INA&Associates株式会社(以下、「INA」)の稲澤大輔です。
INAはこのたび創業5周年を迎えることができました。この節目を良い機会と捉え、改めてINAの創業の原点に立ち返り、その想いを皆様と共有させていただきたいと思います。INAの創業の想いについて、私の体験や考えを交えながらお伝えいたします。
創業の背景
私は長年、不動産業界に身を置く中で、現場で一生懸命努力しているにもかかわらず、正当に評価されずに報われていない人たちを多く目にしてきました。特に、建築業界や不動産管理業界では、多層的な元請け・下請け構造が一般的であり、そのため現場で努力している人々の貢献が見えづらくなり、評価されにくい状況にありました。
さらに、技術力や実績を持っているにもかかわらず、不透明な取引構造のために適切な報酬や評価を得られていない現実が存在していました。
私はこのような業界の課題に直面する中で、「頑張っている人がきちんと報われる社会を実現したい」という強い想いを持つようになりました。そして、その想いこそがINA設立の原点となっています。
そして、その想いに同調してくれた仲間達と、その問題意識を出発点にして、「努力が正当に評価され、報われる仕組みを創る」ことを企業の使命と定めました(私たちについて | INA&Associates株式会社)。
創業時のビジョン
私がINAを設立したときに掲げたビジョンは、「頑張っている人が報われるためのプラットフォームを構築する」ことでした。
場所や環境、バックグラウンドにかかわらず、努力する人がその能力を最大限に発揮し、公正に評価される環境を提供したいと強く願ったのです。INAの提供するサービスや仕組みが、関わる全ての人々にとって幸福や成功への道を拓くような存在になることを目指しています(個人ブランディングを通じた社員の成長支援)。
事業を通じて実現したいこと
具体的には、不透明で多層的な業界構造に対して、明確な取次料体系や業務プロセスの見える化を通じて透明性を高めたいと考えています。
INAでは、元請け・下請け間の不明瞭な料金体系を排除し、公平で透明な取引環境を整えることで、技術力や専門性が正当に評価される仕組みを確立します。これにより、現場で日々努力を重ねている企業や個人が、技術や成果に見合った評価や報酬を得られるようになります。
また、私たちは地方や都市、年代など様々な背景を持つ人財がその能力を最大限に発揮できるよう、テクノロジーを活用して場所や環境に縛られない働き方を推進しています。
特に地方人財の活用に力を入れており、優れた人財が地理的制約を超えて活躍できる機会を提供します。こうした取り組みが地方創生にもつながり、地域社会の活性化と持続可能な経済発展にも貢献できると信じています。
さらに、個人の成長支援にも積極的に取り組んでおり、社員が個人の強みを生かし、自身のキャリアや市場価値を高められるようサポートを行っています。こうした個人の成長が企業価値の向上にもつながり、良好なサイクルが生まれると考えています。
今後の展望
私たちは、今後さらに事業規模を拡大し、関わる方々が増えていく中でも、一人ひとりが幸福を感じられるような発展を遂げることを目指しています。そのためには、多様な価値観や背景を持った人々が互いに協力し合える組織文化を醸成することが重要だと考えています。
また、テクノロジーを駆使して業界全体の透明性や効率性をさらに高めるだけでなく、人財への投資を惜しまず、社員が自らの成長を実感できる環境を整備していきます。これにより、INAに関わるすべての人が、経済的にも精神的にも豊かさを感じられるような企業へと成長していきたいと考えています。
私たちはこれからも創業の想いを忘れることなく、社会課題の解決に貢献しながら、新たな価値を生み出し続けてまいります。
これからもINAをよろしくお願いいたします。
