお手入れができます。

また、水栓の種類によってもお手入れのしやすさに違いがあります。
壁付水栓は、水栓の根元部分に水が残りにくいので汚れができにくいです。
タッチレス水栓も、濡れた手や洗剤の付いた手で蛇口を触れないので汚れにくい点が魅力です。
洗面ボウルもメーカーによっては独自の技術を使った汚れにくい素材でできた洗面ボウルを使用している洗面台があるので、掃除がしやすいです。
清潔に使えるのでファミリー層向けの賃貸物件にも向いています。

デザインで選ぶ

入居者を増やしたいなら洗面台のデザインにもこだわってみましょう。
デザインはメーカーによって違います。
お部屋の雰囲気に合わせて選ぶほか、シンプルな場所に設置するなら個性的なデザインでオシャレさを際立たせるのもおすすめです。

素材も人工大理石やステンレス、ホーローや木製など様々です。
それぞれの特性を理解し、使いやすさに加えてデザイン性の高さも重視して洗面台選びをしてみてください。

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洗面台の設置場所も考えよう

独立洗面台

設置する場所を決めなければ洗面台を選べません。
もっとも一般的な設置場所は脱衣室です。
洗濯機を置くスペースとしても一般的なので、給水や給湯の工事費を抑えることもできます。

所有している物件で廊下にスペースがある場合には、洗面台を廊下に設置することも可能です。
カウンターを広く作ればインテリアを置いてオシャレな空間にもできます。
また、洗面台を玄関に設置する人も増えています。
外出から帰ってきたら、すぐに手洗いやうがいができる点が魅力です。
菌や汚れを家に持ち込まないのでファミリー層向けの賃貸物件におすすめです。
その際、玄関とは別に脱衣室にも洗面台があるとメイクやヘアセットができるので便利です。

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洗面台をリフォーム!費用相場は?

独立洗面台

空室対策のためにも独立洗面台の設置を検討しても、費用が高すぎてしまえば導入を躊躇してしまいます。
家賃はあまり上げたくない、リフォームには費用をかけたくないなど、大家さんによって様々な考えもあるはずです。
そこで、洗面台をリフォームする際の相場をご紹介します。

洗面台のみを交換する際の相場

洗面台のみを交換するリフォームの費用は、洗面台のサイズによって違いがあります。

・~600mm……約7万~19万円前後
・600mm~750mm……約8万~30万円前後
・750mm~……約15万~50万円前後

収納力のある洗面台、洗面ボウルが大きい洗面台は使いやすいメリットがありますが、その分費用が高くなってしまいます。
費用を抑えたいのであればサイズが小さめの洗面台を選択しましょう。

洗面台+内装工事をする際の相場

洗面台リフォームでは、壁紙や床の張り替えといった内装工事が必要になるケースもあります。
その場合、オプションとして費用がプラスされるので以下の相場を参考にリフォームを検討してみてください。

・クロスや床の張り替え……約5万~6万円
・キャビネット制作……約7万~9万円
・鏡の曇り止め……約3,000円

床の張り替えに関しては、フロアタイルやクッションフロア、フローリングといった種類によって費用は違います。
張り替えの面積によって費用がプラスされるのでリフォーム会社に相談してみてください。
費用を抑えたいのであれば、クッションフロアを選ぶことでコストを抑えて張り替えられます。

洗面台を新設する際の相場

これまでとは全く別の場所に洗面台を設置するといった新設工事を検討しているなら、配管工事や電気の配線工事も必要です。
新設工事の相場は約50万円、配管工事は約5万円、電気配線工事は約3万円となっています。
1階に新設する、2階に新設するなど、場所によっても費用は変わるので業者に相談して詳しい見積もりをもらいましょう。

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洗面台のリフォーム工事の目安

独立洗面台

洗面台をリフォームする場合、どのくらい工事に時間がかかるのか気になる人もいるでしょう。
そのため続いては、リフォーム工事の流れやリフォーム工事期間の目安について解説していきます。

