起業の決意
私がINA&Associates株式会社を創業しようと決意した背景には、長年携わった不動産業界での経験が深く関わっています。大学卒業後、不動産ディベロッパーに入社し、新規事業として分譲マンションの事業を立ち上げるというところからキャリアをスタートした私は、お客様の住まいや資産に関わる責任ある仕事に大きなやりがいを感じていました。一件一件の事柄に真摯に向き合い、お客様に喜んでいただけることが何よりの励みでした。
しかし、現場で汗を流す中で、次第にある現実に心を突き動かされるようになったのです。それは、どれほど一生懸命努力しても、正当に評価されず報われていない人が数多く存在しているという現実でした。
特に記憶に残っているのは、建築現場で出会った一人の職人の言葉でした。彼は長年建設に携わり卓越した技術を持ちながらも、「自分たちがどんなに頑張っても、結局は元請けの名前ばかりが評価され、現場の人間には光が当たらないんですよ」と静かに語ってました。その言葉には悔しさと諦めがにじんでいるきがしました。私はその場で返す言葉もなく、悔しさを噛み締めました。現場を支える人々が報われない現実を目の当たりにし、胸の内に怒りにも似た感情が湧き上がったのを覚えています。
実際、不動産業界や建築業界では、多重の元請け・下請け構造が当たり前となっており、現場で努力する人々の貢献が見えにくく、正当に評価されにくい仕組みが存在していました。
さらに、優れた技術力や豊富な実績を持っているにもかかわらず、不透明な取引慣行のせいで適切な報酬や評価を得られていない方々にも数多く出会いました。私はそうした現状を目の当たりにするたび、強い疑問と義憤の念を抱くようになりました。「頑張る人がきちんと報われる社会を実現したい」――気づけばこの想いが、私の心に確固たる信念として宿っていたのです。
しかし、その想いを実現する道のりは決して平坦ではありませんでした。自分が属する組織の中で変革を起こすには限界があると感じ、私は次第に、自らが主体となって新たな仕組みを作り上げる必要性を痛感するようになりました。とはいえ、安定したキャリアを手放し起業することには大きな不安も伴いました。家族や周囲からの反対や、自分に本当に経営が務まるのかという葛藤もあり、夜遅くまで一人考え込む日々も続きました。
そんなある日、尊敬する上司からかけられた言葉が背中を押してくれました。「志があるなら、それを実現する舞台を自分で作れ。リスクを恐れていては何も変えられない。」その言葉に胸を衝かれ、私は覚悟を決めました。自分の信じる理想を形にするためには、リスクを背負ってでも一歩踏み出す価値がある。こうして、私の中でくすぶっていた起業への決意は、揺るぎないものとなったのです。
新たな挑戦への決心を固めた私は、同じ志に共感してくれる仲間を探し始めました。「努力が正当に評価され、報われる仕組みを創ろう」という私の呼びかけに応えてくれた数名の仲間たちが集まりました。彼らもまた業界で同じような課題意識を抱えており、熱い情熱を胸に秘めた頼もしい同志でした。私たちは未来に向けた大きな夢と、現実に立ち向かう覚悟を共有し、いよいよINA&Associates株式会社の創業へと歩み出していきました。
挑戦の連続:創業期の苦労
こうして志を同じくする仲間たちとINA&Associates株式会社を立ち上げたものの、そこから先はまさに挑戦の連続でした。会社設立当初は知名度も実績もなく、ゼロからのスタートです。小さなオフィスに机と椅子を並べただけの簡素な職場で、私は日中は営業に奔走し、夜は事業計画の練り直しや事務作業に追われる毎日を送りました。何もかもが手探りで、試行錯誤の連続。それでも、自分たちの理想を実現するのだという情熱だけは誰にも負けないつもりでした。
最初の壁は「信頼」を得ることでした。新参者の私たちにとって、お客様や取引先から信用を勝ち取るのは容易ではありません。飛び込みで営業に行っても相手にされず、電話をかけても門前払いということも珍しくありませんでした。
それでも諦めずに足を動かし続けたある日、かつて私が勤めていた会社の上司から、私たちのもとに連絡をくれました。「あなたが独立したと聞いて、ぜひ任せたい案件がある」そう言って、INAに初めての仕事をご依頼くださったのです。
