創業の想い
「人財」へのこだわり
INA&Associates株式会社は、2020年2月に大阪で誕生しました。創業者である稲澤大輔が、不動産業界で長年培った経験をもとに「努力が正当に評価される社会を作りたい」という強い想いから設立した会社です。
創業当時、不動産業界には多重下請け構造が根強く存在し、現場で懸命に働く人々がその貢献や努力を正当に評価されにくい状況がありました。私たちは、この状況を変えるために「頑張っている人がきちんと報われるプラットフォームを作ろう」というビジョンを掲げました。そして、「人こそが会社の財産である」という考えから、「人材」ではなく「人財」という言葉を大切に使い始めました。


HISTORY
会社の歴史
MESSAGE
代表メッセージ
設立の経緯
皆さま、はじめまして。INA&Associates株式会社の稲澤大輔と申します。私は不動産業界で長らく仕事をしてきた中で、現場で懸命に働いている方々が正当に評価されず、報われないケースを幾度となく目にしてきました。特に建築や不動産管理の現場に存在する多重下請構造は、努力している人の姿が見えにくく、不透明な取引のせいで正当な報酬を得ることすら難しい状況が生まれています。こうした業界の構造的な課題を何とかしたい――その思いが私の原動力となり、2020年2月に大阪でINA&Associatesを創業いたしました。
創業当初から掲げるビジョンは「頑張る人が正当に評価されるプラットフォームを創る」ことです。
私たちは短期的な利益よりも、明確な理念にもとづいて、人と社会に寄り添う姿勢を大切にしています。「人財」こそ企業成長の源泉であるという信念は、創業以来から揺らぐことのない私たちの信念です。
初期の事業と市場環境
立ち上げ当初は富裕層向けの収益不動産の仲介事業に加え、デジタル技術を活用したオンライン不動産サービス「Town Map」を立ち上げました。ユーザーと不動産会社との情報格差を少しでも埋めようという試みをスタートしました。2020年10月に正式リリースした「Town Map」は、利用者が正しい情報とリスクを把握できるよう設計しており、“不動産をもっと分かりやすく、使いやすく“という私たちの考えを体現したサービスです。当時は新型コロナウイルス感染症による変革期においても、「いかなる環境下にあっても人は成長できる」という信念を行動の原点とし、技術や新たなアイデアを積極的に取り入れてまいりました。
事業拡大の歩み
事業拡大のステップ
2020年2月の創業後、私たちは大阪本店に続き、東京にも営業所を開設し、不動産×ITを融合した事業を積極的に展開しました。
「Town Map」リリースや不動産会社向けWebサイト構築サービス「INA WEB」の展開を経て、2021年7月には賃貸管理事業に本格的に参入いたしました。創業時から多くの不動産オーナーと面談を重ねる中で、賃貸管理の在り方にもまだ多くの課題が残っていると感じたため、自社システムを使い、管理手数料を定額制(月額1,100円)にするなど新しいモデルを打ち出しています。
不動産管理事業を始めたことで、名実ともに総合的な不動産サービス企業へと成長しました。この新たな不動産管理のモデルは、多くのオーナー様にご支持いただき、順調に管理戸数を伸ばしております。
また、メディアや業界紙への取材を通じ、私たちの取り組みや働き方改革も取り上げていただくようになりました。こうした改革は、創業当初から掲げていた「人財を大切にする」理念の実践であり、社員一人ひとりが意欲を持って成長できる風土づくりに直結しています。
人財紹介事業への挑戦
2024年から「関わる人の可能性をさらに広げたい」という思いで、不動産業界に特化した人財紹介事業を始めました。不動産の現場で培ったノウハウと、データ分析技術を組み合わせることで、一人ひとりの持つ強みや将来性に着目したマッチングを行っています。「頑張る人が正当に評価される社会を創る」という創業理念を、いよいよ会社の垣根を越えてサポートしたいという気持ちが、この事業に込められています。
企業理念の深化
創業当初の理念
私は、起業前の経験から「頑張る人が報われるプラットフォームを創る」という強い信念に突き動かされてきました。
「人財投資カンパニー」としての確立
しかしながら、年月を重ねるごとに、私たちの企業理念はより明確かつ大きなビジョンへと昇華していきました。
現在では「世界No.1の人財投資カンパニーを目指す」というビジョンを掲げ、人を“企業の宝“として育て、その可能性を引き出すことに力を注いでいます。
そして、私たちはあえて「人材」ではなく「人財」という言葉を使い、「人こそが企業にとって最大の資本である」と示しています。
これは、私自身が創業時に抱いた「人こそ企業価値の源泉」という信念を、より一層強い決意をもって宣言するものでもあります。
現在の事業展開と今後の展望
不動産・IT・人財が生むシナジー
現在、INA&Associatesは不動産仲介・賃貸管理・ITソリューション・人財紹介・コンサルティングの5領域を有機的に結び付け、企業としての総合力を強みに事業を進めています。
不動産領域で言えば、富裕層向けのコンサルティングから一般ユーザーの物件仲介までをカバーし、管理事業では定額制を中心に高い透明性を提供しています。
ITソリューション事業ではWebサイト構築や業務システム開発を行い、賃貸管理や人財紹介と連携しながら顧客のDXを支援しています。
人財紹介事業においては、不動産業界に特化した専門性を活かし、企業と求職者双方にとってより最適なマッチングを実現しています。
このように、私たちはただ事業を増やすだけでなく、各領域を横断的につなぎ合わせることで「総合的にお客様や社会のニーズを満たす」ことを大切にしています。
こうした多角化戦略によって、受注機会や情報リソースを相互に活かせるほか、人財育成面でも幅広いキャリアの選択肢を社員に提供できる点が大きな強みです。
未来に向けた取り組み
INAが掲げる最終目標は、やはり「あらゆる人が正当に評価され報われる社会を創る」ことです。
私たちにとっての“世界No.1の人財投資カンパニー“とは、利益や規模だけでなく、
“人をどれだけ成長させ、どれだけ幸せを生み出せるか“
という指標で世界一を目指す企業だと考えています。
たとえば今後は、AIなどのテクノロジーも積極的に取り入れ、さらなる業務効率化と情報の透明化を追求したいと考えています。
また、働き方改革や多様な人財の活用にも経営としてもコミットし、社員がどんなライフステージにあっても成長できる環境を提供してまいります。
私自身、創業から5年が経過した今もなお、当初の思いは少しも色あせていません。
むしろ、事業規模が拡大するにつれて一つひとつの行動が及ぼす影響が大きくなり、「人財」への責任と投資をさらに強く意識するようになりました。
これからのINA&Associatesは、不動産という縦軸にテクノロジーという横軸を交え、その交差に「人」を置き、その人が持っている人間力を武器に、社会にとって不可欠なサービスを生み出し続ける会社として歩み続けます。
関わる全ての方々に幸せが行き渡り、“頑張る人がきちんと報われる社会“が実現する――その日を目指し、今後も挑戦をやめることはありません。
私たちが大切にする「人財投資」という考え方は、不動産やIT、そして人財紹介など多様な領域で真価を発揮すると確信しています。
これからも「頑張っている人が正当に評価され、報われる社会」に向けて、私たちは前進し続けてまいります。