リフォーム工事の流れ

洗面台のリフォームを行う際の一般的な流れが以下のようになっています。

・養生する
まずは、家財や床、壁などに傷がつかないように養生を行います。
養生が施されるのは、材料を運んだり職人さんが通ったりする場所です。

・洗面台を解体し、撤去する
養生が終わったら既存の洗面台を解体し、撤去します。

・給排水や電気の工事を行う
新しい給排水管を設置したり、必要な場合はコンセントを移設したりする工事を行います。

・大工工事や内装工事を行う
必要に応じて洗面台周辺の床や壁を補修するための工事も行われます。
その後、壁紙や床の仕上げ材の工事が行われ、内装が仕上がるのがこの段階です。

・洗面台を搬入し、設置する
内装工事が終わったら、洗面台を搬入して設置します。
設置作業が終わり次第引き渡しとなり、取り扱いに関する説明を受けます。
これで洗面台のリフォームは完了です。

リフォーム工事期間の目安

工事にかかる期間は、洗面台だけ交換するのか、洗面所全体をリフォームするのかなどでも変わってきます。
洗面台の交換だけ行う場合は、半日~1日が目安となっています。
洗面所全体のリフォームを行う場合は、1日~4日ほどかかるので注意が必要です。
リフォームの内容によって工事にかかる期間が大幅に変わってしまうので、あらかじめどの程度リフォームするのか決めておきましょう。

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賃貸物件におすすめの洗面台をご紹介!

独立洗面台

新たに設置する洗面台をどれにしようか迷ってしまう大家さんも多いでしょう。
続いて、賃貸物件におすすめの洗面台をいくつかピックアップしてご紹介します。
リフォームを考えていて迷っているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

LIXIL:Piara(ピアラ)

LIXILのPiaraは、身支度や家事がしやすくなり、毎日が楽しくなることをコンセプトにした洗面台です。
2人で使っても狭さを感じにくい「ひろびろボウル」と「くるくる水栓」が特徴となっています。

ひろびろボウルは、底が広くて容量が大きいため、つけ置き洗いやバケツの水汲みなどもしやすいです。
くるくる水栓は、使いたい位置にくるっと回すことができるので、2人ならんで身支度をする際などに便利です。
扉裏のポケットや三面鏡のアレンジできるトレイ、細長いメイク道具などを収納しやすい仕切りトレイ、洗濯機の横にできるデッドスペースを活かせるトールキャビネットなど、収納アイテムも充実しています。

LIXIL:どこでも手洗

LIXILのどこでも手洗は、玄関に設置するのもおすすめです。
好みのアイテムを組み合わせることで、色々な場所のお気に入りの手洗空間を作れるのが大きな魅力です。
どこでも手洗に使われている素材は、工房や産地にこだわっています。
焼き物ならではの温かみが感じられる風合いにより、和モダンな空間を作り上げてくれます。

・マットで柔らかい質感の波工房/マットホワイト
・貫入と呼ばれる小さい日々が入っている信楽/貫入白釉
・キラキラと光る結晶が特徴的な信楽/結晶黒釉
・信楽の伝統的な風合いで内側と外側が異なる表情を見せてくれる信楽/炎色ビードロ釉

以上の4種類から選べるようになっています。
カウンターはタイル(全9色)もしくは木製(全3色)から選択できるので、空間のイメージに合わせやすいです。

TOTO:SAQUA(サクア)

TOTOのSAQUAは、ゆったりとしたひろびろ陶器ボウルを採用し、使いやすさを重視した洗面台です。
大きなバケツを置くこともできますし、ボウルの周りに水がはねにくい作りになっています。
セーターなどかさばる衣類を手洗いした時や洗面台で洗髪したい時にも便利です。
洗面台が汚れにくく、掃除しやすい機能も充実しています。
ボタンを押すと、きれいな除菌水が出てきて歯ブラシや排水溝の汚れなどを落としてくれます。
さらに、金属と陶器の隙間がなくて掃除しやすいお掃除ラクラク排水口を採用するなど、様々な工夫が見られる洗面台です。

TOTO:オクターブスリム

TOTOのオクターブスリムは、賃貸物件など限られた間取りや広さの住まいでも空間を有効活用できる洗面台です。
オクターブの使いやすさを引き継ぎながら、空間を有効活用できるスリムなタイプとなっています。
片寄せボウルプランの場合だと、カウンターの下はオープン棚として使用したり、棚板を外して簡易的なテーブルとして使ったりできます。