この瞬間の喜びは言葉に尽くせませんでした。何より、人が人を信じて仕事を任せてくれたという事実に胸が熱くなりました。私たちはそのご期待に全力で応えるべく奔走し、チーム総がかりでその案件に取り組みました。結果的に無事仕事を納品することができ、お客様から「お願いして良かった」と感謝の言葉を頂戴したとき、感情を抑えられませんでした。創業当初の苦労が一瞬にして報われた気がしたのです。
しかし、試練はそれだけでは終わりません。創業から間もない頃、世界的な危機である新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が私たちの前に立ちはだかりました。不動産業界も大きな打撃を受け、対面での営業や物件案内が困難になる中、私たちの事業も先行きが見えない暗闇に放り込まれたようでした。創業したばかりで体力のない会社にとって、この逆境は存続を揺るがす危機でした。
それでも私たちはこの未曾有の困難にただ怯えるのではなく、逆境をチャンスに変えようと必死にもがきました。具体的には、従来のやり方に固執せず発想を転換しました。対面で会えないならオンラインで会おう——そう考え、業界ではまだ珍しかったオンラインでの商談や内見にいち早く取り組んだのです。
物件のVRツアーやリモートでの契約手続きなど、新しい技術や手法を積極的に導入し、お客様が安全かつ安心して取引できる環境づくりに努めました。初めは不慣れで戸惑うこともありましたが、社員全員で知恵を出し合い工夫を重ねるうちに、次第にオンラインでのサービス提供にも自信が生まれていきました。そして不思議なことに、この取り組みが評判を呼び、遠方のお客様や海外にお住まいの方など、従来なら出会えなかった層からのご相談が増えていったのです。苦境の中で踏み出した一歩が新たな道を拓いた瞬間でした。
創業期には他にも数え切れないほどの困難がありました。資金繰りに頭を抱えた日、提携先との交渉がうまくいかず途方に暮れた夜、予想外のトラブルに見舞われ対応に奔走したこともあります。
そのたびに私たちは壁にぶつかり、悩み、そして学びました。幸いなことに、私たちを支えてくれる多くの人々との出会いがその都度私たちを救ってくれました。
経営の指南役となってくださった上司、無償で相談に乗ってくれた業界の先輩方――そうした方々の支えがなければ、創業期を乗り越えることはできなかったでしょう。
共に苦楽を味わった創業メンバーの存在も欠かせません。売上が立たず給料も僅かな時期でも彼らは不満一つ言わず、「いつか必ず理想を実現しよう」と励まし合いながら努力を続けてくれました。小さな成功を皆で喜び、失敗して落ち込んだ時は皆で支え合う——家族のような固い絆がそこには生まれていました。創業期の苦労を乗り越えられたのは、ひとえにそうした仲間たちの存在と支えがあったからこそです。
私は経営者でありながら、彼らに何度も勇気づけられ、逆に力をもらってきました。この挑戦の日々を経て、私たちのチームは困難に負けない強さと、どんな困難も乗り越えていけるという自信を身につけることができたのです。
また、私が昼夜を問わず働く中で陰ながら支えてくれた家族の存在にも感謝しなければなりません。創業期の不安定な日々を見守り、信じて応援してくれた家族の支えがあったからこそ、私は全力で前に進むことができました。家族の理解と励ましは、私にとって大きな心の支えであり原動力でした。
INA&Associatesの理念と成長
幾多の困難を乗り越え、INA&Associates株式会社は少しずつ軌道に乗り始めました。創業から一年ほど経った頃、初めて創業メンバー以外の新たな社員を迎え入れることができた日のことを、今でも鮮明に覚えています。入社初日の彼に、私たちが掲げる理念やこれまでの歩みを熱く語りながら、「一緒に会社を創っていこう」と握手を交わした瞬間、私たちの輪が広がり、志が次の世代へと受け渡された実感が込み上げてきました。その感動は、会社が単なる事業体ではなく志を分かち合う仲間の集まりであることを改めて教えてくれました。
創業当初に掲げた理念とビジョンは、現在に至るまで私たちの事業の羅針盤として機能しています。「頑張る人が正当に評価され、報われる社会を創る」——これが私たちの不変の企業理念であり、存在意義だと考えています。創業時に定めた企業の使命「努力が正当に評価され、報われる仕組みを創ること」は、どんなに環境が変化しようとも決して揺らぐことのない軸として社内に浸透しています。
そして、その理念を具体化するために、私たちは明確なビジョンを掲げています。それは、「頑張る人が報われるためのプラットフォームを構築する」という未来像です。場所や育った環境に関係なく、誰もが自身の可能性を最大限に発揮できる舞台を作りたい——創業時から抱いているこのビジョンの実現に向けて、社員一同邁進しています。私たちの提供するサービスや仕組みが、お客様や取引先、さらには社会全体にとって、幸福や成功への道を拓く存在となることを心から願い、その実現に努めてきました。
この理念とビジョンのもと、私たちは日々の業務を通じて価値を提供することに全力を尽くしています。具体的には、不動産業界に根強く残る不透明な慣習を打破し、透明で公平な取引を徹底することで、お客様に安心と信頼を届けてきました。不動産の売買や賃貸の仲介においては、複雑になりがちな手数料体系を明確化し、情報を開示する姿勢を徹底しています。これにより、お取引いただいたお客様からは「INAはいつでも誠実で信頼できるパートナーだ」というお言葉をいただくまでになりました。その評価は私たちにとって何よりの財産であり、今後も守り続けていかなければならないものです。
また、私たちはテクノロジーの力を積極的に活用することで、新たな価値の創造にも挑戦しています。例えば、先述したオンライン内見の仕組みを平常時のサービスとして磨き上げ、遠隔地にいるお客様でもストレスなく物件検討ができる環境を整えました。さらに、地理的な制約を超えて優れた人財が活躍できるようなプラットフォーム作りにも力を入れています。地方に眠る人財と都市部のニーズを結びつけるプロジェクトでは、地域の雇用創出と業務効率化の両立を実現し、お客様と社会の双方に利益をもたらす取り組みとして評価をいただきました。こうした試みは始まりに過ぎませんが、私たちの掲げる「すべての人が輝き報われる社会」への一歩だと感じています。
事業領域も着実に拡大しています。創業当初は不動産の売買仲介からスタートしましたが、お客様の様々なニーズに応える中でサービスの幅を広げてきました。現在では、売買・賃貸の仲介だけでなく、収益物件の運用・管理などの不動産管理事業、IT技術を駆使して業界に革新をもたらすテクノロジー事業、そして人と企業をつなぐ人財紹介やコンサルティング事業へとフィールドを拡げています。例えば、不動産オーナー様向けには資産価値最大化のコンサルティングを提供し、人財不足に悩む企業様には地方人財を含め最適な人財をご紹介するなど、INAだからこそ実現できる総合的なソリューション提供に取り組んでいます。これにより、お客様の課題解決にワンストップで応えられる体制が整い、「INAに任せれば安心だ」という信頼を築き上げることができつつあります。
会社としての規模も、創業時の数名から今では多くの仲間を擁するまでに成長しました。本社のある大阪に加え、東京や神奈川といった首都圏にも拠点を構え、現場に密着したサービス体制を強化しています。各地の拠点で活躍する社員たちは皆、創業時からの理念を共有し、お客様のために一丸となって働いてくれています。社員一人ひとりの成長なくして、企業の成長はあり得ない——私はそう信じており、実際に社員の成長こそが会社の成長エンジンになっています。新人だったスタッフが経験を積んで頼もしいリーダーへと成長し、新たな価値を生み出していく姿を見ることは、経営者としてこの上ない喜びです。私は彼らが能力を最大限に発揮できる環境を用意し、挑戦を後押しすることを常に心がけています。社員が自身の強みを伸ばし、キャリアや人間として大きく成長できるよう支援すること——それ自体が社会への価値提供であり、ひいては企業価値の向上につながると確信しています。
こうして歩んできた数年間で、私たちは多くのお客様やパートナーの方々と出会い、支えられてきました。いただいた信頼に応えるべく全力を尽くす中で、少しずつではありますが業界内外からご評価をいただける存在へと成長してきたと感じています。しかし、私たちは決して現状に満足することなく、常に初心に立ち返りながら、次なる価値創造に挑戦し続けています。創業の原点である理念を胸に刻みつつ、これからも進化と挑戦を続けていく——それがINA&Associatesのこれまで、そしてこれからの歩みなのです。