TOTOのオクターブスリムには、掃除がしやすいすべり台ボウルや水垢が溜まりにくいシンプル水栓、引き出すことでシャワーとして使えるハンドシャワーなど、便利な機能が搭載されているのも魅力です。

Panasonic:C Line(シーライン)

PanasonicのC Lineは、家族全員が嬉しいと感じる機能が満載の洗面台です。
ミラー扉の手掛け部と水洗レバー、カウンターは、抗菌加工部材を選択できます。
SIAA認証基準に適合したものを選べることから、掃除がしやすく、清潔な空間を維持しやすいことがわかります。

ボウルやカウンターのデザインも掃除のしやすさを考えたものです。
子どもの目線にもミラーがあるので、小さい子どもでも自分で身支度しやすくなっています。

タッチレス水栓も子どもでも使いやすくなるポイントです。
収納や照明にもこだわっているので、使いやすい洗面台だと感じられるでしょう。

Panasonic:ウツクシーズ

Panasonicのウツクシーズは、美容家電やスキンケアアイテムをたっぷり収納できるミラーと引き出しが完備されています。
毎日使う場所なので、すっきりと片付けられるような工夫が凝らされているのです。
カウンターはスゴピカカウンターを採用しているため、水をはじいてくれます。
水をはじいてくれるので、汚れもさっと拭き取れるのが大きなメリットです。

扉の柄は、木目調や鏡面などから選択でき、カラーバリエーションも14色と豊富なので、壁紙や床の色に合わせて選べます。

クリナップ:BTSシリーズ

クリナップのBTSシリーズは、リーズナブルでありながら充実した機能を搭載している洗面台です。
ボウルはインテリアコーディネートしやすい3色から選べるようになっています。
ミラーキャビネットは、一面鏡・二面鏡・三面鏡の3種類です。
オプションには、洗面所を温めてくれるHotウォールや洗面パネル、壁面埋込収納ボックスといったものがあります。
賃貸物件の洗面所を有効活用するため、これらのオプションの導入を検討してみるのもおすすめです。

タカラスタンダード:オンディーヌ

タカラスタンダードのオンディーヌは、出し入れがしやすい手元の収納や仮置きできるマグネット収納など、魅力的な機能が充実しているタイプも選べる洗面台です。
ボウルはホーロー製なので傷がつきにくく、衝撃にも強くなっています。
絶対に壊れないというわけではありませんが、日常的に使う場所なので耐久性が高い方が安心です。
また、フランジレス排水溝を採用しているので、水垢や汚れが溜まりにくのも特徴の1つです。

掃除が楽になるため、家事の負担も軽減します。

タカラスタンダード:コンパクト手洗い器・洗面器

タカラスタンダードのコンパクト手洗い器・洗面器は、空間にフィットするサイズ感が魅力となっています。
設置場所を選ばない、スタイリッシュさを兼ね備えています。

コンパクトなサイズでもオーダーできるため、理想の仕上がりが実現できます。
内装にこだわった賃貸物件にリフォームしたい場合などにおすすめです。

ホーロー製なので熱や傷に強く、毎日のお手入れも簡単です。
カウンターや扉にはメラミン素材を使用しているので、こちらも傷や汚れに強く、掃除の負担が軽減されます。

トクラス:Jolie(ジョリエ)

トクラスのJolieは、手入れのしやすさを重視した陶器ボウルを採用した洗面台です。
洗面台は毎日使う場所なので、使いやすさにこだわっています。
汚れを拭き取りやすい一体形状になっていることや石鹸の仮置きなどに便利なカウンタースペースがあることも、Jolieの魅力です。

洗面台周りをすっきりと見せる三面鏡とシンプルさを重視した一面鏡から選択できるので、どちらがリフォーム後のイメージに合っているか考えて選ぶと良いでしょう。

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入居者が使いやすい洗面台選びが重要!

独立洗面台

賃貸物件の洗面台をリフォームする際、入居者が使いやすいと感じることが重要になります。
使いやすいと感じてもらうにはどのような点を意識して新しい洗面台を選べば良いのでしょうか?