未来への展望と決意
不動産業界は今、大きな転換期を迎えていると感じます。テクノロジーの進化や社会構造の変化に伴い、従来の常識が通用しなくなる場面も増えてきました。しかし、私はこうした変化を前向きに捉えています。これからの不動産業界は、より透明で、公正で、そして人々にとって身近で頼れる存在へと生まれ変わっていくべきだと考えています。その実現のためには、業界に身を置く私たち一人ひとりが現状に挑み、変革の旗手となる覚悟が必要です。INA&Associatesは、創業から培ってきた信念と実績を武器に、これからも業界の新しい未来を切り拓く役割を果たしていきたいと考えています。
まず、テクノロジーのさらなる活用は不可欠です。AIやIoT、ブロックチェーンといった革新的技術は、不動産取引の在り方自体を変える可能性を秘めています。例えば、ブロックチェーン技術による契約の効率化や、AIを活用した需要予測による的確な提案など、今までは想像もできなかったソリューションが現実味を帯びています。私たちはそうした最先端の技術を積極的に取り入れ、お客様にこれまで以上にスピーディーで付加価値の高いサービスを提供していくつもりです。ただし、テクノロジーはあくまで手段であり、中心にいるのは常に「人」です。どんなにデジタル化が進んでも、人間同士の信頼関係や温かみは決して色褪せることはありません。だからこそ、私たちは人間味あるコンサルティングと最新技術の融合によって、お客様一人ひとりに寄り添った最良の提案ができる企業であり続けたいと考えています。
次に、業界全体への波及効果にも目を向けています。INA&Associatesが率先して透明性の高いビジネスモデルを追求し成果を上げることで、同業他社にも良い影響が生まれ、業界全体が健全に発展していくことを期待しています。例えば、適切な利益配分や公正な評価制度が業界標準となれば、志ある若い人財がこの業界に飛び込んでくるきっかけにもなるでしょう。不動産業界に新たな風を起こし、「働く人が夢と誇りを持てる業界」に変えていく——それも私の大きな目標の一つです。業界の未来を語るとき、常に頭にあるのは「次世代」への責任です。今の私たちの挑戦が、未来のスタンダードを創る礎になると信じ、日々の仕事に取り組んでいます。
会社の成長戦略としては、現状の延長線上に留まるのではなく、新たな挑戦を積極的に行っていく考えです。具体的には、既存事業の深化と拡大はもちろんのこと、これまでに培ったノウハウを生かして新規事業やサービスモデルの開発にも乗り出していきます。例えば、不動産とテクノロジーの融合をさらに推し進め、オンライン上で完結する不動産プラットフォームの構築や、データ分析に基づくコンサルティングサービスの高度化などに挑戦したいと考えています。また、お客様の視点に立ったサービス改善を続けることで、取引や管理の煩雑さを解消し、よりシンプルで利用しやすい仕組みを提供していきます。常に顧客志向を忘れず、「INAに任せれば安心だ」と言っていただける存在であり続けるために、進化を止めることはありません。
さらに、将来的なビジョンとして私はINA&Associatesを世界に通用する企業へと成長させたいと考えています。幸いなことに、INAには多言語に対応できるスタッフや海外の不動産事情に精通したメンバーも在籍しており、既に海外の投資家様やクライアント様との取引実績も増えてきました。これを土台に、ゆくゆくは海外市場への進出や、グローバルな人財ネットワークの構築にもチャレンジしていきたいと思います。私たちの掲げる「世界No.1の人財投資カンパニー」という壮大な目標は簡単に達成できるものではありませんが、高い志を掲げるからこそ得られる成長があると信じています。国境や業界の垣根を越え、INA&Associatesの理念を世界中に広めていきます。例えば、日本の地方で才能ある人財がINAのネットワークを通じて海外のプロジェクトに参加したり、海外の投資家が言語の壁を越えて日本の不動産に安心して投資できるようになる未来を実現したいと考えています。その壮大な夢を胸に、着実に一歩一歩を踏みしめていく所存です。