低い洗面台は使いにくい

賃貸物件は洗面所も限られた空間に納めなければいけないので、洗面台自体が狭いケースも珍しくありません。
仕方ないことではありますが、狭いと使いにくさを感じてしまいます。
狭い設置スペースしか確保できない場合は、ボウルの下や鏡の裏などに十分な収納スペースがあるタイプを選びと良いでしょう。

そうすることで、洗面台周りがごちゃごちゃしてしまうのも防げます。
物をしまうとそれだけすっきりした空間になるので、狭さも感じにくくなる可能性があります。

高さのある洗面台にも注意

床から洗面ボウルまでの高さがあると、使いにくさを感じてしまいます。
背が高いタイプだと、収納スペースがあっても上まで届かずに空間が無駄になってしまうことも考えられるでしょう。

さらに、洗面台の上にほこりが積もって掃除がしにくくなってしまうのも、高さがある洗面台のデメリットです。
入居者に使いやすいと感じてもらうには、あまり高さのある洗面台を選ぶのは避けるのが無難だと言えます。

コンセントの位置に注意する

洗面台をリフォームするなら、コンセントの位置にも注意しましょう。
洗面所では、ドライヤーや洗濯機など様々な家電製品を使います。
そのため、コンセントが使える位置に洗面台を設置しなければいけません。
どうしても設置したい位置があり、コンセントが塞がってしまう場合もあるでしょう。
そのような時は、コンセントの移設や増設工事を合わせて行う必要があります。

洗面ボウルが小さいと汚れやすい

洗面ボウルのサイズも重要なので確認しておきましょう。
オシャレさを重視して小さいタイプを選びたくなる気持ちもわかりますが、小さいと汚れやすくなってしまうので避けるのが無難です。
洗面ボウルのサイズは、丸型なら直径が40cm・深さが12cm以上、角型なら直径が45cm・深さが12cm・奥行きが35cm以上のものを選ぶのがおすすめです。

サイズはメーカーのホームページなどで確認できます。

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洗面台以外にも!入居者の満足度を上げる方法

入居者

入居者の満足度を上げ、空室にならないようにするためには、洗面台以外にも意識を向ける必要があります。
最後に、洗面台以外で入居者の満足度を上げるポイントをご紹介します。

宅配ボックスを設置する

宅配ボックスは、Amazonや楽天などの荷物が届いた時、留守でも受け取れる個人ロッカーです。
ネットショッピングを利用する人が増えているので、宅配ボックス完備の物件は喜ばれます。
仕事などで留守にしがちな単身世帯向けの賃貸物件であれば、特に需要が高い傾向があります。

月額やリースなどもあるので、高額なコストをかけずに設置することも可能です。

無料インターネットを使えるようにする

無料でインターネットが使える賃貸物件の需要も高まっています。
個別にインターネット回線を通さずに済むので、入居者の手間を省けます。

管理費の中にインターネットの使用料金を含んでいるというケースが多いです。
時期によってはインターネットの開通工事に時間がかかってしまうので、最初からインターネットが使えるのは空室対策としても有効です。

セキュリティを強化する

女性の一人暮らしや都市部で物件を探している人は、セキュリティを重視して物件江選びをしているケースが多く見られます。
一般的なアパートの場合、オートロックがないので入り口に門扉を設けている物件もあります。

門扉を設置することにより、簡易的ではありますがオートロック機能を付けられるためです。
その他にも、防犯カメラやセンサーライトなどを設置するのもセキュリティ強化として効果的です。

敷金や礼金を見直す

入居者から「このアパートに住みたい」と思ってもらうには、礼金の廃止や敷金の減額も効果的です。
敷金・礼金なしの物件が増えているのは、入居者を確保したいと考えているからでしょう。
礼金がないと初期費用を大幅に減らせるので、集客効果は大きくなると予想できます。

敷金も初期費用の負担を大きくしている部分なので、減額すると魅力を感じてもらいやすくなります。

まとめ

最近は、賃貸物件でも独立洗面台が人気となっています。
同じような条件の物件があった時、間取りを確認して独立洗面台がある方を選ぶという人もいます。
賃貸物件の築年数が経過し、メンテナンスを行う際にリフォームを検討するケースも増えています。
そうすることで、空室リスクの回避につながるためです。
洗面台をリフォームする時は今回ご紹介したポイントを念頭に置きながら、設備を選ぶようにしましょう。

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