私にとって、社員、お客様、そして社会は、会社の三本柱のようなかけがえのない存在です。社員がいるからこそサービスを提供でき、お客様がいるからこそ事業が成り立ち、社会があるからこそ私たちの存在意義があります。これからの未来においても、その関係性を大切に育んでいきたいと思います。社員に対しては、一人ひとりが夢や目標を持ち、それをINAという舞台で実現できるような会社でありたいと願っています。働きがいのある職場環境を整え、成果が正当に評価される評価制度を維持し、社員が長期的に成長できる場を提供し続けます。お客様に対しては、単なる取引相手ではなく生涯のパートナーとして寄り添い、その人生やビジネスの成功に貢献できる存在でありたいと考えています。一件一件のお取引の先にあるお客様の笑顔を想像し、その実現のために尽力する——そんな姿勢を貫きます。そして社会に対しては、企業としての責任を果たし、業界の健全な発展や地域社会への貢献に取り組み続けます。
未来を展望すると、課題も山積していますが、それ以上に無限の可能性が広がっているように思います。
私は今、かつてないほどに強い決意をもってこの未知の未来に立ち向かっています。創業者としての責任と誇りを胸に、どんな困難が訪れようとも怯まず、志を同じくする仲間たちと共に前進していく所存です。創業時に抱いた熱い想いを再び胸に灯し、新たな挑戦への扉を開いていく——その決意を新たに、次なるステージへと踏み出してまいります。
想いの継承
振り返れば、創業の日から今日まで、私を突き動かしてきたものは常に熱い想いでした。業界を変えたい、人々が正当に報われる社会を創りたいという情熱は、一瞬たりとも消えることなく私の胸に燃え続けています。そして今、その炎は私一人のものではなく、INA&Associatesに集う全ての仲間たちの心の中で燃え広がっていると感じます。創業時に灯したこの信念の火を、これからも絶やすことなく次の世代へと継承していくことが、私の新たな使命だと思っています。
私たちの志は、個人の野望ではなく「みんなの志」へと昇華しました。共に働く仲間たちが自らの使命としてこの想いを抱き、日々の業務に励んでくれていることは、何にも代えがたい喜びです。私は経営者であると同時に、一人の仲間として、皆と同じ夢を見て、同じ目標に向かって走っているつもりです。だからこそ、これから先どんな困難や試練が訪れようとも、私たちは一丸となって乗り越えていけると確信しています。創業期から積み重ねてきた経験と絆、そして培われた文化は、次第にINA&Associatesという一つの「家族」の伝統となりつつあります。その伝統を守り育てながら、新しい仲間にも受け継ぎ、さらに大きな力へと昇華させていきたいと願っています。
共に歩んできた仲間たちへ、心から感謝を伝えたいと思います。皆さん一人ひとりの支えと努力があったからこそ、今日のINA&Associatesがあります。苦しい時に励まし合い、嬉しい時に分かち合ってきたその積み重ねが、私たちの強さの源です。皆さんが日々示してくれる情熱とプロフェッショナリズムに、私は何度も勇気づけられてきました。これからも共に夢を追いかけ、共に未来を創っていきましょう。私たちが描く理想は、決して一人では実現できません。それぞれの持ち場で力を尽くし、互いに支え合うことで、初めて大きな目標を達成できるのだと、創業からの道のりが教えてくれました。
また、私たちの理念に共感し、ともに歩んでくださっているお客様やパートナー企業の皆様にも、この場を借りて深く御礼申し上げます。皆様から寄せていただいた信頼と期待こそが、私たちが前へ進む原動力となっています。これからもその信頼に応えるべく全力を尽くしてまいります。
最後になりますが、INA&Associatesの創業の想い——「頑張る人が正当に報われる社会を実現する」という志は、これからも私たちの原点であり続けます。この想いを胸に、社員一同、未来に向かって力強く歩んでいく所存です。まだ見ぬ明日へ挑戦し続ける私たちではありますが、その足取りは、創業の日から燃え盛る熱意によってこれからも支えられていくことでしょう。
私自身、この先も皆と共に学び、成長し、理想に向かって邁進していきます。
共に志を語り、共に挑戦し、共に未来を築いていきましょう。 INA&Associates株式会社のこれからに、どうぞご期待ください。そして、同じ志を持つ皆様とともに、更なる高みへ挑んでいけることを心から楽しみにしています。そして、この物語の続きを皆さんと共に紡いでいけることを願っています。
